サイバーフロントは、PSP用ソフト「そらいろ Portable」を2012年9月6日に発売する。価格は、通常版が6,090円(税込)、初回限定版が8,190円(税込)。
本作は、2009年に「ねこねこソフト」よりPCゲームとして発売された「そらいろ」のPSP移植版。プレイヤーの選択によってストーリーや、ヒロインたちの性格が変化する分岐型アドベンチャーゲームだ。
子供時代に出会った3人の女の子たちがヒロインとなり、共に成長してきた幼馴染たちとの忘れられないひと夏が描かれる。
PSP版では、各ヒロインの魅力を詰め込んだ新規シナリオを4本追加収録。さらに、新規CGを多数追加し、演出も強化されているぞ。そのほか、PSPの最適化した16:9の画面比率と、オリジナル版と同様の4:3の画面比率のどちらでもゲームが楽しめる。
なお、初回限定版には、ソフトに加え「ボイスドラマCD」と「特製ブックレット」が同梱される。
ストーリー
―そらのいろ。
それは移りゆくモノ。
見上げれば、常にそこに在るにも関わらず…
決して同じ色を見せることもない、一期一会の姿。
ある夏の日、父親に連れられ田舎の町へとやってきた主人公の健士。そこで出会ったのが、素直で可愛らしいイトコ、愛衣だった。それから1年ほどの時間がたち…親同士の再婚で、二人は兄妹へと変わった。
翌年。隣の家に越してきたのは、少し手のかかる女の子、つばめ。同じ歳、向かいの家ということもあって、やがて二人は知り合いから友達へとなり…いつしか幼なじみへと変わった。
更に翌年。愛衣の友達として出会ったのは、一つ年下の花子。最初はケンカ相手のような二人だったが、少しずつ健士を慕うようになってくる。
―それから10年近くが経った現在。今も健士の「最も傍」に居るのは誰でしょうか?
そしてこれからも、最も傍にいるのは誰でしょう…
その時の空は、一体どのような色に見えるのでしょうか…
子供時代の過ごし方で大きく分岐するゲームシステムを紹介!
子供パート
冒頭の子供パートでは、主人公と幼馴染たちとの出会いが描かれる。子供時代をどう過ごすかに応じて、主人公にとって最も身近な相手が決まり、主人公を取り巻く環境も少しだけ変化する。
現代パート
子供パートが終わると、3つの世界に分岐。それぞれの世界で、ヒロインたちの性格が少しずつ異なる。もちろん、それぞれに個別ルートが用意されているため、攻略ルートは9通りとなる。
愛衣世界
メインルート(愛衣):素直でちょっと控え目な「妹」が最も身近な存在に。
サブルート(つばめ):ぽんこつなお隣さんが、ややクイックに!?
サブルート(花子):やかましい年下がおしとやかに。髪もロング。
つばめ世界
メインルート(つばめ):隣に住むぽんこつな「幼馴染」が最も身近な存在に。
サブルート(愛衣):控え目だった妹が少しだけ積極的に?
サブルート(花子):相変わらずやかましい、年下の後輩。
花子世界
メインルート(花子):無駄に元気な、面白い「後輩」が最も身近な存在に。
サブルート(愛衣):相変わらず素直な妹。
サブルート(つばめ):ぽんこつだったのが、ちょっとHに?
キャラクター
初芝 健士(はつしば けんじ) 主人公
幼い頃にこの田舎町で、親戚の家に預けられる。そこで出会った女の子たちと共に、 今でも幼なじみとして過ごす。
初芝 愛衣(はつしば あい) 妹
素直で素直で素直な正統派。家事全般にも優れ、普段はしっかり者だが、抜けた一面を発揮することも。お兄ちゃん好き好きビームを出せる。
身長:151cm
B80・W56・H82
血液型:A
友坂 つばめ(ともさか つばめ) ぽんこつ
主人公のクラスメート。幼なじみ筆頭。隣りの家に住む。 すぐ泣く、笑う、すねるの三拍子。東京ドーム3杯分のぽんこつ。
身長:159cm
B90・W58・H87
血液型:O
篠原 花子(しのはら はなこ) うるさい後輩
愛衣のクラスメートにして親友。明るく元気でよく喋る。やかましい。その全てに「無駄に」が付いてしまう、愛すべきおバカキャラ。
身長:162cm
B85・W57・H84
血液型:AB