ソニー・コンピュータエンタテインメントアジアは、台湾向けビジネスを展開するソニー・コンピュータエンタテインメントタイワンがPS3、PS Vita、PSP用ソフトの中国語ローカライズ事業を行う「中国語ローカライズセンター」を2012年4月より台北にて本格稼働した。

SCE Asiaは、2001年12月にPS2用ソフト「ICO」の繁体字中国語版をリリースを皮切りに、業界で初めての取り組みとなる本格的な中国語ローカライズをSCE Asiaの東京オフィスにて取り組んでおり、これまでに「Gran Turismo」シリーズ、「Uncharted」シリーズなどの自社タイトルを中心に、合計100以上のタイトルを中国語にローカライズしてきたという。

同社では、台湾で「プレイステーション」プラットフォームが拡大するなか、中国語版ローカライズタイトル数のさらなる拡大、およびソフトウェアタイトルの品質向上を目指し、2011年7月より台北で「中国語ローカライズセンター」を試験的に開設。

翻訳からデバックまでの工程に対応した同センターで、これまでにPS Vita用ソフト「みんなのゴルフ6」(SCE WWS JAPAN Studio)をはじめ、PS3用ソフト「ファイナルファンタジーXIII」(スクウェア・エニックス)、「忍道2 -散華-」(スパイク)など計6本の中国語ローカライズタイトルをリリースしてきた。

今後についても、PS Vita用ソフト「ラグナロク オディセイ」(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)、「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」(インデックス)をはじめ、多くのソフトウェアメーカー各社がタイトルを提供。また同時に、台湾・高雄にデバッグを担うデバッグセンターの開設も予定しているということだ。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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