セガは、PS3向けゲームソフト配信サービス「PlayStation2アーカイブス」において、「セガメモリアルセレクション」を10月17日に配信すると発表した。価格は800円(税込)。
「セガメモリアルセレクション」は、1970年代後半から1980年代前半のテレビゲーム黎明期に人気を博した「ヘッドオン」などの懐かしのタイトルの数々を、1タイトルにギュッとまとめたボリューム満点の内容だ。収録タイトル数はなんと10本で遊びごたえ満点、かつ800円(税込)というお手頃価格で登場するぞ。
タイトル概要
「ヘッドオン」
1979年のアーケード作品。対抗車を避けながら、迷路のような画面上のドットを消していく、元祖・ドットイートゲーム。ボタンを押している間だけプレイヤーの車のスピードはより速くなる。真っ青な画面の迷路を高速で駆け抜けていく赤い車の美しさと、響くエンジン音など耳に残る独特のサウンドが印象的で、全国のゲームセンターで人気を博した。
「ヘッドオン アレンジバージョン」
オリジナルより迷路を高速で走り抜けるドットイートの爽快感がさらにパワーアップした。プレイヤーは“光”となって、2段階の加速を使い分ける。分岐を加えた複数のマップや、新しいアイテムを追加。単純なルールの中で反射能力を高める新感覚ドットイートレースゲーム。
「トランキライザーガン」
1980年のアーケード作品。迷路と化したジャングルに潜むヘビ、ゴリラ、ライオン、ゾウの4種類の猛獣たちに麻酔銃一丁で立ち向かうハンターの活躍を描くアクションゲーム。猛獣の種類によって必要な麻酔銃の弾数が異なり、獲物から逃げるか留まって撃ち続けるか、あるいは捕らえた獲物をジープへ連れ帰るかどうかの駆け引きが熱く、これまでのゲームにはない奥深い戦略性を持っており、多くのファンを生んだ。
「トランキライザーガン アレンジバージョン」
9種類の迷路を冒険するマップスクロールアクションへと進化。スタート時に与えられた条件をクリアしていく。3種類に増えた銃や新たなリロードシステムなど、白熱した駆け引きが味わえる。
「ボーダーライン」
1981年のアーケード作品。赤いジープを操作して、ルールの異なるフィールドを冒険してターゲットを破壊していくシューティングゲーム。可変則・縦スクロールで進んでいく第1ステージ、草むらを掘り進む第2ステージ、迷路で戦う第3ステージ、最終ターゲットを撃破する第4ステージのバリエーション豊かな4種類のステージをクリアしていく。ステージごとに新たな展開がある点が当時としては新しかった。
「ボーダーライン アレンジバージョン」
アナログスティック2本を駆使する、全方向スクロールシューティングゲームへと全面的に進化。巨大な敵エリアを移動しながら、基地にあるすべてのターゲットを破壊していく。ソードやファイアなど、3種類の武器をセレクトして戦う。
「コンゴボンゴ」
1983年のアーケード作品。いたずらゴリラへの復讐のため探検家がゴリラの待つゴールへと向かっていく、クォータービューのジャンプアクションゲーム。オリジナルのアーケード版は「ティップタップ」として発売されていたが、本作は日本ではなじみの深い「コンゴボンゴ」として登場。
「コンゴボンゴ アレンジバージョン」
シンプルなジャンプアクションはそのままに、完全新規ステージ&アレンジステージの全10ステージにパワーアップ。秘境の奥にある宝を求めて冒険する前半ステージと、ゴリラと宝をめぐって対決する後半ステージで構成されている。オリジナル版から敵の種類や仕掛けなども追加された。
「どきどきペンギンランド」
1985年に発売されたSG-1000の作品。ペンギンを操作し、タマゴをうまく転がして、ガールフレンドへタマゴを届けるパズルアクションゲーム。誰でもすぐに理解できる単純なルールながら、頭を使わないとクリアできない多彩なステージが多数用意されており何度でも楽しめる。
「どきどきペンギンランド アレンジバージョン」
基本ルールはオリジナル版と変わらないが、キャラクターのかわいらしさが倍増し、新たにタマゴのパワーアップアイテム、新ブロック、新エネミーが追加され、新たに30ステージがプレイできる内容となった。
「セガメモリアルセレクション」公式サイト
http://ages.sega.jp/vol23/