セガは、2013年2月28日に発売を予定しているPSP用ソフト「シャイニング・アーク」において、新たに判明した2人のキャラクターや、街中や戦闘などで多彩な効果を発揮するパニスの歌に関する情報を公開した。
本作は、古代遺跡が点在する美しい自然に囲まれた神秘の島を舞台に、翼を持った不思議な少女との出会いから始まる物語を描いた、人と人との心をつなぐRPG。魅力的なキャラクターたちと共に、さまざまなモンスターとのバトルや、自給自足の島生活を楽しむことができる。
第1報では本作のバトルシステムを紹介したが、今回はゲームの舞台となるアルカディア島や主要キャラクターなどの続報をお伝えしていこう。
新たに判明した主要キャラクターを紹介!
魔断の射手 キルマリア(CV:早見沙織)
「聖なる神の名のもとに魔を祓う! それがわたくしのジャスティスです!」
黒い翼を持つパニスを悪魔だと信じて追い続けているシスター。とにかく正義のかたまりのような娘。本来は生真面目で堅物な性格だが、そそっかしいところも多く、わりとドジっ娘。
悪を発見すると持ち前の慎重さを失い、自制がきかないほど暴走気味でやりすぎてしまうアブナイ娘。二丁の銃を自在に操り、血のように赤い瞳で狙った獲物は逃さない。神の敵に対しては容赦がない。
聖なる島の守り神 アダム(CV:中井和哉)
「ワタシには理解不能です。カナシイ…という感情が、プログラムにはありません」
島の遺跡で眠っていた古代の遺産。「天使」の来訪に呼応するかのように目覚め、起動したフリードをマスターとして認識する。独立した思考回路を持ち、村の人々を守ることを第一に行動する。巨体に似合わず物腰やわらかい振る舞いが親しまれ、力仕事や農園を手伝うようになる。
感情は持たないため、淡々と任務をこなすが、一度始めたことは止めるのがむずかしい頑固なところも。特技は畑仕事だが、戦闘では本来の兵器としての力を発揮する。
序盤ストーリーの一場面を紹介
天使の伝説を描いた石碑を見に来たフリードとパニスの前で、村の守り神が突然動き始める。動き出したアダムはフリードのことをマスターと認識して活動を再開する。
パニスを黒い翼の悪魔と断じ、正義の名のもとに葬るために現れた、エクソシストのキルマリア。古代文明の調査も行なっているキルマリアは悪魔であるはずのパニスが島の伝承では天使だと聞き、島の遺跡に興味を示す。
気分と絆の深さがカギを握るパニス
パニスはほかのキャラクターと異なり、ゲーム開始当初は戦闘で攻撃といった操作を行うことができず、気分によってはいきなり歌を歌い出したりと、完全に自動で行動するようになっている。しかし物語を進め、パニスとの絆を深めることで大まかな指示を出せるようになっていくのだ。
また、パニスは気分によって戦闘中に敵を攻撃したり、味方を援護したりといった行動も変化する。パンを上げるとパニスの気分が変わることがあるので、いろんなパンをあげてみよう。
さらにパニスは、バトルフィールドや街中などで歌を歌うことができる。戦闘中に歌えばさまざまな支援効果を発揮し、街中では作物がよく育ったり魚がたくさん釣れるようになったりと、村に恵みをもたらしてくれる。街中の場合、ソングポイントと呼ばれる場所で1日に1回パニスに歌ってもらうことが可能だ。
遺跡に現れた「異形の巨像(ネフィリム)」
キルマリアと共に調査に訪れた遺跡で、突如現れた異形の巨像(ネフィリム)。彼らの出現はやはりパニスと何か関係があるのだろうか…? 今回明らかになったのは、調査に向かった遺跡で現れた蝶のような異形の巨像だ。この巨像は、6つの浮遊体を駆使してフリードたちに襲い掛かってくるぞ。
本作の舞台をイメージボードと共に紹介
本作は、絶海の孤島「アルカディア島」にある「アゼル村」を生活の拠点に冒険を繰り広げていくこととなる。ここではアルカディア島にある施設を、イメージボードと合わせて紹介しよう。
アゼル村の中央広場
アゼル村で一番の賑わいを見せる中央広場。学校や鍛冶屋をはじめ、酒場などもあり、昼夜問わずにさまざまな人達で賑わっている。
島の牧場
農牧が盛んなアゼル村では、いたるところにのどかな風景が広がっている。
遺跡の内部
アゼル村にある大きな古代遺跡の内部。中央には神秘的な光を放つクリスタルが鎮座してある。アダムはこのクリスタルの手前に守り神として鎮座していた。
太古の祭壇
アルカディア島に広がる深い森の奥には古代文明の名残を感じさせる石像がある。島の至る所にこれと同じような石像があるのだが……。