セガネットワークスは本日1月23日、iOSアプリ「デーモントライヴ」の発表会を開催し、ゲーム内容の紹介や2月下旬のサービス開始に先駆けて行える事前登録の特典などを公開した。
「デーモントライヴ」は、プレイヤーが謎の秘密結社オメガ・サベイランスの総督となって、デーモン(悪魔)に変身する能力を持つエージェントたちを操り、世界を脅かす本物のデーモン軍団の侵攻を防ぐために戦う、協力対戦型バトルRPGだ。
今回の発表会では、2月下旬に予定されている本作のサービス開始に先駆け、開発スタッフによるゲーム紹介や、Web企画「秘“蜜”結社デーモントライヴ」に出演している壇蜜さんとデーモン閣下をゲストに招いてのトークなどが行われたので、その模様をお届けする。
「デーモントライヴ」発表会
発表会の始めには、セガネットワークス代表取締役社長の里見治紀氏が登壇し、スタートの挨拶を行った。そこで里見氏は「現在スマートフォン上ではカジュアルゲームも人気ですが、本格的なゲーム体験を求めている人もいると考えています」と、ゲーム市場について簡単にコメント。
そして1年以上の歳月をかけて開発してきた「デーモントライヴ」で、その本格的なゲーム体験を求めるニーズ応えていきたいと、サービス開始へ向けての意気込みを語った。
続いては、本作の開発に携わる菊池正義氏が登壇し、ゲームの紹介を行った。菊池氏はまず、スマートフォンでゲームを開発するにあたり「最高峰のゲーム体験をスマートフォン上で実現する」「ゲームファンにこそ楽しんでもらえるゲームを作る」をコンセプトにしたという。
そうして開発された「デーモントライヴ」では、ライブ感のある熱いバトルで協力と対戦の面白さを、悪魔をテーマにした世界で展開する深い物語を味わえるようになっている。それを踏まえ、「デーモントライヴ」はゲームファンに、かつてゲームに熱中していた人にこそプレイしてほしいタイトルだとアピールした。
会場では、本作の見どころをまとめたPVも上映された。
この後は、公式サイトで展開されている企画「秘“蜜”結社デーモントライヴ」に出演しているエージェント蜜(ハニー)役の壇蜜さんと、これまではその存在がベールに包まれていた総督役のデーモン閣下がゲストとして登場し、さまざまなトークを繰り広げた。
エージェント蜜(ハニー)の格好で現れた壇蜜さんは、衣装について「ピッチリしていてエージェントっぽく、動きやすい服なので気に入っています」とコメント。また、右の太ももと胸元に描かれたタトゥーを見せ、色仕掛けを巧みに使うエージェント蜜(ハニー)らしく、セクシーさをアピールした。
なお、壇蜜さんとデーモン閣下は公式サイトで公開されている動画の撮影で初めて共演したとのこと。お互いの印象の話題になると、デーモン閣下は「もっと洋風な押し出しが強いかと思っていたけど、和のテイストを醸し出している人だと感じました」とコメント。それを受けて壇蜜さんは「(自身の胸に手を当てつつ)押し出したいのですが、押し出せる資源が…」と悩ましげに話し、ちょっと踏み込みづらい返答をしていた。
続いては、“悪魔に変身できる特殊能力を持ったキャラクターたちが本物の悪魔と戦う”という本作のコンセプトについての話が展開。壇蜜さんは「普通は悪魔をやっつけるものが多いと思うので、自分を悪魔に変えて戦うのは新鮮で、斬新だと思いました」と感想を述べた。ゲームのPR活動をしていく中で、ゲームについて知りたいという気持ちも高まったという。
一方、“悪魔”であるデーモン閣下には、ゲーム中でどんな悪魔になってみたいかとの話題が振られていた。「自分が悪魔なので変身する必要はないんじゃないかと思うかもしれないけど、たまには違う悪魔になってみるのもいいね」とノリノリなデーモン閣下は、スタッフから渡された悪魔のイラストの中から「混沌ナイアーラトテップ」という悪魔を選択していた。
この後は、壇蜜さんとデーモン閣下がプロモーション動画内で「秘“蜜”結社デーモントライヴ」に所属しているという設定から、二人が持っている秘密を披露してもらうことに。
壇蜜さんは、齋藤支靜加として「龍が如く4」のキャバ嬢役でデビューしているのだが、とある人のプッシュがあってこそデビューできたと話す。
その人こそが「デーモントライブ」の開発スタッフである菊池氏なのだが、壇蜜さんが伝え聞いた話では、キャバ嬢オーディションの書類選考で没になった履歴書の中から選び直し、次のオーディションへと進めたというエピソードもあるのだとか。
まだ会場内に控えていた菊池氏に真偽のほどが尋ねられると「没にはなっていなかったですが、押したのは確かです」との回答が寄せられていた。
次いで、デーモン閣下が秘密を尋ねられると「秘密は人に言わないから秘密なんじゃないか」としつつも、この場で披露できるエピソードとして、この姿で初めて飛行機に乗った時のことを語ってくれた。スケジュール上、どうしても一日でこなさなければいけない仕事の移動のため、この“真の姿”で新幹線に乗ることは珍しくないというが、2012年になって初めて飛行機にも乗ったのだという。
もちろん金属探知機を通らねばならないので、しっかりと装飾品を外したところ、一発で無事に通れたとのこと。ただ、会員用の入口やラウンジなど、なるべく人のいないところを移動しようとしたようだが、搭乗口までの距離が長く、多くの人の目がある中を歩く結果になってしまったと話していた。
「閣下とは言われなかったけど、キャビンアテンダント(客室乗務員)の対応はすごく丁寧でしたよ。お客様、○○はいかがでしょうか?って真っ先に来てくれました」と、搭乗のエピソードで盛り上がるも、発表会も終わりが近づき、最後はゲームの話に。
2月下旬サービス開始予定の本作だが、本日1月23日から事前登録の受付が開始されている。登録を済ませるとデーモン閣下をモデル(正確にはデーモン閣下が演じたイナイン総督をモデル)にした悪魔「イナイン=エルゴ=スム」が入手できるのだが、それを閣下自らがアピールした。
最後には、ゲームユーザーへ向けてのメッセージも寄せられた。
壇蜜さん:私たち人間には、心の中に天使と悪魔の部分があると言われていることもあります。今回のゲームは、その悪魔の部分にフューチャーした斬新な内容だと思っています。悪魔が出す世界観、背徳感に、ゲームの中で酔いしれてくれたら嬉しいです。
デーモン閣下:「デーモントライヴ」ではまだ発表できないことがたくさんありますが、その草案をちょっとだけ見せてもらいました。その中には、森羅万象と言ってもいいぐらい、ありとあらゆるところからの魔物、異形のものたちが集められていました。
一体どのような悪魔をプレイヤーが駆使できるのか。異形のものたちを使って変身願望を満足させてくれながら、異形のもの同士で戦う面白さ。これは今までにあまりなかったものだと思います。
(C) SEGA Networks
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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