バンタンは、新たにバンタンゲームアカデミー大阪校を設立し、2014年4月の開校に向けた生徒募集を開始した。

日本のゲーム業界は、1980年代以降の家庭用ゲーム機や携帯ゲーム機の普及により、国内市場を牽引してきました。しかし、1997年を境に市場は減少傾向にあり、その大きな要因として、少子化によるゲームユーザーそのものの減少や世界的な不況による娯楽費の縮小などがあげられます。そうした市場の変化により、近年発表されるゲーム作品は、ヒットゲームとそうでないゲームの二極化も進んでおり、業界全体として、ゲーム人口の拡大が継続的な課題として掲げられています。

また一方で、ゲーム業界各社は、東日本大震災以降、開発拠点を関西に移す会社も少なくないため、業界で働く労働者の環境においても、これまでのような“ゲーム業界で働く=上京”という考え方に固執する必要は無くなっているのが現状です。

1991年に業界に先駆けて設立した、バンタン電脳情報学院(現:バンタンゲームアカデミー)の開校以来、ゲーム分野の即戦力人材の育成を行なってきたVantan(バンタン)は、業界の変化に合わせる形で拠点を広げ、ゲーム分野に興味を持つ若者たちとの接触機会を増やし、身近な場所に学びの環境を提供し社会に輩出していくことが、これからのゲーム業界の活性化には欠かせないと考えました。

以降、2014年4月の開校を目指し、各業界企業のと連携を図りながら、ゲームプログラマーやゲームグラフィッカー、キャラクターデザイナー、マンガ等の分野で積極的な生徒募集を行なってまいります。ゲーム業界の発展に向け、教育という切り口から活性化を目指すバンタンゲームアカデミーの今後にご期待ください。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー