【マチ★アソビvol.10】中村繪里子一日駅長がイベント開幕の出発進行！ゆるさ全開のアイマストークステージをレポート！

徳島発のエンターテイメントイベント「マチ★アソビvol.10」が5月3日～5日、徳島市で開幕した。ここでは、天海春香役の中村繪里子さんが登場した「アイドルマスター」のトークステージの模様をお届けする。

「マチ★アソビ」は、徳島にスタジオを構えるアニメ制作会社・ユーフォーテーブルの近藤光社長が発起人となり、アニメやゲームなどのコンテンツ関連企業、徳島県や徳島市を巻き込んで行なわれている総合エンターテイメントイベント。山河に恵まれた徳島の市街地を舞台にしたロケーションや、参加企業やゲストと来場者の距離が近い、地方開催ならではの空気感が魅力のイベントで、10回目を数えている。

今回は徳島市の象徴・眉山の山上と市街地を結ぶロープウェーで、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の桐乃と黒猫がガイドアナウンスを担当。新町川では、船で川を走ると橋の下に様々なアニメの巨大イラストが登場する「橋の下美術館」が出現するなど、町全体を巻き込んだ仕掛けはマチ★アソビならではだ。

中村繪里子さん

さまざまな作品・ゲストが登場するマチ★アソビで、今回の先陣を切ったのが「アイドルマスター」天海春香役の中村繪里子さん。今回のマチ★アソビで「アイドルマスター」絵柄の記念入場券が販売されることから、徳島駅の一日駅長に就任。駅長姿で特急列車を見送った後、記念入場券販売のテープカットを行なった。

中村さんは駅長姿が気に入ったそうで、テープカット終了後も周辺を散策、午後に行なわれたイベントでもプロデューサーさんたちに駅長姿を披露していた。

試遊で秘技・スイッチオフが炸裂！？

初日の午後には、新町川東公園で“アイドルマスターシャイニーフェスタ for iOS 配信記念トークショウ「プロデューサーさん！iOSですよ！iOS！」”が開催され、多くのプロデューサーさんが集結。ステージの周りはもちろん、ステージの斜め後ろにかかる橋の上にも観衆が鈴なりだ。

こちらのイベントは、4月22日に配信開始されたiOS版「アイドルマスターシャイニーフェスタ」の魅力を伝えるもので、中村さんと「アイドルマスター」総合ディレクター、ディレ1こと石原章弘氏がステージに登場、iPadで実際にプレイしながらゲームを紹介した。

しかし、ただの紹介では終わらないのが中村さん。プレイを映し出すためのモニターをいじってスイッチを消してしまったり、音量をいじろうとしてスイッチを消してしまったり、ただプレイをするだけなのに爆笑を呼ぶのは流石の一言だ。

最初に客席のリクエストで挑戦した「I want」は、ランクDといまひとつの成績。ここで中村さんは、事前に練習してきた「READY!!」でリベンジを宣言！　ところが設定変更の時、間違って一番難しい難易度が選ばれてしまい、やはり結果はいまひとつ。

画面の中でテンションが低い律子を見た中村さんは、即座にディスプレイのスイッチをオフ！　「律っちゃんおなかいたそうだったから、おなかいたい律子見せたらいけないと思って」と語って客席を笑わせていた。

トークでは中村さんにとって三度目の徳島訪問にまつわるエピソードも語られたが、今回中村さんは前日入りで徳島グルメを堪能したそう。「今日のお昼もハモ？　じゃなくてハマチのおさしみがおいしかった。iOS版の『シャイニーフェスタ』もあのハマチのように活きがよくて、やってみると歯ごたえがあるゲームです」とうまいことを言う中村さんだった。

また、イベント中には、中村さんの手形を象ったレリーフの初公開も行なわれた。このレリーフは、昨年中村さんがマチアソビで発表された「ニュータイプアニメアワード」で女性声優賞などを受賞したことを記念したもので、中村さんの手形と署名の刻印入り。本人のリクエストでオレンジ色に染め上げられたレリーフは、徳島市の東新町商店街に設置される予定となっているとのことだ。

フリートーク中心で、いつも以上にフリーダムで笑いに包まれたアイマスステージ。「こんなゆるいイベントは初めてですね」と苦笑した石原氏だったが、最後は「これからも中村さんが演じる春香とアイマスは続いていきますし、色々な展開もありますので、よろしくお願いします！」と締めくくっていた。