カプコンは7月18日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ニューヨーク・エリア内のパレスシアターにて、シューティング型サバイバルホラー・アトラクション「バイオハザード・ザ・リアル」プレスプレビューを開催した。

目次
  1. 生存確率はほとんどゼロ!?「バイオハザード・ザ・リアル」とは
  2. 「バイオハザード・ザ・リアル」プレスプレビュー
  3. プレスプレビューに駆け付けた小林裕幸氏と平林良章氏にコメントをいただきました!
  4. 4Kに対応した「スパイダーマン・ザ・ライド」は大迫力!
  5. 「バイオハザード・ザ・リアル」

生存確率はほとんどゼロ!?「バイオハザード・ザ・リアル」とは

「バイオハザード・ザ・リアル」は、カプコン監修のもと、ユニバーサル・スタジオが誇る映画技術を駆使し、造形から音響、ライティングなど細部に至るまでで一切の妥協を排して「バイオハザード」の緊迫感あふれる世界を再現した、シューティング型サバイバルホラー・アトラクションだ。

アトラクションでは世界中の警察や軍隊の訓練で採用されているシューティングシステムを導入。本物さながらの重厚感あるモデルガンでバトルに挑める。

また、開催期間中はコラボレーションフードやここでしか手に入らないグッズも登場。画期的なホラーアトラクションを全身で体感しよう。

ストーリー

荒廃したラクーンシティで、重さ約700gもの重厚感ある銃と、ウイルスの感染度合いを表すインジゲーターを受け取り、ゲストは生死をかけた脱出を開始。路地裏を抜けて辿り着いた先には無数のゾンビやクリーチャーが…。

ゾンビやクリーチャーと闘う中、感染度数はみるみる上昇し、残弾数は急速に減少。恐怖に足がすくむ中、次々と襲い掛かるゾンビを銃撃しながら前に進む。ウィルスに感染せずに生き残れる確率は“ほぼ0%”。

「バイオハザード」のゾンビやクリーチャーが行く手を阻む、ただならない恐怖

突如として現れるゾンビや、異常な運動能力で人々を仕留めるクリーチャー“リッカー”が襲い掛かる!さらに高さ2mを超える “タイラント”も登場。 その姿は、まさに圧巻。ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムに日本のキャラクターとして唯一登録されている「ゴジラ」や東宝三大怪獣の1つ「モスラ」の造型を手がけた若狭新一氏が、巨大クリーチャーをリアルに再現!

本物さながらのモデルガンを使用した未知なるシューティングバトル体験!

約700gの重厚感あるモデルガンを装備し、限られた弾数でゾンビやクリーチャーとの本格的な戦闘に挑め。敵にヒットしたときの臨場感と興奮、残弾数が減ってゆく焦燥感、かつてない刺激的なシチュエーションを体感できるぞ。

限りなく生存者ゼロの超高難易度

ウィルスの感染度合いを表す「感染メーター」を身につけてゾンビやクリーチャーと果敢に闘え!感染度数はみるみる上昇し、銃弾は消費されてゆく。焦燥感に駆られる中、どこから現われるか分からない敵を銃撃しながら前進する。ウィルスに感染せずに生き残れる確率はほぼ0%、超高難易度に挑戦しよう!

バイオハザードをテーマにした限定メニューやグッズも続々登場

昨年秋に話題となった「ブレイン(パスタ)」がパワーアップ! 新たに「S.T.A.R.S.(アルコールカクテル)」も登場。さらに、アンブレラ社の社員証さながらのネックストラップやt-ウィルスが入っている試験管をモチーフにしたスマートフォン・タッチペンなどのグッズも販売される。

「バイオハザード・ザ・リアル」プレスプレビュー

オープニングセレモニー

一般公開直前となった7月18日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ニューヨーク・エリア内のパレスシアターに設置された「バイオハザード・ザ・リアル」プレスプレビューが開催。

MCにはおなじみの「西川 大介」氏が担当。扉が固く閉じられたパレスシアターの前には、約100名の招待ゲストが集められ、セレモニーがスタートすると突然アンブレラ社の隊員が登場!パニックになった招待客はあっという間に建物の中に連れて行かれてしまったのだ。

その後、誰よりも早く「バイオハザード・ザ・リアル」内でウィルス感染事故に巻き込まれたゲストたちは、興奮した表情で会場前に戻ってきた。ちょっと感想を聞いてみたところ「銃がリアルに重くて緊張した」「ゾンビがどこから来るか分からなくて超怖かった」など、熱い夏にヒヤッとした体験ができたと話していた。

GUN SHOP&R.P.Dに潜入!

続いてはアトラクション内で最初にミッションを説明される部屋と、実際にセンサーの付いた特製の銃を支給される「GUN SHOP KENDO」を体験。ここではズッシリと重いリアルなハンドガンと、残弾数と自分の「感染度」をメーターで確認することができるインジケータを借りることができる。

さらにステージ1の「R.P.D.(ラクーンシティ警察署)」ルートも体験。なんとここでは警官ゾンビのほか、あの巨躯のクリーチャー「タイラント」が出現!いったいあの強敵をどうやって撃退すれば生き残れるのか…ぜひ体験してもらいたい!

プレス関係者とともに実際に体験!戦慄が走るガチなアトラクション

そしてついに、プレス関係者とともに実際にアトラクションを体験。ものすごい怖がりな筆者は、仲の良いライターさんを見つけ「一緒に行こう」とすでにビビる。

先ほど紹介した「GUN SHOP KENDO」でまず銃とセンサーを渡される。キャストも迫真の演技で、パーティーはさらにパニック状態に。持てる弾数は30発、インジケータは色や点灯の仕方によって感染度が分かる。この観戦度合いによって進行ルートが変化していくのだ。

施設内はゲームのグラフィックを再現し、本当に薄暗く、薄気味悪い。しかも曲がり角や自分で開けて進まないといけない扉など、ゲームの世界をしっかりと再現。ゾンビやクリーチャーが襲ってくるのは前後だけじゃないのがマジで怖い…。

またゲームさながらのシューティング要素もしっかり再現されており、迫ってくるゾンビをみんなで協力して撃ち倒したり、協力プレイも楽しい。もちろん筆者は騒ぐだけですぐに弾切れ。こんなヤツとパーティーは組みたくないと誰もが思ったはず…(泣)。ネタバレになってしまうので詳細はお伝えしないが、そのへんに転がっているゾンビの死体も…そしてあのクリーチャーも…!?

レストランでコラボメニュー試食

恐怖のラクーンシティを満喫したら、次はアトラクションとのコラボメニューをニューヨーク・エリア内のレストラン「フィネガンズ・バー&グリル」で試食。昨年秋に話題となった「ブレイン(パスタ)」はさらにパワーアップして登場!

フライドチキンはサクサクでジューシー、脳みそをイメージしたマカロニパスタにはスポイトで特製ソースを注入していただく。付け合せの回復ハーブはアイスプラントをあしらったカレー&ポテトサラダが絶妙。ハーブを練りこんだ大きめのパン「S.T.A.R.S.ブレッド」もついてボリューム満点。

またドリンクでは目玉をライチで表現したノンアルコールカクテル「バーキンG」や銃型の氷が涼しげなアルコールカクテル「S.T.A.R.S.」も熱い夏にピッタリのさわやかテイスト。「ブレイン(パスタ)」と一緒にぜひ。

バイオハザードグッズや合成写真でキミもS.T.A.R.S隊員に!

ニューヨーク・エリアにある「ワンダーピックス」では、ショップ内がすべて「バイオハザード」シリーズのビジュアルで飾られ、フィギュアや衣装、武器、サウンドトラックCDや攻略本などが展示されており、Tシャツやネックストラップ、t-ウィルスをイメージしたスマートフォン用タッチペンやミントケースなども販売されている。

またバイオハザードの世界を背景にした合成写真を作れるコーナーも設置。特製のジャケットや銃を持ってクリスやジルのようにカッコよくキメて記念撮影!

プレスプレビューに駆け付けた小林裕幸氏と平林良章氏にコメントをいただきました!

カプコンスタッフとともに「バイオハザード・ザ・リアル」を体験したばかりの「バイオハザード」シリーズプロデューサー小林裕幸氏と平林良章氏に会場前でちょっとお話を聞いたので紹介しよう。

――Q:「バイオハザード・ザ・リアル」を体験した率直な感想をお願いします。

小林氏:カプコン監修ということで、ほとんど平林に任せており、今回初体験でした。「バイオハザード」の雰囲気や造形も良くできており、ゾンビも本当に怖いし、歩きたくないような作りこみが激しくて驚きました。自分で銃を持ち、次の扉を開けて進むというのは、実際のゲームを現実で体験できるようで楽しいですね。体験した際に自分が先頭だったんですが「撃て!」って指示しても、後ろから来るカプコンスタッフは誰も撃ってくれなかったんですよ(笑)。友達と来るとかなり楽しめると思いますよ。

平林氏:前にいる人だけが怖いわけではないんです。後ろや横、上からもクリーチャーが襲ってくるので、みんなで団結して戦ってもらえると嬉しいです。

小林氏:自分はもともとお化け屋敷が苦手なので、このアトラクションでゾンビに襲われて、3回くらい驚きながら後ずさりして、後ろの人の足を踏んでました…(笑)。

――Q:クリーチャーや造形物のクオリティーや再現度はいかがでしたか?

小林氏:ラクーンシティの街の雰囲気や「バイオハザード2」で登場した「GUN SHOP KENDO」など本当に再現度は素晴らしいです。ゾンビもスゴイんですが、リッカーやここでは言えないあのクリーチャーも良く再現されていました。じっくり止まって観察したかったんですが…先に進め!と指示されたので…(笑)。ゲームさながらの演出で敵を倒せるので、このアトラクションを体験したあとに、絶対にゲームをプレイしたくなるはずです。

平林氏:監修も、実際のゲーム内クリーチャーのデザイナーに立ち会ってもらい、細かい箇所もこだわって制作していますので、実際に出会うと怖いですが良く見てもらえると嬉しいですね。

――Q:本アトラクションを監修する際に苦労した点を教えて下さい。

平林氏:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンさんのアトラクションを作るスペシャリストと一丸となって作っていったこともあり、昼夜問わず細かいチューニングをしており、かなり満足してもらえると思います。日々進化しているアトラクションに仕上がっています。

――Q:L字通路などアトラクション内の地形が「バイオハザード」初期の作品に登場するマップに近いですよね?

平林氏:作っているスタッフさんが「バイオハザード」シリーズを本当に愛してもらっているので、こちらが提案する前にマップの構成を考えてくださり、ゲーム内をしっかり再現できたので、ファンも喜ぶ作りになっていると思います。

――Q:生存確率ほぼ0%ということですが実際にクリアはできるのでしょうか?

小林氏:さっきはカプコンスタッフは全滅でしたが、クリアはできるはずです。ゲームと一緒で繰り返し遊んでコツを覚えていけるようになっています。

平林氏:今回のプレスプレビューではみなさん全滅ではないかと(笑)。実際には2回以上は楽しめるように作っていますので、ぜひ体験してもらえると嬉しいです。

――Q:本アトラクションの舞台はシリーズの1と2ですよね?

平林氏:はい。おなじみのクリーチャーとアンブレラ社が存在する世界観を楽しめます!

――Q:8月8日発売予定のPS3/Xbox 360「バイオハザード6 Special Package」について教えて下さい。

小林氏:昨年発売した「バイオハザード6」も好評だったんですが、まだまだ未プレイの方もいるのではないかと思い、開発終了後に進めたプロジェクトでした。ディレクターの佐々木も熱望していた日本語ボイスの収録も実現しました。今まで日本語字幕だった「バイオハザード6」を日本語吹き替えでもう一度プレイするとまた違った体験ができると思います。役者さんの演技も含めて物語やキャラクターの感情が伝わってくるはずです。

また同梱されるスペシャルDVDでは、ストーリーダイジェストでプレイ済みの人が思い出を振り返ったり、まだプレイしていない人にDVDを見てもらい「バイオハザード6ってこんな世界観と雰囲気なんだ」というのをまず知ってもらって、そこからゲームを始めてもらうきっかけになればと思っています。

平林氏:かなり開発陣のこだわりが詰まっています。このDVDを見たからといってゲームが面白くなくなるということはないので、ぜひまずは見てもらえれば嬉しいですね。

小林氏:収録されているDLCもすでに配信済みのものですが、今まであまり積極的にダウンロードしていなかった人も「こんなコンテンツがあったんだ」と気づいて遊んでもらえるきっかけにしたいですね。

――Q:RE.NETについて最近のユーザーの反応はどうですか?

平林氏:思っている以上に遊んでくれているお客様は多いと思います。今後ももっと楽しい遊びができるように調整して行きたいですね。

――Q:日本語ボイスに起用した声優陣がかなり豪華ですよね?

小林氏:はい、自分のチョイスです。他の作品でのお付き合いのある声優さんもいたのですが、僕自身、洋画が好きで「バイオハザード6」もハリウッド映画のような作品を目指して制作していたので、あらためて吹き替えの声優さんを起用してよりハリウッド映画らしく仕上がったと思います。

平林氏:主役以外の方も実力派の声優さんが集まっているので、ぜひ日本語ボイスで「バイオハザード6」を楽しんでもらえればと思います。

――ありがとうございました。

4Kに対応した「スパイダーマン・ザ・ライド」は大迫力!

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのご厚意で、世界最高映像技術「4KHD×3D」とライドモーションが融合した「NEW アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド 4KHD」を体験!

スパイダーマンが自由自在に空中を飛び回り、映像の奥の奥まで細かく書き込まれたグラフィックが息を呑む美しさ。ビルの谷間を飛び回る演出は本当にビークルが空を飛んでいるかのような錯覚を思える。この夏、ゼッタイに体験したいオススメのアトラクションだ!

「バイオハザード・ザ・リアル」

開催期間

2013年7月19日(金)~2013年11月10日(日)
※9月9日~9月12日は休止。9月13日以降は金~月、祝、10/31のみ開催

場所

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ニューヨーク・エリア内 パレスシアター

利用制限

R12(未就学児・小学生利用不可)

体験時間

約5分~約10分(※プレイヤーにより異なる)
※ウォークスルー・アトラクション

バイオハザード6 DLC All-In Package

カプコン

PS3ダウンロード

  • 発売日:2013年8月8日
  • 17歳以上対象
  • PS Store ダウンロード版

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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