スクウェア・エニックスは、2014年に発売を予定しているPS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PC「Thief(シーフ)」について、主人公「ギャレット」にまつわる物語の新情報やスクリーンショットなどを公開した。
「Thief(シーフ)」は富める者と貧しい者が対立する、荒廃した都市「シティ」を舞台に、天才的な盗みの才能を持つ盗賊「ギャレット」が暗躍するステルスアクションゲーム。
選ばれし者のための世界を目指す無慈悲な支配者「バロン」、貧しき者、弱き者のために立ち上がり、人々を扇動する革命家「オリオン」、主人公のギャレットは自らが欲する宝を求めるうちに、この対立する二つの勢力の争いに巻き込まれていく。
ギャレット(VA:中村悠一)
自由は闇の中にある、だが俺の望むものは光の中に
希代の大泥棒。神業をもつ盗賊。並外れたこそ泥─。
名前や肩書きなどあってないようなもの、彼は影に潜み、陰に生きる。
戦士ならば、力任せに敵の持ち物を奪うことができるだろう。あるいは暗殺者であれば、敵を殺しポケットを探ることができるだろう。だが本物の「宝」はいくつもの階段、いくつもの扉の先に厳重に隠されている。それを奪うことができるのは、彼だけだ。
彼は野蛮な戦士でも、華麗な暗殺者でもない。比類なき盗みの技術を己の武器とするマスター・シーフ「ギャレット」だ。どんな宝も、どんな秘密も彼の手から逃れることはできない。全ては音も無く進み、彼の手中へとおさまるだろう。
孤独な盗賊
孤児として生まれたギャレットは幼い頃より、生きるために盗みを働いてきた。生まれ持った才能と、経験で磨いた比類なき盗みのテクニックをかわれ、ある犯罪組織の一員となる。しかし生きるためにただひとりで盗みを働いてきたギャレットにとって、組織に属することは自らを縛り自由を奪うこと。やがて組織から離れ、ふたたびひとりの盗賊として生きてゆく。
残酷な少女と盗賊
ギャレットはある日、通りで盗みを働くひとりの少女と出会う。「エリン」と名乗るその少女もまた元孤児であり、地下売春宿「ハウス・オブ・ブロッサム」から逃れ、生きるために盗みを働いていた。組織から離れ、ひとり生きることを心に決めたギャレットだったが、自らの境遇とエリンを重ね、また彼女の盗みに素質を認め、彼女を一流の盗賊とするため、盗賊としての経験や知恵を授けていくことになる。
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| エリンが働かされていた地下売春宿「ハウス・オブ・ブロッサム」。幼い頃は掃除や洗濯などの下働きをさせられていたが、 年頃になり客を取るように言われたことから、ここから逃げ出し通りで盗みを働き生きていくことになる。 |
しかし二人の盗みの流儀は大きく異なっていた。彼女は目的達成のためであれば殺しを厭わなかった。理由無き殺しを避け、静かに目的を達成するのを流儀とするギャレットはエリンを諭すが、エリンがそれに従うことはなく、程なくして二人は道を別にする。
鉤爪を持つ盗賊と友人バッソ
エリンと別れて数年の後、ギャレットの数少ない友人「バッソ」から仕事の依頼が舞い込む。現場に到着するとそこには成長した「エリン」の姿があった。厳重な警備の敷かれた屋敷への侵入という危険な仕事のため、パートナーとしてバッソが呼び出したのだ。
一人前の盗賊として成長したエリンを懐かしく見つめるギャレットだったが、彼女の仕事の流儀は変わっていなかった。新たな仕事道具「鉤爪」を用い、邪魔なガードを始末していくエリン。無用な殺しを止めるためギャレットは隙を見て彼女から鉤爪を盗み先を急ぐが、屋敷の中では奇妙な儀式が執り行われていた…。
その異様な雰囲気に危険を察知したギャレットは、素早く仕事を終えその場から立ち去ろうとするが、瞬間轟音とともに屋敷が崩れ落ち、闇へと飲み込まれて行くのだった。
幽霊になった盗賊
目が覚めると街の様子は一変していた。事情を探ろうと「バッソ」のもとに赴いたギャレットは、あの日から1年が経過し自分が亡き者として扱われていることを知る。ギャレットは再び盗賊として生きるため、バッソからの仕事の依頼をこなしなしながら一年前のあの日、自分の身に降りかかった出来事を探ることに。しかし失われた一年を取り戻すうち、この街に起きた変化の裏に隠された秘密と陰謀に巻き込まれていく。
ギャレットは理由無き殺しを好まず、己の盗賊としての才能と経験を武器に、影から影へ一切の痕跡を残さず仕事をこなす事をモットーとしている。
豪邸や大邸宅の奥深く、厚い扉の先に隠された貴重な宝へのルートはひとつではなく、周囲を注意深く見渡せば、幾通りものルートを見つけることができるだろう、しかしその道中には多くの衛兵が持ち場を守っている。
衛兵は視覚や聴覚を研ぎ澄まし、賊の侵入に目を光らせている。姿を見せれば勿論のこと、物音をたてれば近寄ってくるし、環境の違いにも敏感だ。いつもは閉じている扉が開いていれば確認しにやってきて、お宝がなくなれば騒ぎ出す。死体がみつかれば騒ぎは一段と大きくなり、衛兵は仲間を呼び、周囲を探索するだろう。
しかし騒動を起こさなければ、そう簡単には敵に見つからない。ギャレットが影に身を潜めている限り、例え鼻先を衛兵が通りすぎたとしても、極限まで気配を殺したギャレットには気づかないはずだ。
また衛兵だけでなく、貴重な宝へと繋がるルートには、様々な罠や仕掛けが施されている。幾重にも張り巡らされた罠、仕掛け扉の先、厳重に鍵をかけられた宝箱。簡単な鍵であればピッキングで開くことができるが、厳重な鍵がかけられた宝箱を開くには、隠された謎を解かねばならない。これらはパズルになっており、周囲をよく観察し、ヒントを見つければ必ず開くことができるだろう。繊細な盗賊の技で解除しろ。感覚を研ぎ澄まし、慎重さを失わず、タイミング良く事を運べば、宝はすぐそばにあるはずだ。
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