諏訪部順一さんと北原知奈さんも駆けつけた「ガンスリンガーストラトス2」ロケテストオープニングセレモニーの模様をお届け

本作は、4人対4人で戦うオンライン対戦型ダブルガンアクション「ガンスリンガーストラトス」の続編となるタイトル。11月3日に行われた「ストラトスフェスティバル！」では、野村哲也氏とあきまん氏がデザインした新キャラクターや、「覚醒」システムを始めとする新要素などの情報が公開された。

そして本日11月7日から24日までの期間、東京・大阪・福岡・名古屋の4地域、計5店舗にて、ロケーションテスト（ロケテスト）が実施される。東京・秋葉原のHeyでは、ロケテスト開始に先駆けて、開発陣やゲストを招いてのオープニングセレモニーが開催された。

（左から）イベント登壇者の尾畑心一郎氏、諏訪部順一さん、北原知奈さん、門井信樹氏

門井信樹氏

イベントの始めには、スクウェア・エニックスの門井信樹氏が登場。「1」の1周年で実施したアンケートでは、ユーザーの男女比が大よそ男性が80％、女性が20％と多くの女性ユーザーがおり、年齢層も75％が平成生まれで若い層に遊ばれていると、現状について説明。

そして今回の「2」では、ゲームの中身を一層向上させただけでなく、ユーザー層を拡大していきたいと意気込みを語った。

その目標を達成するために、ロゴデザインの大幅変更や、ゲーム内へのさまざまな施策の取り入れを行っているというが、「ロケテストが始まるので、まずは楽しんでもらえればと思います」とコメントした。

尾畑心一郎氏

続いて、開発ディレクターを務めるバイキングの尾畑 心一郎氏からも挨拶が行われた。尾畑氏は2012年4月4日にスタートした「1」のロケテスト時は、ガンデバイスを2丁持って戦う新しいゲームをいかに受け入れてもらうかに注力してきたが、「今作はファンの方には間違いなく“2”であること、正統進化の作品であることを感じてもらうにはどうしたらいいか、多くの人と議論、検討を重ねてきました」と述べた。

開発の際にはスタッフが残業してでものめり込んで遊んでしまう程で、「面白い実感があります」と自信を見せていた。その実感を結果につなげられるよう、今回のロケテストやサービス開始後を含め、多くのプレイヤーに遊んでもらい、そのフィードバックを活かしていきたいとした。

この後は、新キャラクターであるリカルド・マルティーニ役の諏訪部順一さんと、綾小路咲良役の北原知奈さんがゲストとして登場。野村哲也氏がデザインした2人のキャラクターについてのトークが行われた。

（左から）諏訪部順一さん、北原知奈さん

まずはリカルドについて。門井氏によると、「イタリア系のチャラいお兄さん」で、今作の軸となるキャラクターだという。デザインの際には、“エース”と“ギャンブル性”をコンセプトとして野村氏に描いてもらったとのこと。

ゲーム内での性能は、接近戦が強く、初速が速いという意味でスピーディに動き回れるタイプ。武器は特徴的なものが多く、ワイヤーガンで遠くにいる敵を引き寄せて格闘で畳み掛けたりと、相手に接近できれば強いというメリットがあるものの、耐久力が低めになっているようだ。

リカルドの声を担当した諏訪部さんは、軽妙なセリフが多いキャラクターだったため、演じていて楽しかったと収録時の感想を述べた。また、「お調子者っぽいところと、でも実は芯があるところの二面性を楽しんでいただけると嬉しいなと思っています」と、キャラクターの見どころについても語っていた。

一方の綾小路咲良は、育ちのいいお嬢様で、ちょっと世間知らずなところがあるという。女性キャラクターとしては珍しく怪力タイプのようで、バズーカを持って戦ったりと、戦の細い見た目に反した、ギャップを意識したキャラクターになっている。

性能的には、重い武器を持っていても機動力を生かした戦い方が可能な、こちらもスピーディなキャラクターだという。リカルドと異なるのは、バズーカにまたがって飛んでいくので、できるだけ止まらず、トップスピードを維持したまま高火力の武器で戦うのが基本スタイルになるという点だ。

咲良を演じた北原さんは、「ふんわりした見た目の割に、喋ることはハキハキして元気だったりします」と、まさに見た目と中身のギャップに驚いたという。さらに実際に動いているゲーム画面を見た際には、バズーカに乗って移動するシーンに衝撃を受けたようで「撃つだけじゃなくて乗る、新しいバズーカの使い方を楽しんでもらえればと思っています」と見どころをアピールしていた。

オープニングセレモニーの内容は以上となるが、最後に本日より開始となるロケテストの概要についてお伝えするので、興味を持った方は開催店舗に足を運んでみてはいかがだろうか。