2013年11月14日~17日まで韓国・釜山BEXCOで開催されている韓国最大のゲームショウ「G-STAR 2013」に出展した、BLUESIDEブース「Kingdom Under Fire 2」を紹介する。

BLUESIDEが開発を進める「キングダムアンダーファイア2」。G-STAR 2013にあわせて、PS4バージョンが開発中であることが明らかとなった。ここでは、新たに公開されたスクリーンショットやムービーとともに本作の現状をお届けする。

本作では、人間連合、魔族同盟、エンカブロシアンの3勢力が対立する世界を舞台に、アクションRPGと大規模戦略ゲームの要素を楽しむことができる。歩兵、騎馬隊のほか、ドラゴンやマンモスなど100種類以上の部隊が登場するほか、カタパルトなどの攻城兵器を使用することも可能だ。

これらを使った戦略性の高いゲーム性とヒーローの高いアクション性が特徴だ。さらに、ギルドや国家といったMMORPGならではの要素も充実している。

2013年2月にPS4の開発パートナーとして発表されていた同社だが、今回、「Kingdom Under Fire 2」のPS4バージョンが開発中であることが明らかとなった。

同社によると2013年2月の発表前からPS4開発キットの提供を受け、PS4に向けた開発を検討したという。PS4バージョンの開発決定の理由としては、ハイスペックPCを上回る性能や開発負担の軽減などを挙げている。

また、東南アジアでの2014年初頭の商用化サービスを控えたグローバルマーケティングの一環として、G-STAR 2013への参加を決めたという。

会場では長蛇の列ができていた
会場では長蛇の列ができていた

G-STAR 2013での試遊では、アクション本来の面白さが体験できる「盾要塞村」ミッションと多様な部隊を活用して戦略的なプレーができる「輝く泉」ミッションを公開した。

「盾要塞村」ミッションは、ヒーローのアクションプレイが核心のミッションで、同社独自のゲームエンジンで表現された数千のポイントライトを使った夜の美しい表現と共に、新しいアクションの面白さを感じることが可能だ。

また、初公開となるヘクスター地域の「輝く泉」ミッションは、オーク部族の中の一つであるゴルジャニック部族と共に敵の関門を突破して「輝く泉」に隠された陰謀を阻止するというもの。敵の大規模部隊に効率よく対抗するため、ヒーローのアクションだけでなく、与えられた部隊をうまく活用することがポイントとなる。

G-STAR 2013 公式トレーラーを公開

今回公開されたトレーラーは実際のプレイ画面を編集したもので、今まで公開されてこなかった多彩な部隊ユニットや英雄たちの華麗なアクションスキルを確認できる。

数千のユニットが大規模戦闘を繰り広げる中、200mに達する超大型ユニットも登場するなど、リアルな戦場を表現している。

また、「ゴッドオブウォー」シリーズや「ボーダーランド」など40以上のゲーム音楽を制作した「Cris Velasco」がトレーラーの映像音楽制作に参加し、荘厳で勇壮な音楽で大軍勢戦争の雰囲気を一層高めている点にも注目だ。

すでに、クローズドβテストを行い、韓国と日本、台湾、香港、マカオ及び東南アジア4カ国10の地域でのゲームサービス契約を締結しており、2014年初頭の東南アジアでのサービスをはじめ、アジア、北米、ヨーロッパなど全世界市場でのサービスを予定しているという。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

コメントを投稿する

この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー

関連ワード
  • G-STAR 2013