アメリカ・ロサンゼルスのLAコンベンションセンターにて、現地時間2014年6月10日から12日まで開催される「Electronic Entertainment Expo(E3) 2014」。世界中のファンが注目するE3前日となる6月9日に行われたMicrosoftのカンファレンスをレポートしていこう。
Microsoftは現地時間の6月9日、アメリカ・ロサンゼルスのGalen Centerにて「Xbox E3 2014 Media Briefing」を行った。毎年、Xbox関連のビッグニュースが発表される本イベント。果たして今年はどんな発表が行われたのか。本稿では、Briefingの模様をレポートしていこう。
まずはXbox部門のリーダー、Phil Spencer氏が登壇してスピーチを行った。
続いては、「Call of Duty: Advanced Warfare」の実機デモがスタート。戦場と化した街を舞台に戦う主人公たちの様子が見て取れる。ビルの上から飛び降りるなど、アクロバットなアクションも次々に披露された。ラストには、ドアに腕を挟まれた仲間を必死に救おうとするシーンなども確認でき、ドラマ性も重視していることがうかがい知れた。
次のトピックは「Forza Motorsport 5」。登壇したDan Greenawalt氏が同作の魅力をアピールしていた。さらにRalph Fulton氏が登壇して「Forza Horizon 2」について説明。2014年9月30日されることも発表された。
続いては、「レフト4デッド」のTurtle Rock Studiosが開発するマルチプレイ・サバイバルアクション「Evolve」のトレイラーが上映された。トレイラーでは、3人称視点と1人称視点の両方でプレイしている様子や、4人でマルチプレイを行っているシーンなども確認できた。ASSAULT、TRAPPER、、MEDIC、SUPPORT等、それぞれ役割の違うクラスを選択することも可能のようだ。発売日は今秋を予定とのことなので、期待して待ちたい。
その次は、Vincent Pontbriand氏が登場して、「Assassin’s Creed Unity」のリアルタイムデモを披露。今回のデモの見どころは、Co-opを使ったマルチプレイ。やっていることはいつもの暗殺なのだが、複数のアサシンが同時にゲーム画面に登場している様子はなかなかに斬新。「これは面白そう!」と素直に思わせてくれるムービーだった。
続いては、人気RPG「Dragon Age」のシリーズ最新作「Dragon Age: Inquisition」。トレーラーでは「Dragon Age」らしい徹底されたファンタジーの世界で戦う冒険者たちが描かれていた。剣や魔法で、凶悪なモンスターたちと戦う様子は、実に迫力がある。熱心なファンの多い作品なだけに、一日でも早い完成を望みたいところだ。
ここで、一風変わった作品が登場する。トレイラーの冒頭では、遮蔽物に隠れながら戦う兵士がえがかれていたため、ミリタリー系FPSか? と思ったのだが、途中からガラッとコミカルな雰囲気に。アメコミタッチで描かれたグラフィックのキャラクター(主人公と思われる)が、モンスターを相手にスタイリッシュな動きで応戦。そのタイトルは「Sunset Overdrive」。トレイラーが終了すると、Insomniac GamesのTed Price氏が登場して、デモプレイがスタートする。遊園地と思われるステージで、主人公が飛んだりはねたりのハイスピードアクションを披露していく。空中ロープを滑ったり、マシンガン(?)を乱射したりと、もうやりたい放題。プレイ画面を見ていて、実に気持ちよさそうだった。
カプコンからは、「SUPER ULTRA DEAD RISING 3 ARCADE REMIX HYPER EDITION EX plus α」という、まるで何のネタかのようなタイトルが発表。どうやらこれ、「DEAD RISING 3」のDLCのようで、歴代カプコンキャラクターのコスチュームが使用できるという内容らしい。パッと観ただけでも、デッドライジングのキャラクターの以外に、リュウ(ストリートファイターシリーズ)、春麗(ストリートファイターシリーズ)、ハガー(ファイナルファイト)、フェリシア(ヴァンパイアシリーズ)、バレッタ(ヴァンパイアシリーズ)などなど、他にも多くのコスチュームが確認できた。まさにバカゲー、ここにありといった感じだ。「DEAD RISING 3」を購入予定の方は、併せてチェックしてみるといいかもしれない。
その後は、「Dance Central」とDisneyの「Fantasia: Music Evolved」の紹介され、人気RPGの最新作「Fable Legends」の紹介へ。トレーラーでは、本作の特徴でもある4人同時プレイの様子が惜しげも無く披露されていた。また、別のシーンではシミュレーションゲームの様な画面も登場し、これまでのFableシリーズとは一線を画した内容であることが見て取れた。
次はアメコミチックなグラフィックと中世ヨーロッパのような世界観が特徴的な「Project Spark」。トレーラーの最後に「DOWNLOAD NOW」と書かれていたのが気になるところ。さらに、「Ori and the Blind Forest」という、なんとも幻想的な雰囲気の作品も発表。
続いて登場したのは、Bonnie Ross氏。そして「HALO」シリーズの1~4をグレードアップして収録した「Halo: The Master Chief Collection」(Xbox One)の存在が明らかに。発売日は11月11日。こちらにはさらに実写版シリーズ「Halo: Nightfall」と「Halo 5: Guardians」のマルチプレイのベータ版参加券も収録されるという。
さらに、「TOMB RAIDER」シリーズ最新作「RISE OF THE TOMB RAIDER」がホリデーシーズンに発売されることが明らかに。上映されたトレーラーでは、フードをすっぽりと被ったキャラクターといかにも大物といった中年男性が何やら話をしている。フードを取ったその顔は、ララ・クラフト。
その瞬間、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が巻き起こった。残念ながらデモプレイはなかったが、「TOMB RAIDER」の新作が登場するということを、まずは素直に喜びたい。
日本でのリリースも決定している「The Witcher 3: Wild Hunt」。ファンタジックな世界観のオープンワールドゲームとして開発されている本作だが、Briefingでは新たなデモプレイが披露される。筆者はプレイ映像を初めてみたのだが、まさに王道のファンタジーといった感じの本作。アクションも派手な感じだったので、ぜひ一度プレイしてみたい。サイドクエストを加えると100時間以上もプレイできるとのことなので、かなりのボリュームが期待できそうだ。
その後は、「Killer Instinct」と「Phantom Dust」という往年の人気タイトルがXbox Oneで復活することも明らかにされ、会場のボルテージも最高潮。さらに会場では、トム・クランシーシリーズの最新作「Tom Clancy’s The Division」の新たなデモプレイも披露されていた。荒廃したニューヨークでの戦いは、冷気が画面から変わってくるかと思うほど寒々しい。この空気感すら感じさせる美麗なグラフィックは、一見の価値ありだろう。
ここでプラチナゲームスの神谷英樹氏が登場して、Xbox One向け完全新作「SCALE BOUN」を発表。次々に荒々しいクリーチャーを相手に、超人的な戦闘力で応戦する主人公と思われる銀髪の青年。戦闘中、肌の色がクリーチャーのような色に変化したことから、ただの人間ではなさそうだ。また、本作にはドラゴンと絆を深める要素もあるらしいので、アクションだけではなく、その辺りがシステムにどう落とし込まれるのかにも注目したい。
「Grand Theft Auto」シリーズを制作したクリエイターが参加していることでも話題を呼んだ「Crackdown」の新作が発表に。公開されたトレーラーでは、近未来のような世界を舞台に、登場人物たちがド派手なバトルを繰り広げていた。まだまだ情報が少ないタイトルではあるが、大人気タイトルの最新作ということで、Xbox Oneにとってはこれ以上ない援軍になることは間違いないだろう。
発表タイトルは以上で終了。長時間に及んだ「Xbox E3 2014 Media Briefing」は華やかに幕を閉じた。
(C) 2014 Microsoft
※画面は開発中のものです。
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