「ミュージカル『AMNESIA』re:again」のゲネプロの様子とメインキャスト5名のインタビューをレポート

発表会・イベント取材
0コメント アサミリナ

2014年9月3日より「ミュージカル『AMNESIA』re:again」の公演が、東京都の全労済ホール・スペースゼロにて行われる。ここでは、9月3日に行われたゲネプロの模様と、メインキャスト5名のインタビューをお届けする。

原作の「AMNEISA」は、2011年にオトメイトから発売されたPSP用乙女ゲーム。2013年にはTVアニメ化もされ、2014年1月に舞台化されています。

今回の「ミュージカル『AMNESIA』re:again」は、1月に上演されたものの再演となっていますが、その評判の高さから異例の早さで再演が決まったというだけにファンの期待も高く、前売り券は早々に完売となりました。そんな人気作品の再上演にあたり、シン役の山崎大輝さん、トーマ役の井澤勇貴さん、イッキ役の畠山遼さん、ケント役の小林涼さん、ウキョウ役の磯貝龍虎さんらメインキャスト5名が、今回の見所などを語ってくれました。

山崎さん:前回にシン役をやった栗原さんから引き継いで、今回新たに他の4人の中に加わらせてもらいました。皆さんが前回の「AMNESIA」で作り上げてきたものに僕だけが新たに参加するというのが大変でしたが、僕なりの新しいシンの魅力を伝えたいです。シンというキャラクターは、自分の気持ちをうまく伝えることができない不器用なキャラクターです。そんな彼も、彼なりになんとか主人公に気持ちを伝えようとしています。彼が主人公と接して少しずつ変わっていく変化を、演技で伝えられたらいいです。

畠山さん:イッキには特殊な目があって、目が合うだけでその女性を虜にできてしまいます。なのに主人公にだけは、何故かその目がきかないんです。それでなんとか主人公を落とそうとするのですが、イッキファンクラブの子を魅了しているときのイッキと、主人公への接し方へのギャップを楽しんでいただけると嬉しいです。また、僕の役はもともと女性を惑わす魅惑のキャラということもあって、会場のお客さんをも惑わすキャラにしたいです。

小林さん:初演の時は「ケントの歌がおもしろい」と会場では笑いばかりになって、その笑いの部分にキャラが負けてしまいました。今回は笑いよりも、ケントとしての切ない気持ちを伝えたいです。ケントはすごくカタブツで言葉が足りないキャラクターなのですが、主人公と接していくうちに少しずつ彼に起こる変化を楽しんでもらえれば嬉しいです。

井澤さん:初演よりパワーアップして、歌も5曲も増えました!主人公がそれぞれのキャラクターとデュエットで歌うところもあります。今回は再演ということもあり、ワンランク上のパフォーマンスを見せられたらいいなと思っています。トーマは主人公を思うあまりに主人公を追いつめてしまう、二面性のあるキャラクターです。シンとトーマは主人公にとって兄みたいな立ち位置なので、そういうところもうまく出していきたいです。

磯貝さん:(ドスの効いた声で)はい。初演と再演、僕のウキョウさんはどうしても骨太で、もう外国で骨でも削ってこなきゃだめだろうかと思ったりもしましたが(笑)、こんなウキョウもいいんじゃないかと思ってもらえれば嬉しいです。再演ではありますが、新しい「AMNESIA」をぜひ感じてください。ウキョウは彼女を守りたいと思いながら、守ろうとして逆に死なせてしまったりします。自分が生きる世界では彼女は生きられず、彼女が生きる世界では自分が生きられない。二人で同時に生きられる道を探すけれど、どうしても見つけられない。そのうちに心が壊れ、彼女を守りたい、彼女を殺したい、という二重人格をもつキャラクターで、そういうところを楽しんでもらえたら嬉しいです。

特にウキョウ役の磯貝さんは、骨太アピールやしゃべり方ひとつでも取材陣を笑わせてくれる場面が多く、他のメンバーから「トークショーのトークみたいだな!(笑)」と、つっこまれていた程でした。舞台上では恋敵となる彼らも、舞台を降りれば仲の良い兄弟のようで、微笑ましいインタビューとなりました。

ストーリー

ある朝目覚めた主人公は、突如として8月1日以前の記憶を「全て」失っていた。

そんな彼女の前に、オリオンと名乗る精霊が現れる。どうも主人公が記憶をなくした原因は、そのオリオンにあるらしい。オリオンも主人公の記憶を取り戻す手伝いをしてくれるという。記憶を取り戻そうとする主人公は、記憶を失う前に自分の周囲にいた5人の「彼」とまっさらな記憶の中で出会うこととなる。

「自分と付き合っている」という「彼」と日々を過ごすうちに、何故かまた主人公は突如8月1日に戻される。そしてその度に自身を取り巻く環境は変わり、主人公と付き合っていることになっている「彼」まで変わってしまう。

一体自分に何が起こっているのか、複雑に絡み合う物語を乗り越え、主人公は無事にこのループから抜け出せるのか――。

小さめの劇場であることを活かした演出も楽しく、随所でファンサービス的な要素も盛り込まれています。また今回の舞台で特筆すべきは、「AMNESIA」という作品の再現度の高さでしょう。原作のキャラクターが出てきたのではないかと思うほど、どのキャラクターも文句のつけどころのない再現度でした。実際オーディションには相当こだわったようで、再演で唯一キャストが変わったシン役の山崎大輝さんもまさにシンそのまま、といったところで、制作サイドのこだわりが感じられました。

なお、ストーリーについてはネタバレを防ぐため詳細は伏せておきますが、舞台のストーリーはアニメ版がベースとなっています。新曲も増えていたり、前回の初演を見た人も今回が初めてという人も楽しめる内容となっています。

また、乙女ゲーム原作の作品だけあって、各彼氏用の5つのパターンのエンディングがあるというのも、おもしろいですね(エンディング以外は基本的に同じです)。

お気に入りのキャラクターがいる方は、そのキャラクターがエンディングを務める回をねらうのがおすすめです。

東京公演の前売り券は既に完売していますが、大阪公演はまだ若干余裕があるようです(※2014年9月3日現在)。当日券は全日販売されるとのことなので、詳しい情報は公式サイトを参照してください。

公式サイト
http://musical-amnesia.com/

作品概要

公演

ミュージカル「AMNESIA」re:again

東京公演

2014年9月3日(水)~9月10日(水)/全労済ホール/スペース・ゼロ

大阪公演

2014年9月20日(土)~9月23日(火)/大阪ビジネスパーク円形ホール

原作

オトメイト(アイディアファクトリー・デザインファクトリー)

脚本

太田ぐいや

脚色・演出

吉谷光太郎

出演

山崎大輝 / 畠山遼 / 小林涼 / 井澤勇貴 / 磯貝龍虎 / 山田諒 / 岩崎愛 / 高橋英則 / 溝口謙吾 / 他

チケット料金

一般席:6,700円 / クイーンシート:8,700円良席&非売品グッズ付 (全席指定・税込)

主催

ミュージカル「AMNESIA」製作委員会

※画面は開発中のものです。

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