ディースリー・パブリッシャーは、8月17日に「STORM LOVER 2nd LUCKY SUMMER VACATION」を舞浜アンフィシアターで開催した。ここでは昼の部の詳細レポートをお伝えする。
出演者
島﨑信長さん(一本松ヤマト役)
江口拓也さん(二宮真琴役)
日野聡さん(朝参孝太郎役)
高橋広樹さん(四谷陽斗役)
下野紘さん(五十鈴一久役)
小野友樹さん(陸・フェルナンド・ハビエル役)
岡本信彦さん(七尾椎名役)
松原大典さん(八戸圭吾役)
小西克幸さん(十文字麻季役)
小野坂昌也さん(犬塚千尋役)
安元洋貴さん(酉水司役)
バカップル全開の朗読劇「夏はバイト DE ラブバースト!」
ステージに現れた島﨑さんと江口さんがゲームのオープニングテーマ「最恋<サイレン>」を熱唱し、続いて朗読劇「夏はバイト DE ラブバースト!」がスタート。
江口拓也さん | 島﨑信長さん |
夏休み真っ最中のセントルイス・ハイに呼び出されたヤマト、真琴、孝太郎、陽斗、一久、陸、圭吾。そこで椎名、十文字、犬塚、司から臨海学校が中止の危機にあると知らされる。その原因はヤマトが突発でイベントを行い、学校行事予算が使い込まれたため。そこで今後の予算を確保するべく、臨海学校を中止せざるをえないという流れになったのだ。
日野聡さん | 高橋広樹さん |
岡本信彦さん | 小野友樹さん |
松原大典さん | 小西克幸さん |
しかし教師監督のもと、課外授業という名目で全員がアルバイトを行い、費用を捻出できれば中止は避けられるという。初めての臨海学校を楽しみにしていたという「転校生」の涙、加えて1番稼いだ生徒は臨海学校で「転校生」と自由に過ごせるご褒美により、生徒全員が一丸となってアルバイトに挑戦する。
まずは圭吾の家、寿司屋を訪れたヤマト、真琴、司たち。圭吾が孝太郎のために開発していた「シャリとネタの配分が逆の“わさび寿司”」をヤマトが食べてしまうといったハプニングがありつつも、様子を見に来た転校生にバカップルモード全開となる面々。さらに店はイケメンにつられた女性客により、過去最高の売り上げをみせるほど大忙しとなるのだった。
続いて、場面はテレビ局へ。一久の計らいにより、出演番組のセット制作を手伝えることになった孝太郎、犬塚。そこへ差し入れとして「わさび寿司」を持ってきた転校生の姿が。そんな彼女を口説きだす一久を前に黙っていられない孝太郎、さらに犬塚も「オトナ」の魅力全開かつセクハラギリギリの口説き文句を披露する。
一方、陸、椎名、十文字は、陽斗のアルバイト先であるバーで開店準備をしていた。手馴れすぎている椎名に対し、緊張した面持ちの陸と力が入りすぎる十文字。そこで、駆けつけた転校生を相手に接客の練習が提案される。ときには跪き、ときには肩を寄せながら愛を囁く4人。この練習の甲斐あってか、バーは女性客で大変な賑わいをみせた。
こうしてアルバイトは終了し、臨海学校の予算はしっかりと確保。しかし最も稼いだ者を決めるという勝負は、やる気を出させるための作戦だったことが判明。引き分けならばと、我先に転校生を口説きだすヤマト達。彼女がその手を取るのは、一体誰になるのだろうか。
「ご褒美」はどのペアに?「校内緊急!アンケート&テスト」コーナー
トークコーナーでは、安元さんが司会として登場。まず朗読劇に対する感想では、江口さんがバカップルモードの演出の際に、客席から「くるぞくるぞ…!」という視線を感じたのが印象に残ったそう。次のコーナー「校内緊急!アンケート&テスト」では、島﨑さん・江口さんペア、日野さん・高橋さんペア、下野さん・小野さんペア、岡本さん・松原さんペア、小西さん・小野坂さんペアで分かれてクイズに挑戦。減点方式で最もマイナスの多いチームには「ご褒美」が与えられ、全ての問題に設定されたNGワードも考慮しなくてはいけないというルールだ。
まず第1ラウンドの第1問は、夏休みに旅行で行きたい日本の観光地をフィーリングで答えるというものでNGワードは「出雲大社」。「スカイツリー」といった定番からローカルなネタ、からあげの聖地とも言われる「大分県中津市」に「君の家」といったオトナな回答が出揃った。
第2問は、寝台特急を利用した長い旅路に持っていくなら?ただしスマホ以外という問題。NGワードは「スマホ充電器」だが、「家電」というやや方向性の似た回答が出るもののマイナスには至らず。しかし第3問目の彼女に送るメールという問題でのNGワード「今度は一緒に来ようね」では、小西さん・小野坂さんの「今から来ちゃいなよ!」と下野さん・小野さんの「君が来るまで待ってる」というのがNGワードの判定対象となり、結果として下野さん・小野さんがマイナス10ポイントとなってしまった。
第2ラウンドは、1問につき間違えた分だけマイナスされていくというルールに。第1問は「STORM LOVER」シリーズが初めて発売されたのは何年かというもの。2009年や2011年といった回答も出たが、正解は「2010年」だ。最後の問題は「自身が演じるキャラクターのゲーム登場時の年齢」。最終結果は第1ラウンドのマイナスが響き、下野さんと小野さんがステージで回転しながら甘いセリフをファンに語りかけるという「ご褒美」を受け取る。ちなみにこのステージの回転は、安元さんがリハーサル時に無茶振りしたことで実現したそうだ。
島﨑さんと江口さんが歌うエンディングテーマ「アイノウタ」の後は、出演者全員がファンへ感謝の言葉を述べる。イベントの最後は、会場が一体となって歌う「セントルイス・ハイスクール校歌」では締めくくられた。今回の公演を収録したDVDは今冬に発売、絶賛予約受付中なのでファンはお見逃しなく。