KONAMIは、PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360用ソフト「METAL GEAR SOLID V : THE PHANTOM PAIN」を、2015年に発売することを決定した。
最新作である「MGSV:TPP」では、第1作「METAL GEAR」の中で最後の敵として登場した「BIGBOSS(ネイキッド・スネーク)」を主人公として、「なぜ英雄が悪の道へ堕ちることになったのか?」というシリーズ最大の謎となるエピソードが描かれる。
壮大な「メタルギア サーガ(叙事詩)」の原点となる物語が展開されるにあたり、「MGSV:TPP」は、ゲームの舞台をシリーズ最大の広さ・規模へ拡張。時間経過や天候変化の概念を導入したオープンワールドとすることで、決まった攻略法の存在しない“リアル潜入シミュレーター”=本当のステルスゲームへと進化。
さらに、「マザーベース」や「バディシステム」といった新要素が加わることで遊びの幅が拡がり、より多くのゲームファンが楽しめる作品として制作が進められているとのことだ。
時間経過・天候変化のある広大な舞台、リアル潜入シュミレーター
「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES」より採用した「オープンワールドで、自由度の高いリアルな潜入」というコンセプト。「MGSV:TPP」では舞台がより広大となるだけでなく、時間経過、天候変化の概念を導入。プレーにおけるクリアルートなどの戦略の幅も増し、より臨場感あふれるスリリングな遊びが楽しめるようになります。
司令官としての腕が試される、マザーベース
プレーヤーの拠点であり、武器・アイテムの開発、物資の補給や支援攻撃など、ミッション支援の要となるマザーベース。ミッション中に兵士や捕虜を回収・配置することで拡張する事が可能。プレーヤーの設定によって拠点の形も変わっていきます。また本作では、マザーベースが他のプレーヤーからの襲撃されることもあります。
新システム、バディによるサポート
潜入任務をサポートしてくれるバディとして、ゲームに登場するほかのキャラクターをミッションへ同行させる事が可能となります。先遣として潜入させたり、自身の攻撃のサポートとして狙撃させたりすることで、プレーの戦略の幅も広がります。
STORY
ソ連のアフガニスタン侵攻以来、冷戦は新たな局面に移行していた。1984年、隻眼に義手の男がそのアフガニスタンに現れる。スネークと呼ばれるその男は、過去に米国の非政府諜報機関サイファーにより、歴史の表舞台から消された伝説の傭兵だった。昏睡から目を覚ましたばかりの彼を襲撃者から救い、アフガンへと導いた工作員“オセロット”は言う。
スネークのかつての相棒カズヒラ・ミラーがソ連軍に囚われている。彼を単独で救出することで伝説の復活を世界へと示せ、と。それは9年前、彼らの仲間を惨殺したサイファーへの復讐へと続く、世界を股にかけた戦いの始まりだった――。
「グラウンド・ゼロズ」を経て、“V”本篇がここに結実。
METAL GEAR SAGA(叙事詩)
圧倒的なロングランを続ける潜入アクションの金字塔「METAL GEAR」シリーズの物語。それは“BIGBOSS”という称号を持つ、一人の男をめぐるドラマでもあった。全ての発端となるのは1964年、冷戦の時代。ひとりの英雄がアメリカからソ連へと亡命した。英雄は第二次世界大戦中、連合軍を勝利に導いたとされる特殊部隊の母、“THE BOSS”。その愛弟子であった“ネイキッド・スネーク”は任務により彼女を抹殺し、政府より“THE BOSS”を越える真の英雄として“BIGBOSS”の称号を与えられる。しかしその任務には隠された事実があった。BIGBOSSと上官“ゼロ”の間に確執が生まれ、それはやがて世界を巻き込んだ戦乱へと発展していく……。