9月19日、コーエーテクモゲームスは東京ゲームショウ2014にて「ゼルダ無双」のステージイベントを開催。9月30日のアップデートでプレイアブル化される3人のキャラクターや今後のDLC展開などの紹介を行った。

任天堂の人気作「ゼルダの伝説」シリーズとコーエーテクモゲームスの「無双」シリーズのコラボレーションによって生まれたアクションゲーム「ゼルダ無双」。本作は「時のオカリナ」「トワイライトプリンセス」「スカイウォードソード」という3つの作品の世界が繋がっていて、その世界を舞台にリンクをはじめとするおなじみのキャラクターたちが一騎当千の活躍をしていくことになる。

イベントでは、まず「ゼルダ無双」の早矢仕洋介プロデューサーが登場。早矢仕氏は発売からの1カ月を振り返り、「ゼルダファンからは不安の声もありましたが、実際に触っていただいたときに“すごく面白い”と言ってもらえたので非常にうれしかったですね」と感慨深けだった。

「ゼルダ無双」のプロデューサー早矢仕洋介氏 ディレクターの古澤正紀氏

続いて、新たなプレイアブルキャラクターの紹介が行われた。今回使用可能になるのは本作オリジナルの敵キャラクターであるシア、ヴァルガ、ウィズロの3人で、いずれも9月30日のアップデート時に無料で追加配信される。

本作のディレクターである古澤正紀氏による実機デモも行われた。初日のステージではシアのアクションを公開したので、今回はヴァルガとウィズロを使ったプレイが披露された。ヴァルガは槍を豪快に振り回す攻撃のほか、口から炎を吹いて攻撃したり、炎をまとったドラゴンに変身したりと豪快な攻撃が持ち味で、早矢仕氏も「初心者の方も使いやすいと思います」と、その強さを認めていた。

次はウィズロを使ってプレイ。魔法使いタイプのキャラクターで、無数の魔法弾を全方位に飛ばしたり、巨大なビーム発射したりと多彩な遠距離攻撃を使用することができる。早矢仕氏によると、ヴァルガやウィズロはプレイアブルにする予定はなかったのだが、発売後のファンの要望が多かったので急きょ開発したのだという。そのため、調整や落とし込みがかなり大変だったそうだ。

ダウンロードコンテンツをはじめとする今後の展開も明らかにされた。まず、「“裏”ゼルダ無双パック」「トワイライトプリンセスパック」「ムジュラの仮面パック」「ガノンパック」の4つが、今年の10月中旬から来年の2月にかけて順次配信される予定だ。どんなキャラクターや武器が追加されるのかはまだ明らかにできないが、早矢仕氏は「パックの名前から想像してみて下さい」と語っていたので、「ゼルダ」ファンは期待してよさそうだ。

さらに、これらのパックをまとめて予約購入できる「オールインワン まとめてお得パック」も2014年9月30日から発売開始。これを購入すると、特典としてリンクの追加コスチューム「ダークリンク」も入手できるとのことだ。

最後に古澤氏は「有料での配信と同じタイミングで、いろいろなアップデートも行う予定です。今回の新プレイアブルキャラクターほどではないかもしれませんが、長く遊んでいただけるようにアップデートを続けていきたいと思います」と挨拶。早矢仕氏も「ゼルダシリーズの歴史を総ざらいするようなお祭りソフトになっていくと思いますので、これからも末永く応援よろしくお願いします」と、感謝の意を述べ、今回のイベントを締めくくった。

ゼルダ無双

コーエーテクモゲームス

WiiUパッケージ

  • 発売日:2014年8月14日
  • 12歳以上対象
ゼルダ無双

ゼルダ無双

コーエーテクモゲームス

WiiUダウンロード

  • 発売日:2014年8月14日
  • 12歳以上対象
  • ニンテンドーeショップ ダウンロード版

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