スクウェア・エニックスは、2016年に発売を予定しているPS4/PS Vita用ソフト「ワールド オブ ファイナルファンタジー」について、舞台設定や登場キャラクター、ゲーム概要を公開した。
「ワールド オブ ファイナルファンタジー」は、まるでミニチュアジオラマのような、これまでにない世界観で描かれる、まったく新たな「ファイナルファンタジー」。本作では、これまでのシリーズに登場する個性豊かなモンスターを仲間にして戦うことができる。
E3 2015で発表され話題となった本作だが、早くも作品の舞台となる「グリモワル」や登場するキャラクター、本作ならではのゲームシステムに関する情報が明らかになった。ここではそれらの内容を順を追って紹介していこう。
イントロダクション
レェンとラァンの姉弟は、失われた記憶にたぐりよせられ、小さき者が住むふしぎな異世界【グリモワル】をおとずれます。
そこではモンスターを仲間にして、小さくなって乗っかったり、大きくなって乗っけたり、何だかおかしな冒険をくり広げていきます。
これは、新しい「ファイナルファンタジー」の大きさ。
新しい世界のはじまり。たくさんの出会いの物語。
グリモワル
まるでジオラマのように見える世界には、プリメロと呼ばれる小さな住人が暮らしている。
本作では「ファイナルファンタジー」の1作目で登場した町「コーネリア城下街」と同じ名前の場所が登場する。このほかにも、どこかで聞いたけど初めて見る……そんな場所に出会えることだろう。
そして、グリモワルには、四季折々、いろいろな地域があるよう。おもちゃの箱庭のようにも見える世界を自然の息吹を感じながら自由に歩こう。フィールドにはたくさんのギミックも用意されており、さまざまな手段で道を切り拓く楽しさも感じられる。
キャラクター
主人公はレェンとラァンの双子の姉弟。そして、彼らをグリモワルに導くタマも紹介しよう。
右下)ラァン(弟) CV:斉藤壮馬
明るく元気な少年。天然で、お調子者といった感じだが、姉思いで、心優しく純粋な一面を持つ。
左)レェン(姉) CV:雨宮天
明るくシッカリものの少女。ラァンのとぼけた言動には、するどい突っ込みを入れることが多い。
右上)タマ CV:竹達彩奈
ラァンとレェンのふたりをグリモワルへと導く、明るく無邪気な案内役。
プリメロとオオビト
グリモワルに飛びこんだレェンとラァンは、この世界に合わせて「プリメロ」サイズになる力を得る。ふたりは好きな方の姿をいつでも選ぶことができる。
かわいくて楽しい世界グリモワルだが、やがてその見かけと違う意外と壮大な運命が待ち受けている。ここでは、バハムートの鎧をまとった「ブレンディレス」と名のる謎の騎士が登場している。
ミラージュ
本作は“ミラージュ”と呼ばれるモンスターや召喚獣を集めて、育てて、戦うゲームとなっている。FFシリーズに登場したお馴染みのモンスターやいろいろな機械、そして召喚獣たちが装いも新たに登場する。
バトル
グリモワルはいろいろ積み上がる世界となっており、それはバトルでも同様だ。仲間にしたミラージュはそれぞれ単独でも戦うことができますが、タワーのように積み上がること、“ノセノセ”することでさまざまな効果が発揮される。
もちろんプリメロ、オオビト、どちらの姿でもバトルを行うことができる。ミラージュをノセノセするときは、大きいものが下、小さいものが上に乗る。オオビトは小さいものを上に乗せることができ、プリメロは大きいものに乗ることができるのだ。
召喚
本作でも登場するシリーズおなじみの召喚は、2つのタイプが用意されている。
メガミラージュ召喚
特大サイズのメガミラージュ。彼らを喚びだすには、パーティにいる全てのミラージュを、一時的に引き換えにしなければならない。
セイヴァー召喚
FFシリーズおなじみのキャラクターがピンチを救ってくれる。ゲージをためることで一時的に召喚できる一撃必殺のキャラクターたち。どの作品から誰が登場するかも楽しみな要素のひとつだ。