アメリカ・ロサンゼルスのLAコンベンションセンターにて開催された「Electronic Entertainment Expo(E3) 2015」。ここでは、PS4/PS3/Xbox One/Xbox 360/PC用ソフト「バイオハザード0 HDリマスター」と「Mega man Legacy Collection」のプレイレポートをお届けする。

目次
  1. 「バイオハザード0 HDリマスター」
  2. 「Mega man Legacy Collection」

E3 2015のカプコンブースで試遊することができた「バイオハザード0 HDリマスター」と「Mega man Legacy Collection」。

「バイオハザード0 HDリマスター」は、2002年11月にニンテンドーゲームキューブで発売された「バイオハザード0」を現在の環境にあわせてグラフィックを高精細化、さらに16:9のワイドの画面比率でプレイできる。「Mega man Legacy Collection」は、海外版ロックマンのコレクターズエディションのようなもので、「ロックマン」から「ロックマン6」までが収録されている。

ここでは、E3 2015の会場にてプレイできたPS4版「バイオハザード0 HDリマスター」とXbox One版「Mega man Legacy Collection」のプレイフィールを紹介しよう。

「バイオハザード0 HDリマスター」

「バイオハザード0 HDリマスター」は、シリーズの原点である「バイオハザード」の前日譚という位置づけとなっている。ストーリーはラクーンシティの郊外で発生した猟奇殺人事件の調査のためにヘリで移動中、突如機械トラブルに見舞われ立ち往生しまうところからはじまる。

S.T.A.R.S.のブラヴォーチームに所属するレベッカ・チェンバースは森の中で横転した軍用囚人護送車を発見し、護送されていた元アメリカ海兵隊少尉のビリー・コーエンを探すために、列車“黄道特急”を調査することになる。

本作は、「バイオハザード」にも登場したレベッカ・チェンバースと第一級殺人犯として死刑宣告を受けた死刑囚ビリー・コーエンが主人公となっており、プレイするキャラクターを切り替える“パートナーザッピングシステム”を利用してさまざまな謎を解いていくことになる。

今回会場で体験できたバージョンは、レベッカが列車に乗り込んだ直後からのスタートになっていた。ゲームを開始して、まず最初に気がついたのがレベッカのグラフィックだ。ゲームキューブ版でははっきりしていなかった顔が、高精細化されたことではっきりとわかるようになっている。もちろんレベッカだけでなく、ゾンビなどのクリーチャーも同様だ。特にゾンビは腐りかけの肉や傷口がはっきりとわかるのでかなり生々しい……。

また、列車内部の壁や装飾品なども細かく表現されているので、ゲームキューブ版の「バイオハザード0」と比べながら探索するのもいいだろう。

続いて操作方法についても触れておこう。操作方法は×ボタンが攻撃とアクション、○ボタンがリロードとダッシュ、R1で銃の狙いを定め、R2でメンバーの変更、L1で攻撃する敵を変更するというもの。「バイオハザード0」では十字キーの左右で旋回、上で前進、下で後退というラジコン操作となっていたのだが、本作からは「バイオハザード HDリマスター」と同様のアレンジ操作もできるようになっていた。ゲーム開始直後にどちらにするのかを選択できるのだが、アナログパッドでアレンジ操作、十字キーでラジコン操作も可能だ。操作方法に関しては海外の仕様となっている可能性が高く、日本版では多少操作方法が変わっていることだろう。

プレイは“パートナーザッピングシステム”を使用できるようになったところで終了。続きが気になるところだが2016年初頭に発売される日本版を楽しみに待っていよう。

「Mega man Legacy Collection」

「Mega man Legacy Collection」は、「ロックマン」と「ロックマン2」を体験することができた。「ロックマン6」までの作品はFCで発売されていたということもあり、画面比率は4:3の設定だが、本作では16:9にも対応している。

今回は昔を懐かしみながらプレイしたいと思い画像比率を4:3にして「ロックマン2」をプレイすることに。最初にエアーマンのステージをプレイしてみたが雲の足場から滑り落ちたり、エアーマンの竜巻が避けられずに倒されてしまったりと昔と変わらない難易度になっていた……。

「ロックマン2」をプレイし終えたあとは、本作から新たに追加されたタイムアタックができる「CHALLENGES」でクリアタイムを計測することに。「MM 1-6 MASHUP」や「MM 1 MEGAMIX」などのさまざまなステージが存在し、それぞれに難易度も設定されているようだ。試しに難易度ノーマルの「MM 1-6 MASHUP」をプレイしてみたが、「ロックマン6」までの要素が混ざったステージになっていた。「LEADERBOARD」という項目もあったのでほかのプレイヤーとクリアタイムを競うことができるかもしれない。

そのほかにも、「MUSEUM」と呼ばれるモードが存在し、ゲーム内では使われなかったボスキャラクターのデザインなどが鑑賞できるようだ。

本作は「ロックマン」シリーズを詰め込んだ作品というだけでなく、進化の過程が辿れるようになっている。日本での発売はまだ決定していないとのことなので今後に期待しておこう。

バイオハザード0 HDリマスター

カプコン

Xbox360ダウンロード

  • 発売日:2016年1月21日
  • 15歳以上対象

バイオハザード0 HDリマスター

カプコン

PCダウンロード

  • 発売日:2016年1月20日
  • 15歳以上対象

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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