カプコンが、2015年7月9日に発売を予定しているニンテンドー3DS用ソフト「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」の魅力を前後編に分けてお届け!前編は本作の世界観と主要キャラクターたちを紹介する。
「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」は、19世紀末の大日本帝国と大英帝国を舞台にした「逆転」シリーズの新プロジェクト。
熱い正義感と鋭いツッコミを武器に法廷で闘う弁護士・成歩堂 龍一の先祖である成歩堂 龍ノ介と、世界的な名探偵のシャーロック・ホームズがタッグを組んで、謎を解き明かし、法廷で犯人を追い詰めていく。
前後編の2回に分けて本作の魅力をお届け!今回は、本作の主要キャラクターと世界観をまとめて紹介しよう。
主要キャラクター
本作は主人公の成歩堂 龍ノ介、法務助士の御琴羽寿沙都をはじめ、世紀の大探偵シャーロック・ホームズ、ホームズの相棒アイリス・ワトソンなどの個性的なキャラクターによってストーリーが展開される。
そのほかにも「逆転」シリーズお馴染みの検事である亜内の先祖などの個性的なキャラクターたちが関わってくることになる。
成歩堂 龍ノ介(なるほどう りゅうのすけ)
本作の主人公。大日本帝国、帝都勇盟大学の学生。ある事件をキッカケに弁護士を目指すことになる。最新の司法制度を学ぶため、燃える正義を胸に、留学生として大英帝国へ旅立つ。
「ぼくは弁護士になる‥‥かならず!」
御琴羽 寿沙都(みことば すさと)
とある事情によって、“法務助士”という立場で成歩堂をサポートすることになる少女。海外の探偵小説を愛読する、先進的な夢見る大和撫子。
「法務助士として、お役に立ちますとも!」
シャーロック・ホームズ
世界で最も有名な大探偵。その、あまりにスルドイ観察力と推理力は、“真相”どころか、時に真実の向こう側まで行ってしまう。大探偵と弁護士の卵の奇跡の出会いが、倫敦の法廷に大逆転をもたらす。
「ぼくにとって“推理”とは、純粋論理の芸術なのだよ。」
アイリス・ワトソン
ホームズと同居する少女。幼いながら医学博士号を持ち、倫敦で大人気の小説「シャーロック・ホームズの冒険」を連載している。その推理力は、あの名探偵をも凌駕するというウワサも‥‥?
「東洋でも読まれてるんだね。あたしが書いた、お話」
バロック・バンジークス
かつて“死神”の異名をとった、大英帝国の法曹界に知らぬ者のない伝説の検事。彼の立つ法廷では、かつて助かった被告人は1人も存在しないという。たとえ、その判決が「無罪」であっても‥‥。
「‥‥そうでなければならない、我が“いけにえ”は‥‥な。」
亜双義一真(あそうぎかずま)
帝都勇盟大学の学生で、成歩堂の親友。大学生でありながら、すでに弁護士の資格を持つ才人。当時、まだ近代司法制度が始まったばかりで、低い立場だった“弁護士”という新しい身分を確立させ、日本の司法を革新するべく、大英帝国への留学を志す。
「オレは、キサマを信じている。‥‥成歩堂龍ノ介」
世界観
本作の舞台はシリーズ作品よりも約100年前の日本とイギリス。法の黎明期である日本の学生である成歩堂は、最新の司法を学ぶ留学生として倫敦に訪れることになる。成歩堂がいかにして弁護士の道を歩んでいくのかぜひ注目して欲しい。
大日本帝国 激動の明治時代
開国から数十年。明治の日本は文明開化の大号令のもと、欧州の文化を取り入れるべく、激動の時代にあった。
大日本帝国の法廷
近代的な司法制度が導入され、ようやく弁護士という制度ができるなど、まさに法の黎明期を迎えていた明治時代。主人公、成歩堂龍ノ介が初めて立つ大舞台となるのが、この法廷だ。まだ、弁護士という職業が軽視されていた時代で、どのような裁判が展開されるのだろうか。
大英帝国 霧の大帝都 倫敦(ロンドン)
産業革命のまっただ中、全世界を手中におさめ史上最大の繁栄を謳歌する“日の沈まぬ国”大英帝国の首都。しかし、ガス灯の明かりの届かない、霧に包まれた闇の向こうに、不穏な事件の影を隠している‥‥。
大英帝国 中央刑事裁判所・大法廷
成歩堂龍ノ介が立つことになる異国の大法廷、大英帝国 中央刑事裁判所・大法廷は当時の日本の法廷と違って、圧倒的な歴史の重さをかんじられるような空間になるよう、デザインされている。中央に飾られている巨大な天秤など、気になる要素が散見される。