アイディアファクトリー/コンパイルハートとMAGES.は8月26日、東京・秋葉原のパセラリゾーツ秋葉原マルチエンターテイメント館(P.A.R.M.S)において、PS Vita用ソフト「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」の記者発表会を実施した。
2015年10月15日に発売を予定している「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」。その発売まで2ヶ月を切ったこのタイミングで、一般ユーザー200名を招待しての記者発表会が行われることとなった。
ステージには、出演キャストより阿澄佳奈さん(ブラン役)、本多真梨子さん(天王星うずめ役)、そして主題歌を歌うアイドルユニットのアイドルカレッジが登場。また、開発陣からはディレクターを務めるアイディアファクトリー 小野寺真吾氏が参加し、本作に関するトークや実機を用いたゲームプレイ、さらにはアイドルカレッジによるミニライブも実施されたイベントの模様をお届けしよう。
ゲイムギョウ界総選挙には阿澄さんも投票!?
本作のオープニングムービーの上映後、司会を務めるジョイまっくすポコさん、続いて阿澄さん、本多さん、小野寺氏、そしてアイドルカレッジから南千紗登さん、中島優衣さんの2人がステージ上に姿を現したが、作中のブランと同じ制服を着た中島さんに対して、南さんはネプテューヌの制服姿にゾンビメイクという、インパクトのある姿で登場。ジョイさんの発案であらすじ紹介に即興を挟んだ時にも早速ゾンビの真似をするなど、会場を笑わせた。
「ネプテューヌ」シリーズにおける4女神の一人であるブランが主人公となる本作では、学園を舞台に、映画研究会に所属するブランとネプテューヌを中心に物語が展開する。普段は口数が少なくおとなしいものの、ストレスが溜まるとブチ切れるという特徴を持つブランに対して、ジョイさんからはこういう女の子がタイプだという切り返しがあったが、阿澄さんはよくわからない、とバッサリ。
「新次元ゲイム ネプテューヌVII」で初登場し、今作は転校生という立ち位置で登場するうずめは、本多さん曰く、普段は正義感があって一生懸命な女の子ということだが、その一方で頑張ろうするあまり女神化すると“ほにゃ系”の可愛いらしいキャラになるという。正反対ではあるものの、ともにギャップを持ったキャラクターになっているという話題に花を咲かせた。
そしてブランが1位に輝き、本作が発売するきっかけとなったゲイムギョウ界総選挙についても話題が及ぶ。阿澄さん自身は前作のボイス収録のタイミングで途中経過を聞いていたそうだが、その時には「いいのかな?」と思ったそう。主役になるようなキャラクターではないと話す一方で、自身もブランに一票を投じたことを明かすなど、キャラクターへの愛着が感じられるエピソードとなった。
本作は「ネプテューヌ」シリーズの3Dアクション第2弾にあたるが、前作「超次元アクション ネプテューヌU」以上の軽快なバトルが楽しめるという。基本的にはゾンビ軍団たちをバッタバッタと薙ぎ払っていくものとなるが、大きな特徴として最大4人でのマルチプレイが可能となっており、アドホックモード、インフラストラクチャーモードの両方に対応している。
登場キャラクターも4女神とその妹たち、初登場となるプルルートとピーシェなど、シリーズオールスター陣容となっている。さらに開発会社であるタムソフトの擬人化キャラである「タムソフトちゃん」も登場するとのこと。
10分以上にわたる主題歌MV撮影には本多さんも参加!
ゲーム紹介が一段落したところで、アイドルカレッジが担当した主題歌「ビーマイ☆ゾンビ」に関する話題に。ゾンビというテーマということで一見すると怖そうだが、今作ではゾンビ化しても可愛いキャラクターたちになっているということで、楽曲もポップで可愛らしい仕上がりになっているそう。すでにライブなどでも披露しているということだが、ノリがよく、振り付けもファンと一緒にやりやすいと話していた。
今回は会場で初公開となるミュージックビデオを上映することに。今回公開されたミュージックビデオはなんと10分以上におよぶストーリー仕立てになっており、本多さんもうずめのコスプレ衣装で出演している。アイドルカレッジの2人が一番面白いところと話し、小野寺氏が「痛いんですよね」と思わずこぼしたそのシーンが一体どうなっているのか、そしてミュージックビデオがどのような展開を見せるのかに注目してもらえればと思う。なお、ミュージックビデオは今回のバージョンのほかにもダンスシーンをまとめたバージョンもあるそうなので、今後の情報に期待しよう。
出演者による本作のゲームプレイも実施!
続いて、実機を用いて本作のゲームプレイを披露することに。本作は2人のキャラクターを交代しながら戦うデュアルシステムを搭載しているが、今回は阿澄さんと本多さんが自身の演じるキャラクターを、南さんと中島さんがそれぞれネプテューヌ、イエローハートを選択してプレイ。
自らゲームオンチだと話す阿澄さんだったが、プレイの後には爽快感があって気持ちいいと話すなど、ボタンを押すだけで攻撃を繰り出せるシンプルな操作性にすぐ馴染んで各々が軽快なプレイを披露。強力な攻撃を繰り出せる女神化や、タッグならではの合体攻撃などのゲームのポイント、そしてゾンビ仕様でもどこか可愛らしいモンスターたちと、わずかな時間ながら見どころの多いプレイとなった。
ちなみに、今回はシングルモードでのプレイとなったが、マルチプレイモードは最大4人で巨大なモンスターに挑むものになっているという。こちらの詳細などにもぜひ期待したいところだ。
アイドルカレッジによるミニライブ&プレゼント抽選会も!
ここからはアイドルカレッジのメンバーが集結してのミニライブが行われた。ミュージックビデオと同様に、中島さんら8人で構成された「iチーム」がブランの制服、南さんら7人で構成された「cチーム」がネプテューヌの制服+ゾンビメイクで登場、そのままの姿でパフォーマンスを披露することとなった。
「神次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth3 Victory Century」のEDテーマ「トゥルーエンド プレイヤー」、そして「激次元タッグ ブラン+ネプテューヌVSゾンビ軍団」のEDテーマ「BEFUNYOUANDQN」、そしてOPテーマ「ビーマイ☆ゾンビ」を立て続けに披露し、その激しいパフォーマンスに場所を移して見ていたという阿澄さん、本多さんも驚きの様子だった。
その後はグッズやサイン入りの色紙、ポスターなどがもらえるプレゼント抽選会が行われ、いよいよエンディングへ。ここで小野寺氏より、発売中のPS4用ソフト「新次元ゲイム ネプテューヌVII」にて、8月27日の「ミリオンアーサーちゃん」を皮切りに、「ゴッドイーターちゃん」「ニトロプラスちゃん」がダウンロードコンテンツとして配信されることを紹介。また、アイエフと瀬賀初美をメインキャラクターとして展開する「超次元大戦 ネプテューヌVSセガ・ハード・ガールズ 夢の合体スペシャル」も鋭意制作中であることが語られた。
そして最後は、ジョイさんによる仕切りの元、全員で「ねっぷねぷにしてやんよ!」の掛け声とともに発表会は終了となった。