千葉・幕張メッセにて開催された「東京ゲームショウ2015」。こちらでは、本日9月20日にセガゲームスブースにて実施された「ブレードアークス from シャイニング」ステージを紹介する。
RPG「シャイニング」シリーズの人気キャラクターが一堂に会する、シリーズ初の対戦格闘ゲームとしてアーケード向けに開発された「ブレードアークス from シャイニング」。そのPS4/PS3版となる本作は、フルボイスのオリジナルストーリーと共に、タッグバトルによる爽快なアクションを楽しむことができる。
こちらのステージでは、女優・タレントの結さんのほか、スタジオ最前線のディレクター・近藤敏信さんと宣伝担当・ジャッジ石原さんが登壇。
「シャイニング」シリーズはメガドライブにて発売された「シャイニング・フォース 神々の遺産」が大好きでプレイしていたという結さん。最新作であるレゾナンスもクリアしており、格闘ゲームについても子供の頃から大会などをよく見に行っていたということで、シリーズおよびゲームに対する造詣の深さが窺える。
海賊令嬢・ミスティはトリッキーなキャラクター!
PS4/PS3版にて参戦することが決まったミスティのプレイ動画が公開された。ミスティは黒い魔方陣を設置することができ、これに攻撃を当てることで飛び道具が発動する。
もちろん複数置くことも可能なので、起き攻め、めくり、固めなどさまざまな用途に使えるだろう。
敵にする場合はこの魔方陣の設置をいかに封じるかが重要になりそうだ。扱うのが非常に難しい反面、使いこなした時の選択肢の多さや対応力など、リターンが大きそうなキャラクターである。
また、本作に実装されるアートギャラリーモードについても紹介。本モードでは総数200点以上、10年間にわたるTony氏の歴代シリーズイラストを鑑賞することができる。イラストは対戦やストーリークリアなど、さまざまな条件をクリアすることで解放されていく。ゲームが苦手という人でも、遊んでいるうちに貯まっていくゲーム内ポイントを使用することでイラストを解禁することができるぞ。
さらに、イラストはすべて拡大して表示させることもできるので、すでに画集などを持っている人もまた違った楽しみ方ができそうだ。
初回封入特典の追加キャラ「ソニア」のプレイ映像も公開!
ソニアは、「シャイニング・レゾナンス」のヒロインの一人であり、試練のすえ手にした王家に代々伝わる竜刃器「龍鱗爪剣 テンペリオン」を武器に戦う。
敵に突進して連続突きを放つ「ミリオンスラスト」、めくり攻撃にもなる上方からの急襲技「ソードアスカレント」、そして一歩下がりながら攻撃を繰り出す技など、全体的にベーシックで使いやすいキャラクターにまとまっている印象を受けた。
また、ソニアには“演奏モード”というものがあり、これを発動している間はフォースゲージが回復していく。演奏によってゲージを回しつつ、EX技で大ダメージを狙っていくといった立ち回りがソニアの基本になるのだろうか。
さらにソニアはEX技発動中は“雷撃姫モード”になり、通常の技よりも威力や範囲などが強化される。この雷撃姫モードはスーパーフォース技にも適応されており、ゲージを最大3つまで追加消費することで強力なスーパーフォース技を放つことが可能だ。
結さんvsジャッジ石原さんによるスペシャルマッチが実施!
新キャラクター2体を用いて、結とジャッジ石原さんによる対戦プレイが行われることに。結さんはソニアで、ジャッジ石原さんはミスティで対戦。しかしながら、さすがに実力に差があるということで、ハンディキャップとしてジャッジ石原さんは馬の覆面を被って行われた。
「視界が見えにくい」と苦しそうに語るジャッジ石原さんだったが、いざ試合が始まるとハンディキャップをものともせずに結さんを圧倒。視界不良と言ったものの的確にコンボを決め、結さんを画面端に追い詰めそのままラウンドを奪った。
あまりハンデになっていなかったようなので、ジャッジ石原さんが続く2戦目で片手を封印。そのままでも意外と俊敏な動きを見せていたが、さすがに上手く攻撃を当てられずに敗北。最終的に両手を封じられたジャッジ石原さんは、ほぼ木人のようになってソニアに滅多斬りにされてしまうのだった。
ステージの最後には、Tony氏から来場者に向けた直筆コメント&イラストが披露された。美麗に描かれたパイロンがステージの大型モニターを彩り、本ステージの幕が閉じた。