セガゲームスが本日11月26日に発売したPS4/PS3用ソフト「ブレードアークス from シャイニングEX」。本作の発売記念抽選会が東京・セガ秋葉原1号館にて行われたので、ここではその様子を紹介していこう。
Tony氏や出演声優陣のサイン色紙がラインナップ！
「ブレードアークス from シャイニング」は、2014年11月5日より全国のアミューズメント施設にて稼働を開始したアーケード向け対戦格闘ゲーム。
セガゲームスが手掛ける「シャイニング」シリーズのキャラクターたちが作品の垣根を越えて一堂に会するオールスター作品となっており、本日発売となったコンシューマー版「ブレードアークス from シャイニングEX」には、追加キャラクターとしてソニア（シャイニング・レゾナンス）とミスティ（シャイニング・ブレイド）が参戦する。
本作の発売を記念した抽選会は、東京のセガ秋葉原1号館と大阪の日本橋総合案内所の2ヶ所で行われている。今回はセガ秋葉原1号館にお邪魔させてもらったので、会場の写真を交えながらその様子を紹介していこう。
抽選会には、ソフトを購入した領収書や納品書などの証明書を提示すれば参加可能。A賞にはパイロンが描かれたTony氏の直筆サイン入り複製原画色紙、B賞には出演声優陣の寄せ書きサイン色紙など、豪華な賞品がずらりとラインナップ。外れてしまった人も、参加賞としてアルティナとパイロンが片面ずつ大きく描かれたクリアファイルがもらえる。なお、こちらは各賞当選者にもプレゼントされる。
 |
 |
|
|
| クリアファイル | |
会場では、モニターにて本作のPVが放映されていたほか、各所に「シャイニング」シリーズのポップが掲載。また、発売に向けてのコメントも記載された、Tony氏のサイン色紙も展示されていた。
AC版への逆輸入もあるかも？ 近藤敏信氏インタビュー
会場では、本作の開発を務めるスタジオ最前線のディレクター・近藤敏信氏にお話を伺うこともできた。
魅力的なキャラクターが多い「シャイニング」シリーズだが、ほかのキャラクターの追加はどうなんだろう…といった疑問からシリーズの看板であるTony氏のイラストについてなど、さまざまなことが語られた。
――発売日を迎えての感想を教えてください。
近藤氏：本作はアーケード版からスタートしているので、そこから考えると“ようやくここまできたか”と…（笑）。とても嬉しく感じています。
――本作はコンシューマー版ということで、アーケード版との違いを教えてください。
近藤氏：基本的なゲームバランスなどは、現在稼働中のアーケード版と同じものとなっています。そこに新キャラクターとして、ソニアとミスティが追加されています。また、キャラクターのコンボ練習などが行える“トレーニングモード”や、シリーズの多彩なイラストが閲覧できる“アートギャラリーモード”など、アーケードにはない新しいモードも実装されています。
――各モードについて、詳細を教えてください。
近藤氏：トレーニングモードは、今まで不明瞭だったコンボのダメージなども明確に表示されるので、初心者の方が練習に使うのはもちろん、アーケードからプレイされている人はさらに研究が捗ると思います。
アートギャラリーモードでは、本作を遊んでいくことで次々と新しいイラストが解放されていきます。イラストは200点以上収録されているので、Tonyさんが描いてきた「シャイニング」シリーズのイラストが全部入っているんじゃないかと思うくらいすごい量になっています。条件によって解放されるものもありますが、ゲーム内で手に入るポイントを使用してイラストを解放することも可能なので、格闘ゲームが苦手が人でも安心してプレイしてもらえると思います。
――アートギャラリーについて、近藤さんが個人的に気に入っているものなどはありますか？
近藤氏：一枚に絞るとなると難しいですが、やはり一番深く関わった「シャイニング・ハーツ」のイラストが思い出深いですね。
――「シャイニング・ハーツ」の中で一番好きなキャラクターはいますか？
近藤氏：アミルですね。単純にビジュアルが好みなので（笑）。
――魅力的なキャラクターが多数登場する「シャイニング」シリーズですが、今後新しいキャラクターを追加していく予定などはありますか？
近藤氏：いろいろと追加していければいいなぁとは考えていますが、確定しているわけではないので何とも言えないですね。
――RPG好きな人と格闘ゲーム好きな人、それぞれにオススメなキャラクターなどはいますか？
近藤氏：スタンダートなキャラクターからテクニカルなキャラクターまで多彩に制作しているので、格闘ゲーム好きな人はぜひ一通り触ってみてほしいですね。RPG好きな人や格闘ゲームが苦手な人などは、“シンプルコマンド”という設定にすることで簡単に技が出せるようになります。ですので、必殺技が強力で一撃が重たいレイジや裏雪姫、ローゼリンデなどを使うと爽快感が味わえると思います。
――新キャラクターでいうと、ソニアが近いタイプですね。
近藤氏：レゾナンスの技を多く継承していますし、こちらをプレイしていた人は比較的すんなりと操作できるんじゃないかと思います。
――ミスティはどのようなキャラクターに仕上がっていますか？
近藤氏：シリーズの中でも人気のキャラクターでしたし、ようやく実装できました。非常にテクニカルなキャラクターになっていますが、その分ミスティらしく仕上がっているので、愛のある人はぜひ使い込んでみてください（笑）。
――今回追加された2キャラクターが、逆にアーケードのほうに追加されることはありますか？
近藤氏：現時点ではおそらく…といった感じです。近いタイミングで検討はしていますが、12月に開催される全国大会が終わるまでは、ひとまず現行のバージョンのままになります。
――最後にメッセージをお願いします。
近藤氏：格闘ゲーム好きな人はもちろん、いままでの「シャイニング」シリーズが好きな人にも楽しんでもらえるようにいろいろと工夫をしています。Tonyさんが描いてきた「シャイニング」シリーズの、ある意味集大成的な作品だと思うので、存分に楽しんでいただければと思います。
(C)SEGA
※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
コメントを投稿する
この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー
