東京ゲームショウ2015のフライハイワークスブースにて、ニンテンドー3DS用ダウンロードソフト「フェアルーン2」を体験してきたのでプレイインプレッションをお届けします。

2013年にスマホで配信され、2014年にニンテンドー3DSダウンロードソフトとして配信された「フェアルーン」は、トップビューのマップをドット絵のキャラクターが動き回る80年代風アクションロールプレイングでした。

そして、その続編として発表されたのが「フェアルーン2」です。

今回、出展されていたロムは、10分間のプレイ制限のあるバージョンでした。タイトル画面は80年代のパソコンゲームっぽいビジュアル。

すでに2015年のゲームショウの地にいることを忘れてしまい、気分は80年代に浸った状態でゲームを開始します。ゲームを始めるとドレスを着た少女が登場。十字ボタンでキャラクターを移動させていきます。

マナのかけらを取り、建物から出ていると、ふしぎな草に赤い矢印が出ているので、ふしぎな草にマナのかけらを使ってみると、ふしぎな草がキラキラし始めました。どうやらダメージを受けたときにこのふしぎな草に戻ってくると体力を回復できるようです。

「何となく怪しい岩があるなぁ」と思って押すような動作をしてみると、こんな返しがありました。ごめんなさい。ちゃんとやります。

道なりに進んでみると光っているところがあり、入ってみるともう片方の光にワープして、それ以降はワープしないようになりました。何があったのかわかりませんが、ワープをするようなギミックが今後出てくると言うことですかね。

ガケにちょっと出っ張った部分があるので進んでみると、下に飛び降りることができました。高さの概念、一方通行の概念をちょっとした操作で教えてくれる、そういうような作りに感じます。

さらに進んでいくと、台座の上に剣が一本刺さっています。きっとボクが勇者だったらこんな剣はすぐに抜くことができるのでしょう。早速試してみると、あっさり剣を抜くことができました。この剣の名前は希望の剣、きっとボクがこの世界の希望の光と言うことでしょう。いや、待てよ。女の子だから「わたし」かしら。いや、待てよ、なんて下品かしら。

些細なことはどうでもいいです。そんなことよりも希望の剣を握ったところ、ドレス姿だった女の子が戦う戦士の服装に変わっています。これからは戦う女として生きて行かなければなりません。

魔物に体当たりをして戦います。弱い魔物はノーダメージで倒せるけどEXPが貰えず、ちょうどいい魔物はダメージを受けながらもEXPを貰えて、強い魔物だと大きなダメージを受けてEXPもたくさんもらえます。

敵と戦う心構えができたけど、この先は行き止まりしかありません。いや、木の中に1つだけ変なところがありますね。ここを通れば先に進めますね。このちょっとグラフィックの違うところに何かがある、このことを押さえておくと、このゲームの攻略が少し楽になります。テストに出るから覚えておきましょう。

ミドリのオーブを手に入れた後、砂漠に入ってみたところ、その場にとどまることができず地下に潜りこみます。突然の環境の変化に驚き、それでも雑魚っぽく見える黄色いスライムに当たってみると、とんでもないダメージを受けてしまいます。これって弱い魔物でもなくちょうどいい魔物でもなく強い魔物なのでは? このまま死ぬの? いや、死なないわ。なるべく黄色いスライムに当たらないように気を付けながら、先に進みます。

地下から脱出すると、先ほどのキラキラしているふしぎな草のあるところまで戻れたので、体力を回復させます。

そして、さっき服が汚れるから拒否された岩も、今の服なら汚れて問題ないし、ほらわたし汚れだし……って、誰が汚れやねん! とにかく岩を押してみますと、ずるずるずると押す事ができ、階段が現れます。

地下に降りると周辺だけしか見えません。恐る恐る進んでみるも、敵が出てくるわけではないので、徐々に豪快に進んでみたりすると、行き止まりに何かありました。調べてみるとカナタのキオクを手に入れることができました。

青いスライムを倒してレベルを上げつつ、行けるところを進んでみると、階段がありました。潜ってみると画面がざわざわとしています。あっ、これはアレですね。

足早にプレイ状況を書いてみましたけど、要するにここまでプレイして感じることは、ことごとく「フェアルーン」をプレイしていると心地よくプレイできるということ。今のところ全てのルールが「フェアルーン」と同じ。崖から堕ちるところとか、いきなり強い黄色いスライムが出てくるとか、初心者にはちょっと厳しいかな?と思ってしまうところもすでに「フェアルーン」をプレイしている人向けに作っていることのわかるところ。

ちなみに先ほどアレと書いた場所ですが、実際の所死んだらここに来るってことですよ。試しに死んでみますね?

ほら、来たでしょ?

どうやら死んだ数だけ墓が追加されていくみたいですね。

ここまでわかればあとはどんなギミックが入っているか、残りの時間に全力を尽くします。あっちに行きますこっちに行きますとにかく進みます。という感じでプレイした結果、こんな感じのマップにたどり着くことができました。

進んだマップは下画面の表示がオープンになっていくので、どの程度ゲームを進めることができたかはお分かりいただけるかと思います。

現状、「フェアルーン2」の発売は2015年予定のようなので、もう少し待たないといけません。「フェアルーン」をすでに楽しんだ人はワクワクしながら「フェアルーン2」を待ち、「フェアルーン」を未プレイの人は先に「フェアルーン」をプレイしてから「フェアルーン2」をプレイするのが正解のようです。というか、そんな感じのゲームだと実感するに至るゲームショウバージョンの「フェアルーン2」でした。

フェアルーン2

フライハイワークス

3DSダウンロード

  • 発売日:2016年7月13日

    ※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

    コメントを投稿する

    この記事に関する意見や疑問などコメントを投稿してください。コメントポリシー