Cygamesは11月29日、2016年初頭リリース予定のiOS/Android向けデジタルTCG「Shadowverse」をいち早くプレイできる先行体験会を実施した。
体験会では、本作のディレクター・齊藤優太氏とゲームキャスターのStanSmithさんが、本作の基本ルールや魅力を解説。さらに、モデル・タレントの佐藤かよさん、アリサ役の優木かなさん、イザベル役の佐倉薫さん、エリカ役の石上静香さんが登場して「Shadowverse」の実機プレイを披露していた。本稿では体験会の模様をお伝えする。
まずは、齊藤氏とStanSmith氏がゲームのルールを説明。勝敗は、相手キャラクターの体力を0にすることで決するというのが、基本のルール。
また、もう一つの基本ルールとして、PP(プレイポイント)を消費してユニットカードを使うというものがある。PPは、ゲームスタート時は0で、1ターンにつき1ずつ増加。貯められるPPは最大10なので、10ターン目にはマックスまで上がるというわけだ。最大値が上がれば上がるほど、高コストのユニットを出すことが可能となる。
「Shadowverse」のウリとも言えるのが、「進化」だ。進化すると、進化時能力の発動(大ダメージを与えるなど)、ステータスの上昇、相手ユニットにすぐに攻撃できるなどのメリットが生まれる。なお進化するには、EPを1つ消費して行う。EP1つの消費で、どんなコストのユニットでも進化させられるとのこと。なお進化は、先手が5ターン目から、後手は4ターン目からだ。一方、化は、先行プレイヤーが5ターン目から、後攻プレイヤーが4ターン目から可能となっており、前者が進化できる回数は2回、後者が進化できる回数は3回となる。進化できる回数は限られているので、進化するタイミングも重要になってくるというわけだ。
また、ゲームスタート時には、先行後攻ともに初期手札3枚をドローし、任意でカードを引き直すことが可能。3枚すべて引き直すこともできるし、1枚だけ引き直すこともできる。齊藤氏は、体験会仕様の構築では、4コスト以上のカードを交換して、3コスト以下を手札に持っておくのが良いのでは、とアドバイスしていた。
続いては、キャラクターとクラスの紹介だ。アリサ(クラスはElf)は、フェアリートークンがキーとなっている、万能系のクラスだ。豊富に使用できるフェアリーをどう使うかが戦略の鍵を握る。またデッキには、手札枚数やプレイしたカード枚数が関係するカードが多く含まれているとのこと。なおElfはコンボデッキという特徴を持つので、コンボを用いた戦略を好むプレイヤーにオススメのクラスとなっている。
エリカ(クラスはRoyal)は、レギオンやロードという、タイプシナジーとトークンシナジーを組み合わせた速攻系クラスである。ナイトやプリンセス、メイドなどのロイヤルな雰囲気のカードが中心のクラスだ。トークンを召喚して、それらを強化して攻めるようなカードが多く含まれている。比較的使いやすいクラスなので、初心者は、悩んだらロイヤルを選んでみるのも良いかもと、StanSmith氏。
イザベルのクラスであるWitchは、スペルチャージという特殊な能力を持つテクニカルなクラス。魔法使い、錬金術士、ゴーレムなど、魔法に関係の深いカードが中心となっている。上でも述べているが、若干慣れの必要なクラスなので、ルールに慣れてきてから使うことをオススメしたい。ただ、カードゲームが好きな人ほどハマるクラスでもあるので、やり込み派にも向いている。
Dragonは、最大PPを増やすカードと、「覚醒」という能力を持つパワフルなクラス。ドラゴンのカードが中心になっている。覚醒は、自分の最大PPが7以上のときに発動する能力なのだが、StanSmith氏いわく、PPを増やすことができるので、後半が非常に強いとのこと。
ユリアス(Vampire)は、自分のキャラクターの体力が10以下で発動する「バーサク」という能力がキモ。バーサク状態の時に発動する能力もたくさんあるうえに、バーサク以外の状態で出すと攻撃力が下がるカードも存在するので、如何にHPをコントロールするかが勝利のカギとなる。Witch同様非常にテクニカルだが、工夫しがいのある面白いデッキでもある。
ゲームの概要説明は以上となる。続いては、ゲスト陣と来場者に「Shadowverse」がインストールされたタブレット端末が配られ、体験会がスタートした。ステージではゲスト陣が大型スクリーンを使い、本作をじっくりとプレイ。会場内の端末同士でマッチングするため、隣同士が当たってしまうこともあるなど、なかなかスリリングな場面もあった。
筆者も実際にプレイしてみたのだが、事前にゲームの説明を聞いていたこともあって、すんなりとゲームに入り込めた。実際に相手を攻撃して、体力を減らせた時の快感はなかなかのもの。また、カードが進化するとビジュアルも変化する。キャラクターに力を入れている作品なだけに、キャラクターの描き込み具合も相当なものだった。そのため、キャラクターに入れ込むタイプのプレイヤーにもオススメできる作品かもしれない。
ちなみに、序盤は負けてばかりの筆者だったが、ルールが飲み込めてくると戦略の立て方も明確になってくる。自分の戦略が上手くハマり、敵を追い詰めることができた時のカタルシスはかなりのものなので、「次はこの戦略を試してみようかな」といった、思考する楽しさを味わえる。
この日は限られた時間でのプレイだったので、魅力の全てを味わえたとはいえないが、それでも、本作が持つポテンシャルの一端を感じ取ることができた。対戦がメインの一つになるので、長期に渡って楽しめそうなのも、楽しみの一つだ。正式リリースが始まったら、ぜひやり込んでみたいと素直に思わせる魅力があったのは間違いない。
繰り返しになるが、本作は2016年初頭のリリースを予定している。事前登録も受付中なので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。
(C)Cygames Inc.
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