セガゲームスは本日12月12日、東京の秋葉原UDXシアターにて、「龍が如く 極」および「龍が如く6(仮)」の最新ゲーム映像を公開する記者発表会を開催した。
目次
映画評論家の有村昆さん、フリーアナウンサーの松澤千晶さんをMCに迎えて行われた本発表会では、発売を2016年1月21日に控えるPS4/PS3用ソフト「龍が如く」について、初公開となる情報や映像がお披露目。また、同作にゲーム先行体験版が同梱され、2016年秋に発売を予定しているPS4用ソフト「龍が如く6(仮)」のゲーム映像が先行上映されるなど、盛りだくさんの内容となった。
ストーリーPVで稲葉浩志さんのテーマソング「BLEED」がお披露目!
発表会の冒頭では、セガゲームス 取締役CCOにして、「龍が如く」シリーズの総合監督を務める名越稔洋氏が挨拶。早速、これまでの10年間を振り返ってのトークを展開した。
2005年の12月に発売を迎えてから丸10年を経た「龍が如く」シリーズ。1年に1本のペースで作品を生み出すという、他作品にはないスパンでタイトルを発売し続けることで、今なお続くシリーズとして展開していることに触れる。
そしていよいよ発売間近となる本作のストーリーPVが初公開。長尺におよぶその映像を見終わった有村さんは、”ゲーム界のジョージ・ルーカス”と映画評論家ならではの表現で感想を述べる。名越氏が、実は会の12時間前ほど前に出来上がったことを明かすなど、熱量を盛り込んだ仕上がりになっている。また新要素として、オリジナル版では描かれなかった、錦山の物語などを盛り込んでいることが紹介された。
そのストーリーPV中にBGMとして流れていたのが、稲葉浩志さんが歌う新メインテーマソング「BLEED」。本作のための書きおろし曲として提供される本楽曲のみならず、オリジナル版のテーマソングである「Receive You」も、稲葉氏自身のアレンジにより「Receive You[Reborn]」として生まれ変わる。
「BLEED」は、2016年1月21日に発売となる稲葉さんのシングルCD「羽」に収録。また同時発売となるスペシャルパッケージ「龍が如く盤」では、ゲーム内映像を使った「Receive You[Reborn]」のミュージックビデオ、そして名越氏とのスペシャル対談映像も収録される。
会場では対談映像の一部が公開され、名越氏は緊張の見える自身の姿を恥ずかしがっていたが、お互いに質問をしあったりと、和やかな雰囲気で話をしている様子が伺えた。
稲葉浩志 NEW SINGLE「羽」(2016年1月13日発売)
CD収録曲
1:羽 (読売テレビ・日本テレビ系「名探偵コナン」オープニングテーマ)
2:Symphony #9
3:BLEED(PS4/PS3専用ソフト「龍が如く 極」メインテーマソング)
4:水路(WOWOW 連続ドラマW「誤断」主題歌)
「龍が如く盤」内容
特典DVD・Blu-ray
「Receive You [Reborn]」 「龍が如く 極」ver. MUSIC VIDEO
稲葉浩志 ×名越稔洋「龍が如く」シリーズ総合監督 スペシャル対談
※DVDとBlu-rayは同じ収録内容です
PS4/PS3専用ソフト「龍が如く 極」連動特典
「龍が如く 極」で使用できるプロダクトコード封入
パッケージ・仕様
ジャケットビジュアル別写真
三方背ケース
デジパック仕様
価格
3,200円(税込)
詳細について
B'z OFFICIAL WEBSITE
http://bz-vermillion.com/news/151123.html
さらに、こちらも初公開となるTVCMが公開。従来のシリーズ作品におけるCMとは異なる、名越氏自らが出演する内容となっているが、10周年という中で改めて龍が如くの感謝と意気込みを伝えるべく、商品CMというよりはメッセージを届けたいという意図があったそう。そして、「もっとゲームは踏み込めないのか」という10年前のキャッチコピーを再び提示したことにも、今作にかける思いが伝わってくる。
柔道家・タレントの篠原信一さんが本人役で出演!
ここでスペシャルゲストとして、本人役での出演決定の情報とともに、柔道家・タレントの篠原信一さんが登壇。
「桐生一馬として呼んでもらえて…」と冒頭から会場を笑いに包んで篠原さんは、「龍が如く」シリーズについて、「ゲームに詳しくない自分が唯一知っているゲームタイトルだった」とオファーが来た時のことを紹介。
自身がゲームのキャラクターとして登場することについては、「弱かったらクレームを入れる」とプレッシャーをかけると、そのタイミングに併せて名越氏からゲーム内の映像が披露されることに。
映像を見た篠原さんは、「実際はもっと男前」と軽口で賑やかしつつも、クレームを早くも撤回するほどに、リアルな描写に驚いている様子だった。
そして締めくくりとして、「龍が如く」シリーズのファンに向けて、「ゲームで私と勝負しましょう!」と力強いメッセージを残して壇上を後にした。
篠原信一さん・ストーリー紹介
かつて世界的な柔道家として名を馳せた男は現在では引退し、ここ東京・神室町へ観光に訪れた時に主人公・桐生一馬と出会う。とあるきっかけで篠原に神室町を観光案内することになった桐生。行く先々でその豪胆さを目の当たりにするが、東洋一の歓楽街と言われる神室町を以てして「刺激が足りないんですよね」という篠原。そこで桐生は、並み居る猛者たちが日夜鎬を削る“地下闘技場”へ篠原を案内することになるが……。
「龍が如く6(仮)」先行体験版の映像が公開!出演者オーディションの開催も
「龍が如く 極」に関する紹介はここで一段落となり、会場では同作に先行体験版が同梱される「龍が如く6(仮)」のPVが初お披露目。その描画のクオリティにMCの2人も驚きを隠せない様子だったが、名越氏によると現在は6~7割の仕上がりだそうで、完成する頃にはもっと良くなっていると発言。
その上で映像のポイントとして、空間演出、キャラクターの描写はもちろんのこと、モーションなどについても進歩が隠されているという。まさにリアルな雰囲気で制作されているが、“自由”という言葉を掲げており、多彩な移動ができたりといろいろな意味で区分がないものを目指していると、話せる限りでのコンセプトを明かしていた。
そして最後には、シリーズでは恒例となる「復活!『龍が如く6』出演者オーディション」の開催が発表。満20歳以上の情勢を対象に、「龍が如く6(仮)」の世界に登場するキャバクラ嬢として出演したい人を募集するという本企画は、本日より応募が開始となる。詳しくは下記の募集概要、ならびに特設サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
復活!「龍が如く6」出演者オーディション 特設サイト
http://ryu-ga-gotoku.com/ryu6-audition/
「龍が如く」10周年記念「復活!「龍が如く6」出演者オーディション」募集概要
応募資格
日本国内に在住の20歳以上の女性
※プロダクション在籍の有無は不問です、未成年者の方はご参加いただけません
締め切り
2016年1月31日(日)23:59迄(※郵送の場合は2016年1月31日(日)必着)
応募方法
<Web/モバイルサイトから>
オーディション特設サイトから応募フォームに必要事項をご記入の上、1ヶ月以内に撮影した応募者ご本人様が1人で写っている写真データをご送付ください。
<郵送の場合>
特設サイトから応募用紙をダウンロード、または履歴書等の所定の用紙に必要事項をご記入の上、1ヶ月以内に撮影した応募者ご本人様が1人で写っている写真を同封して事務局宛にご郵送ください。
必要事項
「氏名(漢字/フリガナ)」「年齢(20歳未満の応募は不可)」「生年月日」「身長・体重」「住所」「連絡先(自宅又は携帯電話)」「メールアドレス(当選告知に使用)」「職業(学生の場合は学校名、社会人の場合は会社名、芸能事務所に所属している場合は事務所名)」「自己PR」などをご送付ください。
※書類及び写真の返却はいたしません。予めご了承ください。
オーディション応募先
〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2-5-25 若杉グランドビル本館4階
「『龍が如く』10周年記念「復活!『龍が如く6』出演者オーディション」 事務局」行
募集内容
- 「龍が如く6(仮称)」に登場するキャバクラ嬢役として出演
- 「龍が如く6(仮称)」プロモーション活動における各種活動
募集人数
5名(予定)
二次選考
書類審査の上、2016年2月12日(金)までに記載いただいたご連絡先へお知らせします
以降の流れ(予定)
2月下旬~3月上旬:二次審査(面接)
※面接会場は東京、大阪2会場での実施となります
※交通費等は参加者様のご負担となります
※面接現場にメディア取材が入る可能性があります
4月中旬:合格者発表
※一次審査、二次審査の結果を総合して合格者を決定します
※オーディション等のスケジュールは.予告なく変更となる場合があります。予めご了承ください
※株式会社セガゲームスにご提供いただいた個人情報については、オーディションの実施・選考の目的以外には使用いたしません。また、個人情報を応募者の同意なしに第三者に開示・提供することはありません(応募者とセガで合意した場合、法令に定められた場合を除きます)。
「復活!『龍が如く6』出演者オーディション」事務局問い合わせ先
ryu-6-audition@sg-ryu.com
会の締めくくりに再び挨拶をした名越氏は、「龍が如く 極」について、新たなミニゲームの追加などゲームとしても面白いところ、そしてドラマとして泣けるところを盛り込んでおり、「龍が如く」らしくなっているとアピール。「龍が如く」の開発チームを情熱を持って頑張っていると評し、作品への自身を覗かせていた。