ホラーゲームシリーズ「コープスパーティー」を原作とする実写映画の続編制作発表を受け、主演を務める乃木坂46・生駒里奈さんの囲み取材が実施された。

生駒里奈さん

「コープスパーティー」は、PSPやPS Vita、3DSなど幅広いハードで展開し、シリーズ計10万本以上の販売本数を記録するホラーゲーム。これまでにはゲーム以外にも、ノベライズ、オリジナルアニメ、ドラマCDなど、さまざまなメディアで成功を収めている作品だ。

そんな本作の、新たな展開のひとつとして2015年夏に公開されたのが、乃木坂46・生駒里奈さんを主演に迎えての実写映画だ。映画は全国の劇場で上映されると同時に、ニコニコでネットシネマとしても公開。原作を忠実に再現した世界観はもちろん、生駒さんをはじめとした出演者の熱演も話題を集め、同10月までロングラン公開し、動員人数1万人を超えるスマッシュヒットを記録した。

そして今回発表された実写映画の続編は、再び生駒さんが主演を担当し、今夏に公開を予定している。東京都内で行なわれた会見には生駒さんが出席し、1作目を振り返るとともに、続編への意気込みを語った。

まず、続編が決まったことへの感想を聞かれると、「自分が携わった作品の続編が作られることになって、とても嬉しいです。良い作品に巡り会えたんだなとあらためて思いました」と回答。

前作が公開された当初は、初主演ということもあり不安が大きかったと生駒さん。表情の出し方もなかなか掴めず、苦労する場面もあったとのこと。しかしファンから「生駒ちゃんがちゃんと演じてた!」と感想を言われたこともあったそうで、当時はとても嬉しく思ったという。また、「監督、共演者が素敵な方ばかりでした」と、感謝の気持ちも述べていた。

その反面、「前作は自信を持って演じきることができなかった」と反省点を言うと、続編ではもっと役を作りこみ、自信をつけた姿をみなさんに見せたいと話した。加えて、1作目よりももっと怖い作品にしたいと意気込んでいた。そのほか、髪が伸びたことにも触れると、クランクインまでにはしっかり切り揃え、「心機一転して作品と付き合っていきたい」という。

ちなみに、以前はホラーが苦手で、お化け屋敷にも入れなかったという生駒さん。しかしこの作品を通して克服し、あまり恐怖を感じなくなったとのこと。昨年末に20歳の誕生日を迎えたこともあってか、「大人になれました!」と胸を張っていた。

会見中は「コープスパーティー」の他に、乃木坂48としての活動に関する質問も飛び出した。昨年の大晦日には紅白歌合戦に初出場を果たしたが、それで終わりにせず、今年もまた出場できるようにがんばりたいと力強く話した。また個人としても、演技の幅を広げ、女優として色々なことに挑戦したいという。

最後には「前作よりもパワーアップした怖さを届けられるようがんばります!」とメッセージを残すと、続編に出演予定の池岡亮介さん、前田希美さん、JUNさん、原作者の祁答院慎氏、監督・山田雅史氏を交えてのフォトセッションが行なわれ、会見は終了した。

(左から)祁答院慎氏、前田希美さん、生駒さん、池岡亮介さん、JUNさん、山田雅史氏

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