台湾・台北にて1月28日から2月2日まで開催されている「台北国際ゲームショウ 2016」。ソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStationブースを紹介する。
1月28日から開催されている「台北国際ゲームショウ 2016」だが、初日の1月28日はBtoBゾーンのみの開場となり、一般来場者向けのBtoCゾーンの初日は1月29日。そのため本日は最新ゲームを求めて多くの来場者が詰めかけ、会場は大盛り上がりだった。
ここでは、その中でも会場の中心エリアに巨大なブースを構えたPlayStationブースとそのステージの模様をお届けする。
PlayStation VRを強烈にアピールしたPlayStationブース
昨年に続き、巨大なブースを構えたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)。やはり一番人気は台北国際ゲームショウでは初出展となるPlayStation VR(PS VR)。過去のゲームショウなどでは2階建ての箱型が多かったPS VRコーナーだが、今回は、通路の両側に試遊エリアを配置し、タイトルラインナップや遊んでいる姿をすぐに確認できるようになっていた。
「ストリートファイターV」や「THE KING OF FIGHTERS XIV」といった格闘ゲームも人気のようで、試遊待ちの列ができていた。
東京ゲームショウでも出展された「人喰いの大鷲トリコ」とのコミュニケーションがとれるコーナーのほか、多種多様な最新タイトルが試遊出展されていた。
アジア圏のゲームショウでは、ブースでPlayStation本体やソフトを購入することが可能だ。そのカウンターの隣に限定商品らしきものが飾られていたのだが、昨年のインタビューで話題になった藍ちゃんが描かれたPS4本体を発見。どうやら限定商品のようだ。
オープニングセレモニー
オープニングセレモニーのステージでは、開始早々、PlayStationプラットフォームで発売される最新タイトルを次々と紹介するムービーが上映され、来場者が食い入るように映像を見ていた。見慣れた「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」のトレーラーが流れ、ネイトが橋でロープを引っ掛けたシーンになったところで突如終了。薄暗くなったステージにロープにつかまってSCEジャパンアジア デピュティプレジデントの織田博之氏が登場。ネイトの姿で登場した織田氏は、会場からは大きな拍手で迎えられた。
織田氏は、PS4の全世界累計実売台数が3,590万台を突破したことをアピール。最新タイトルやPS VRを紹介した。
続いて登場したSCE台湾 総経理 江口達雄氏は、「みんなのゴルフ」のウェアで登場。織田氏を交えて記念写真を撮るなど楽しんでいる様子だった。なお、両氏は、昨年のステージでも「The Order 1886」のコスプレをして登場し来場者を楽しませていた。
江口氏は会場で遊ぶことのできるタイトルやPS VRを体験できるエリアを紹介。そして、SCE ワールドワイド・スタジオ プレジデントの吉田修平氏にバトンタッチした。
吉田氏は、PS VRを使った新しいゲーム体験を説明し、会場では40台のPS VRを出展していることを明らかにした。この台数はアジア地域で最多の台数になるという。日本・アメリカ・ヨーロッパで開発されているタイトルに加え、台湾で開発された「O!My Genesis」も出展。合計16タイトルを試遊できるそうだ。
台湾のアイドルも興奮したPS VRステージ
続くPS VRのステージでは、吉田氏に加え、SCE JAPANスタジオ クリエイティブディレクター兼プロデューサーのニコラ ドゥセ氏、さらに、台湾のアイドル「Dears」の2人が登場。
「台北国際ゲームショウ」を訪れるのは初めてという吉田氏は、来場者の熱気に興奮していると語り挨拶。今回出展している16のPS VRタイトルの中からワールドワイド・スタジオが開発する「THE DEEP」や「DRIVE CLUB」といったタイトルを紹介した。
続いてDearsの2人と一緒に「THE PLAYROOM VR」の「Monster Escape」を体験してみることに。PS VRを装着した2人は、頭の動きに合わせて動くことに最初は戸惑った様子だったが、プレイ終了後は興奮した様子で魅力を来場者に伝えていた。
最後に吉田氏は、1人で遊んでも楽しいPS VRだがみんなで遊べばさらに楽しめるとアピールし、「PS VRは2016年発売予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。」と挨拶し、ステージを締めくくった。