2016年2月7日、東京・山野ホールにて「ヴァルキリードライヴ」プロジェクトのイベント「ヴァルキリードライヴ オールスター感謝祭」が開催された。TVアニメやゲームに出演するキャスト16名が顔を揃えたイベントの様子をレポートする。

「ヴァルキリードライヴ」プロジェクトは、アニメーション監督・金子ひらく氏と、ゲームプロデューサー・高木謙一郎氏の「爆乳コンテンツ」で知られる2人がタッグを組んで展開されたマルチメディア作品群だ。

TVアニメ「VALKYRIE DRIVE -MERMAID-」、PS Vita用ソフト「VALKYRIE DRIVE -BHIKKHUNI-」、スマートフォン向けソーシャルゲームアプリ「VALKYRIE DRIVE -SIREN-」といった、さまざまな媒体にメディアミックス展開が行われ、どの作品でもセクシーな美少女たちが大勢登場することでも話題を呼んだ。

今回のイベントでは、上記の3作品に出演した総勢16名ものキャスト陣が集結。爆笑が何度も沸き起こることになった、大賑わいのイベントの模様をお届けしていく。

チーム対抗のクイズ大会では、全員予想外の伏線(?)が回収されることに

イベントがスタートすると、「VALKYRIE DRIVE -MERMAID-」から井口裕香さん(敷島魅零役)、井澤美香子さん(処女まもり役)、久保ユリカさん(櫻美鳳役)、芳野由奈さん(柊晶役)、瀬戸麻沙美さん(シャルロット・シャルゼン役)、田澤茉純さん(時雨霞役)、原田ひとみさん(相良百華/A3役)、大西沙織さん(蓮実レイン役)、浅倉杏美さん(レディー・J役)が登場。

「VALKYRIE DRIVE -BHIKKHUNI-」から洲崎綾さん(神楽坂倫花役)、伊藤かな恵さん(神楽坂乱花役)、原由実さん(猪名川マナ役)、山本彩乃さん(満腹丸ちゃん役)、そして「VALKYRIE DRIVE -SIREN-」からは田所あずささん(沙粧うらら役)、巽悠衣子さん(桐原このえ役)、遠藤ゆりかさん(アリエル・フォッシュ役)という、そうそうたる顔ぶれのキャスト陣が順次登壇。

中でも井澤さんは、自身の演じた処女まもりと同じ制服姿での登場ということもあり、会場も大盛り上がり。ほかにも、今回のイベントで洲崎さんがメイク直しをしている最中の楽屋で、他のキャスト陣が巨乳トークをしていたり、TVアニメのアフレコ時、浅倉さんはアフレコ現場で男性陣の肩身が狭そうなのを見てかわいそうに思っていたが、どうしようもないので放置していたなどの本作ならではのエピソードが明かされ、開始早々に何度も爆笑が沸き起こる盛り上がりとなっていた。

「オールスター感謝祭 クイズ大会」がスタート!

その後は、今回のメインイベントとも言える「オールスター感謝祭 クイズ大会」がスタート。実は会場にはあらかじめ、名前の似た(?)某クイズ番組にそっくりのセットが用意されており、マーメイドA(井口さん、井澤さん、久保さん、原田さん)、マーメイドB(瀬戸さん、田澤さん、大西さん、浅倉さん)、ビクニ(洲崎さん、伊藤さん、原さん、山本さん)、セイレーン(田所さん、巽さん、遠藤さん、芳野さん)の4チームに別れて、クイズ対決を行うことに(なお芳野さんも本来はマーメイドチームなのだが、人数の関係で1人少ないセイレーンチームの助っ人に加わった)。

最初の対決となったのは「全員正解クイズ」で、これは出題された問題に対して、チーム全員が同じ回答をして正解することができればポイントを獲得できるというもの……だったのだが、これにキャスト陣は予想以上の苦戦を強いられる。

まず第1問となる、国旗から国名を答える問題(正解はフランス)から、イギリスやイタリア、果ては久保さんからは「アルプス」、山本さんから「アラスカ」と、もはや国名ですらない回答がいきなり続出。

「古池や蛙飛び込む~」に続く、松尾芭蕉の句の残りの5文字を当てる問題(正解は「水の音」)では、井口さんが「久保ユリカ」と、いきなり久保さんの名前をあげてリリースされるCDの宣伝をはじめたり、山本さんが「ポテトチップス」と、“古池や”と“コイケヤ”をかけた、おもわず座布団をあげたくなる回答を見せるなど、半ば大喜利状態に発展した。

あまりにも回答が一致せず勝負がつかないため、ボケ回答にもお情けのポイントが入るようになったのだが、狙いすぎや投げやりな回答には、逆にチームの持ち点にマイナスされるという手厳しい一幕も。最終的には得点と減点が入り交じり、どのチームも自分たちが合計何点獲得して、どこのチームがリードしているのかまったく分からない状態へと陥っていた。

「リブレイター&エクスタークイズ」

続いて行われた「リブレイター&エクスタークイズ」は、それぞれのチームの代表者たちが風船に空気を入れていき、もっとも早く割ることができたチームがクイズの解答権を得られるというもので、普段はなかなかない、風船をひたすら割るという作業にキャスト陣は大はしゃぎ。

解答者は風船を割る担当とは別のため、回答者が正解を分かっていなくても解答権が回ってくるというのがなかなか“曲者”で、当てずっぽうの解答も数多く飛び出す。そんな中、ビクニチームは、別チームが回答している間にこっそり風船の空気を入れようとしていた洲崎さんの不正を大西さんに暴露され、ポイントをマイナスされてしまうという一幕も見られていた。

大きな盛り上がりを見せたのが、続く「絆4択クイズ」。こちらは4つの選択肢の中からチームの代表者1人がどれを選ぶかを、他の3人が予想するというもの。ここで選択肢となったのが「海外の行ってみたい場所」だったのだが、なんとその中には最初に行われた「全員正解クイズ」で、山本さんがフランスと国旗を勘違いした「アラスカ」の文字が!

ちょうどこの問題で山本さんが代表者として回答役に選ばれていたという偶然も重なり、選択肢が表示された瞬間に会場は全員が大爆笑。当然「ビクニ」チームはアラスカを予想、山本さん自身も「この時のために一問目を間違えた」と当然のようにアラスカを選択してポイントをゲットする。一問目から仕組まれていた(?)鮮やかな伏線回収で、会場の拍手喝采を集めていた。

そうした激闘が繰り広げられる中、最後の対決となったのは、ボタンをもっとも早く押したチームが回答権を得られるというシンプルな「目指せ逆転!早押しクイズ」。オーソドックスな問題のほかに、映像を見てそれが何かを回答するという特殊な形式での出題も数多くなされたのだが、どのチームも映像が映し出されるよりも先にボタンを早押ししようとするため、一向に問題が進まなくなるという弊害も。

一方でほんのわずかな潮の形から原田さんが映像に隠されたくじらを言い当てたり、完全な当てずっぽうで現在15歳の人の干支が蛇であることを、巽さんが一発で的中させるなど、会場に何度もどよめきが沸き起こるという盛り上がりも起こる中、600Pという破格のポイントを獲得できる最終問題を正解したのは、「セイレーン」チーム!

見事に優勝賞品である焼肉叙々苑の食事券を獲得して大喜びする面々の中、「マーメイド」からの助っ人として参戦していた芳野さんは「レンタルされて良かった」と素直な喜びを露わにし、客席の笑いを誘っていた(なお、この後久保さんや井口さんも、この焼肉券にあやかろうと画策するのだが、分厚いのは見た目だけで、実は10,000円分しか中身が入っていないことが判明するというオチもついていた)。

最後には、キャスト陣から本日の感想とファンへと感謝の言葉が伝えられ、まだまだ「ヴァルキリー」プロジェクトが続いていくことへと期待も込めながら、最後まで笑いの絶えなかったイベントは締めくくられた。

VALKYRIE DRIVE -BHIKKHUNI-

マーベラス

PSVitaパッケージ

  • 発売日:2015年12月10日
  • 17歳以上対象
VALKYRIE DRIVE -BHIKKHUNI-

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  • 発売日:2015年12月10日
  • 17歳以上対象

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