PS4版「World of Tanks」ようやくTier VIIIまで来れました!アメリカ軽戦車から見る、高Tier帯の戦場とは――?

PS4版「World of Tanks」ようやくTier VIIIまで来れました!アメリカ軽戦車から見る、高Tier帯の戦場とは――?

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ウォーゲーミングジャパンがサービス中のPS4版「World of Tanks」。第二次OBTでドハマリしてから約一ヶ月半が経ち、高ランク帯といっても差し支えないTier VIIIまでたどり着いた筆者が、その戦場で見たモノとは――?

まず最初に、先日掲載したPS4版「World of Tanks」第二次オープンベータテストのレポート(基本的なゲーム概要もこちらの記事で)に目を通してくれていた人がいたら、ありがとう。そのうえで私事だが、正式サービスがはじまって以降、憧れであったはずの重戦車にはまったく乗っていない。必至こいて手に入れた「T1 Heavy Tank」はガレージでホコリ迷彩をかぶっている。

というのも! 正式サービスがあまりに待ち遠しくて、Wikiなどを舐めまわすように眺めていたら、気がつくと重戦車への憧れはどこへやら……。「駆逐したいぉ、駆逐したいよぉ」と意識が高まった結果、そのまま【軽戦車】と【駆逐戦車】の魅力にのめりこんでしまった。なので、正式サービスから先はアメリカツリーの軽戦車ルート、駆逐戦車ルートを進めてきたわけである。

※画像はドイツのTier IV 駆逐戦車「Hetzer(ヘッツァー)」。

そしてこのたび、Tier VIIIの軽戦車「T49」、駆逐戦車「T28」の納車に成功! ひと口にいって、プチ廃人とよばれても語弊がない程度には、時間と労力とプレミアムをつぎこんでいる。そんなわけで今回は、軽戦車乗りとしての視点から(駆逐戦車はまた今度)、一ヶ月半前の自分には未知であった“高Tier帯の戦場”がどんな場所であるのかを、ザックリと紹介してみることにした。

日々少しづつゲームを進めているという人や、今まさに切磋琢磨しているという低~中Tier帯のプレイヤーにとって、今後のモチベーションになるなら幸いである。

※以下、CS版WoTのプレイヤーにのみ通じるような内容です。未経験者には未知の文字列が羅列されています。また、PC版WoTとも細部が異なりますので、ご留意ください。

Tier VIII 戦車に至るまでのあらすじ

最初にTier帯の定義だが、筆者はこれを【低Tier:I~IV】【中Tier:V~VII】【高Tier:VIII~X】と考えている。あくまで今回の記事を進めるための見解なので、厳密な定義については、古強者の歴戦プレイヤーの言に耳を貸すほうがいいだろう。

高TierとしているTier VIIIの戦車たちは、一つ前のTier VIIのものと比べ、特徴の尖りかたが顕著になってくる。中戦車は万能さに磨きがかかり、重戦車はより強固により苛烈に、駆逐戦車はなにかを犠牲に火力を得るなど、スペック上の数値がハッキリと分かれていく。

これは人間でいえば小学生、中学生、高校生の区切りのように、一見ちがわないようで何かがちがう、そんな一線越しの関係に近しいのかも。もちろん、個々の特質はさまざまなので、進化しているポイントについては千差万別といえるけどね。

筆者が進んできたアメリカ軽戦車ルートではまず、戦場を駆ける一陣の閃光にして、ふと気づくとビックリするほど瞬殺されていることでお馴染み、Tier Vが誇る快速戦車「M24 Chaffee(チャーフィー)」がいる。チャーフィーには開幕撃破された軽戦車の無様さと、見えないけど感じてしまう味方からの失望、そして効果的な置き偵察(※)の実践についてを学ばせてもらった。

※置き偵察とは:相手の戦車を視認しつつ、相手からは視認されないようにする、安全性の高い偵察方法の一つ。パーツ「迷彩ネット(隠蔽率)」+「双眼鏡(視認範囲)」を装備するのが基本形となる。なお、絶対安全とはいえないので過信は禁物。

そして、Tier VIIきっての怒れる番犬「M41 Walker Bulldog(ブルドッグ)」も忘れてはいけない。軽戦車相応の軽快な機動性+弾ならなんでも通るペラペラな紙装甲、一つ前のTier VI「T37」を全体的にブラッシュアップしたようなスペック、平均貫通力175のAPCR弾+自動装填装置(※1)による、脅威の10連撃ちが特徴の車輌だ。

ブルドッグ搭乗中の嬉しい出来事といえば、相手がこの戦車のことを知らないケースである。「おっ、格上だけど軽戦車や。つぶしたろ」とばかりに、駆逐戦車さん家のジャクソン君が正面から遊びにきたときは、おもわずニッコリ笑顔。むこうが1発撃つあいだに、こちらが4発撃ちこむ。やわらかジャクソン君はお星さまになった(※2)。

※1.自動装填装置(オートローダー)とは:一部戦車に搭載されている給弾機構。例として、計10発のマガジンであれば、10発目まで1発1発の装填が非常に早く行われるが、10発目を撃った後のマガジン交換に30~60秒を費やしてしまう。ロスさえカバーできれば、修羅の如き強さ。

※2.筆者はジャクソン君こと、Tier VIの駆逐戦車「M36 Jackson」が大好きです。Mバッジも取得しています。一度だけですが。なお、この例えは実際に起きた事実を元にしていますが、愛ゆえに載せました。ジャクソン乗りの車長さんは、静まりたまえ、静まりたまえ……。

上がブルドッグ、下は比較用のT37。

とはいうものの、ブルドッグも単純な強さでいえば、戦場の華たる重戦車ほどの脅威ではない。そもそも最終パックの自動装填装置までたどり着いていない車輌であれば、瞬間火力も大幅に下がる。しかし、これからブルドッグとマッチングすることになる人は、絶対に記憶しておこう。

軽戦車らしい置き偵察からの一方的な遠距離射撃は貫通力が比較的高く、側面/背面なら格上でも余裕で抜かれる。同格の軽・中戦車は自動装填装置分の帳尻をあわせなければ手数で不利。同Tierの重戦車「IS」「Tiger」「T29」でも、周囲をグルグルされてしまえば下手したら喰われる。

コイツは相手がなんであろうと、「ズタボロにしてやらぁ!その足をよぉ!」とばかりに咬みついてくる闘犬・ブルドックなのだ。高Tierに行く人は、軽戦車界きっての狂犬にご注意を。

※画像はドイツのTier IV 駆逐戦車「Hetzer(ヘッツァー)」の山登り。

そして最後に、アメリカ軽戦車ツリーのフィナーレを飾るのが、Tire VIII 軽戦車の異端児「T49」である。T49は上述してきたアメリカ軽戦車たちよりも機動性・隠蔽率が低減されており、Tier環境もあいまって、相対的に偵察車輌としての役割に陰りがさしている。

攻撃面は、平均貫通力102/平均攻撃力320のHE弾がいい味を出しているが、榴弾なのでダメージ面では不安定。戦法としては、HE弾らしからぬ安定した弾道/弾速を活かし、相手の足回りをスパスパと切っていく、“履帯切りの悪魔”として活躍していくことがベストといえる。

しかし、異端児たるゆえん、最終パックの大口径砲「152mm Gun-Launcher XM81(conventional)」を装備すると話が変わってくる。この砲は照準・精度・装填がなにからなにまで劣悪の一言。平均貫通力も76と、「これでなにが貫けるの?」「Tier VIに帰ったら?」、そんな言葉を投げかけたくなるお粗末さ。しかし、その平均攻撃力といえば……Tier Xに匹敵する驚異の【910】をマーク!!!

上が初期砲「90mm Gun T132E3」、下が最終砲「152mm Gun-Launcher XM81(conventional)」。

平均貫通力以下の軟弱な装甲+1,000前後のだらしない耐久値=獲物。つまり、T49と相対してしまった軽戦車は、一合の打ち合いで即死圏内までもっていかれるということだ。そもそも、Tier VII以下では一発KO。ブルドッグなんかは耐久値が910なので、装甲の気まぐれに祈るほかない。

このガンランチャーであれば、装甲自慢の重・駆逐を正面から抜くこともでき、側面/背面であれば300~500のダメージ+搭乗員+モジュールの大放出セールにまでなってくる。大口径の砲らしく、着弾時のSEとエフェクトもこれまで類を見なかったほどにプチ爆発しているので楽しい。

もちろん、射撃精度の劣悪さと、約20秒ものリロードの隙をつけば、一方的な勝利を収めることも可能だ。しかし、軽戦車としての機動性を持ちつつ、重戦車と正攻法でダメージ交換ができるT49のプレッシャーは、もはや軽戦車のものではない。怪しい大口径を詰んだ不審車、もとい交通事故の塊みたいなヤツといえよう。出会ってしまった軽戦車諸君は、ただただ怯えるがよい。

まあ、実際に使用してみるとビックリするほど使い勝手が悪いので、スペックほど甘いものではないのだけれど。とにかく、そんなT49に乗って、高Tier帯の戦場を巡ってみたわけで。

Tier VIIIまでの経験値&シルバー

アメリカ軽戦車で必要な累計経験値は、Tier V→VIが約4万、Tier VI→VIIが約8万、Tier VII→VIIIが約16万と、約2倍ずつ上がっていく(※かなりアバウトです)。中Tierから先、周囲の火力は飛躍的に向上していくので、砲で経験値を稼いでいくスタイルは一部車輌を除いてナンセンス。

戦闘開始後の初動は“何が何でも観測したい病”を抑えつつ、「1試合丸々を使った、長期スパンの観測スタイル」を培っていくことが、これからの偵察車輌の使命だ。序盤に観測・アシストダメージが全然稼げなくても、終盤まで残っているだけで、色々と経験値は転がり落ちてくるもの。

一方、必要な累計シルバーは100万、160万、280万と跳ね上がっていくが、Tier VII辺りから弾薬費・修理費が高騰していく。重・駆逐であれば「1発=1,000シルバー」が当然となり、無駄弾を撃つだけで報酬も激減。悪いパターンを引けば、勝利で数千シルバー、敗北で数千マイナスと、お金が入用になるのに貯蓄が進まなくなってしまう世知辛さ(※プレミアム時です)。

軽戦車は幸い、射撃機会が控えめで、弾薬費自体も抑えめなので、Tier VIIIになっても報酬がマイナスになるケースはほぼない。ただ、これは全戦車乗りにいえることだが、シルバーのひっ迫を感じるとともに、「当たる気しないし、撃ったら1,000シルバーか」「どうせやられるし、修理キットやめとこ」といった意識が芽生えるかもしれないが、そこは惜しむべからず。

数秒の躊躇で逃す勝利というのは確実にある。やられると分かっていても、起きるかもしれない好転の機会のため、味方の攻勢のため、リソースは全力投入しておこう。結局、勝てれば収支は大体プラスにもっていけるし、1戦で落とした報酬はTier IV~VI 戦車に1回乗ればチャラだ。

筆者はもう少しでTier IX 駆逐戦車「T95」に手が届く。が、その価格3,500,000シルバーはまだまだ遠い。
Lee先生の教えを胸に、いざ高Tierへ

T49のマッチングはTier VIII~Xだが、下はTier V、上はTier VIIIでティアトップにくることも希にある。ただ、文章を執筆している2016年2月中旬の段階では、高Tier帯も成熟しはじめていたものの、ティアトップは基本的に少数で、Tier IX~Xが1~3台ほどいるかいないかのマッチングが大半。正直助かるけど。また、時間帯によっては7vs7しか成立しないこともある。

T49だとマッチング待ちに30秒~3分、駆逐戦車や友人の重戦車は余裕でマッチング成立のパターンが多いこともあり、格上との戦闘を前提にしがちなTier VIII 軽戦車の肩身は、まだまだ狭い。

※画像は2月24日深夜帯のもの。2月下旬ごろになるとTier IXが多くなってきた。
時間帯とタイミングでガラッと変わるので、参考程度に。

低・中Tier帯と明らかにちがうのは、チーム編成における車種の比率。15vs15であれば、軽戦車1~2、駆逐0~2、中戦車0~3、自走0~1、残りは重戦車というケースがほとんどで、ときには軽戦車1+重戦車14なんてのもみかけるくらい。

これはサービス開始から間もないゆえに仕方のないことだろうが、PS4版では現状、高Tier帯にいるプレイヤーの半分以上が、重戦車ルートを進めている気がする。もしくは、憎たらしきプレミアム中戦車「Type 59(※)」が幅を利かせているかだ。おのれ……おのれ……。

※Type 59とは:中国の強い、硬い、速い、Tier VIII 中戦車。中国ツリー実装に先駆けてプレミアム車輌としてラインナップされたが、お値段相応の性能と金策をもたらしてくれることから、PS4版の戦場では2月から見ない日はない。Type 59に関しては対策をしておいて損はなし。

みなが重戦車をえらぶ理由はよく分かる。単純に強いからだ。繊細なコミュニケーションが成立しづらい15vs15で大勢を決するのは、大体がマップごとの定番の攻めかたであり、ともすれば“攻めた人数と方向がかみあった”ことで起きるじゃんけん勝負である。

あえてじゃんけんと表現しているのは、通信やマップ状況を確認しつつ、逐一自身の働きに修正をかけるプレイヤーが少ないからだ。つまり、「俺はこっちに行くったら行くの!」を貫き通してしまう意思である。そもそも、PS4版は戦術を伝える手段が乏しいので、仕方ないといえば仕方ないが。

もちろん、個々の戦法ならいくらでもスパイスを効かせられるので、あまりネガティブに受け取ってほしくはない。味方が気づかないような些細な働きでも、戦況に響くアクションというものはあるし、高Tier帯ではそれこそ、“マップ上を適切に渡り歩くプレイヤー(のアイコン)”も目につきやすいので、それらを参考に「とりあえず、あそこにいく」の一歩先を目指すといいかも?

ただ、一から十まで利口な戦術だらけになっていないからこそ、高パフォーマンスの重戦車というのは、戦場でカタログスペックのままに戦うことができる。結局のところ、力押しというのは立派な戦術だ。軽戦車で相手陣営をこざかしく暴いても、そこで頼りたいのはやっぱり“重戦車による進撃”である。だから、重戦車の数がちがいすぎるマッチングだけはやめて……。

※画像はドイツのTier IV 駆逐戦車「Hetzer(ヘッツァー)」と湖の村。

戦闘開始直後は、足のはやい軽・中戦車、足のおそい重・駆逐戦車が大きく分かれる。これだけなら低・中Tier帯も同じようなものであるが、「俺が観測をとるのっ!」といったありがちな特攻はなりを潜め、各々のマップ習熟度の高さから、安易な敵地進軍もほとんど見なくなる。それでも完璧な意思疎通とはいかないので、先遣隊の振り分けは運次第だが。

筆者は序盤~中盤は置き偵察、終盤は走り偵察に徹する。軽戦車1輌のみのパターンも多いので、偵察任務は責任重大。上手く入りこめれば観測ダメージが3,000~5,000とウッハウッハだが、だらしない立ち位置だと観測すらままならない。

ここで注意しているのは、高Tierの戦車は視認範囲も広くとられているので、自車輌&搭乗員が偵察特化でないと立つ瀬がなくなることだ。あとは、マップごとの偵察殺しな動き(※)を敢行してくるパーシング(アメリカ Tier VIII 中戦車「M26 Pershing」)どもだ。おのれ……おのれ……。

※有利な偵察地点に対するアンチアクション。正面からつぶしにくるのではなく、地形と強制発見距離(自車輌の半径50mに接近で、両車輌が発見状態に)を生かして、偵察車輌の姿を暴いてくる。エル・ハルフの崖下への張りつき、マリノフカの中央川際からの接近など。パーシングだからこれができるのではなく、筆者にこれやってくるのが大体パーシング。

置き偵察を体験したい人は、高隠蔽率の車輌でとりあえず迷彩ネットだ。
よその国の軽戦車とは正直、できるだけ相対したくない。突っ込んでくるなら話は別だが。

Tier VIII~Xの耐久値は約1,000~2,000。飛びかう平均ダメージは300~500、当たりどころによっては700~900もチラホラで、Tier Xなら4ケタも頻発。Tier VIII帯の主力になる重戦車「IS-3」「Tiger II」「T32」たちは、傾斜装甲のえげつなさに磨きがかかっているので、装甲を数値だけで判断するのは危険。砲性能によっては側面からでも容易に抜けない。

T49の152mm Gun-Launcher XM81は、使い勝手が悪い。それを補って余りある火力に惹かれているので仕方ないが、初期砲のHE弾に比べるとポンポン撒けるものでもなく、精度の悪さから精密射撃にも向かない。完全なヒット&アウェイ戦法、もしくは出会いがしらの一発で始末できなければ、格闘戦になった時点で負け戦。格下のはずのブルドッグに何度辱めを受けたことか。

駆逐戦車も高Tierでは大火力+装甲重視 or 機動重視が顕著になり、ドイツのTier VIII「Ferdinand」なら前面装甲200mm、アメリカの「T28」なら前面装甲254mmと、正面からでは勝ちめが薄い。旋回性能の悪さをついて、快速戦車で思いきって側面をとればLet's ダンスタイム。相手は撃破されるまでの時間、前後左右にモジモジするほかない。筆者もT25-AT(Tier VII 駆逐戦車)から先、何度これをやられたことか。おのれ……おのれ……。

そして、最近はちょっとずつ増えてきたTier VIII以降の自走砲。この子たちはもはや、戦場に存在していること自体が災害レベル。スペック上の火力はいずれも1,000~2,000と、当たりどころによっては一撃必殺圏内。自身での使い勝手が分からないので、実際の操作精度がいかなものかは把握できないが、敵に自走砲がいて、敵陣に発見されたときは、常に前後に動いていないと怖い。

「なんで俺だけ……」。
IS-3の装甲の抜き方が未だに分からない。
T28、迫真の進撃。

また、高Tier帯では相手のミスを期待するのが難しくなる。各々の腕前についてはさすがに言及できないが、単純にこの短期間でTier VIIIだの、Tier IXだのを手に入れているプレイヤーたちである。リアル搭乗員スキルがメキメキと高まっているので、「第六感(※)が光ってるけど、なんとなく行けそう」は全て死亡フラグ。細心の注意を払おう。

ちなみに大体Tier VI辺りから、ほとんどのプレイヤーが“明らかに第六感をもっている動き”を見せるようになり、細かい状況でのダメージが拾いづらくなる。中Tier帯の戦場でこの変化を感じとれないと、人によっては「急に周囲が上手くなった……」という気分になるので注意しておきたい。

同様に、こちらが見つかっていないからと同じ場所に構えて連射していると、射線をたどって目測で撃ち返してくる人も増えてくる。これまでは“どうにかなっていた立ち回り”にも改めて気を配り直し、撃ったら場所を変えるなど基本から、戦車の初心を見返してみるのもいい。

※第六感とは:搭乗員スキルの一つ。敵に見つかると点灯する電球(アイコン)が備わる。システム的な「発見」よりもあらゆる面で信頼性が高く、確実に危険を察知できるので、中・高Tier帯で付けていない人はいないだろう必須スキル。もしも、「えっ! ちがうスキル取っちゃった……」という人は、10ゴールドを使っての付け替えも考慮しておこう。世界が変わるよ!

画面左下。発見の下に「第六感」が表示される。一見効果が重複しているが信頼性は段違い。

これまでのプレイ経験と先人たちの知恵を加味した結果、筆者なりの軽戦車イズムは、「最後まで生存する気概」「死に場所の決めかた」の2点に落ち着いた。偵察ロケットのごとく、開幕に一花打ち上げて爆散するのも軽戦車っ子なりの粋だが、できるだけ生き残るために、無駄に攻めない、撃たない、守らないを実行する自制心を養ってきたと思う。

美味しそうなやわらか戦車が止まっていても、気付かれそうなら手を出さず、徹底して味方の砲撃に任せる。場合にもよるが、軽戦車は静と動の切り分けが大切なのだ。それに、生き残ることができれば戦闘報酬はグンとアップするし、何より敵味方の数が減った終盤にこそ、機動力というステータスの価値がひときわ輝いてくれる。

同時に、“撤退すると相手にアドバンテージを取られる場面”で、耐久値を支払いにいく決断力も必要だった。生存はあくまで手段、勝利こそが目的だ。数的な有利・不利がつきそうなターニングポイントで無駄に生き延び、最終局面で潤沢な経験値箱として叩かれるだけなのはもったいない。

当然、戦況次第では「味方が変な突撃で壊滅した!」「俺は全部避けてきただけ!」など、さまざまなケースがあるだろう。ただ、WoTは耐久100%の重戦車×1より、耐久50%の重戦車×2のほうがよっぽど強い(※Tier差はカンベンな)。戦場の流れが意に沿わなくても、勝敗を分ける分岐点で行動にでなければ、“ただ耐久100%で生き残っただけ”で終わってしまう。

ダメージ交換をしなければいけない状況自体が貧乏くじなのは致し方ないが、戦場の勝負どころでのリソースの賭け方については、各々で磨いていきたいプレイヤースキルといえる。

いつになる Tier X 戦車に 乗れる日は

正式サービス以降、新マップが次から次へと投入されているので、“マップの中の知らない場所”がだんだんと増えてきた。追加投入されたマップは走ったことのない場所が多くて、ときどき地形が分からない。やっぱり、トレーニングって大切なのか。個人的には、PS4版のオリジナルマップ「スコルピオーン街道」の正攻法が、OBTからずっとやってるのにいまだに分からない。中央なのか、左右なのか、ん~~わからん。

そして、累計1,000戦ほどプレイしてみて分かったことは、「どんなに素晴らしい動きをみせようが、撃破されるときは撃破される」「どんなに華々しい活躍をしようが、負けるときは負ける」ということだ。全てを流れという言葉で済ませていては向上しないことは分かるが、今の筆者ではそうとしか形容できない状況に多々出会う。

ただ、友人とプレイを共にしていると分かってくることもある。このゲームは、1人のプレイヤーが把握できる情報量がごく僅かだ。時々、良スコアで敗北し、「めっちゃ頑張ったのに!お前らもっと頑張れよ!」と心の中で八つ当たりすることがあるが、自分の置かれていた状況と、誰かが置かれていた状況はイコールではない。性能・視点・射線・通信・隠蔽と、なに一つ取っても状況はガラッと変わってしまうのだから。

1,000戦を通して、友人とのチームワークが発揮された回数は、多分3回くらい。

特定の誰かだけがスコアを稼いでいる時は、腕前の差はもちろんだが、味方に何かしらの負担が課せられているケースが多い。なので、時には手助けを頼むだけでなく、周囲の味方が望んでいるだろう状況に持っていくことで、チーム力を高めていく方法も考えてはいかがだろう? つまり、最高速度18キロのT28を置いていかないでください! Type 59、パンターII、パーシングが恋人のようにピッタリと側面に張り付いてくるんです! この3車輌に対する筆者のヘイトは、たかい。

というわけで、今回は高Tier帯の話をしてみた。振り返ると“どのTier帯でも言えること”になっているが、ここがWoTの面白いバランスなのかも。ただ、高Tier帯では独特の緊張感が漂う。単純に数値が大きくなっているのもそのせいだが、それゆえに、高Tierに行かなければ経験することができない。辿り着くまでの道のりは決して手軽とはいえないが、辿り着く価値は十分にある。

なので、頑張って皆でTier Xを目指そう! あっ、4DXおもしろかったです。

※画像はドイツのTier IV 駆逐戦車「Hetzer(ヘッツァー)」と勝利。筆者のシルバーは今、この子に支えられている。

World of Tanks

ウォーゲーミングジャパンPS4ダウンロード

  • 発売日:2016年1月20日
  • 価格:基本無料
  • 全年齢対象
  • PS Store ダウンロード版
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※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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