2016年4月19日、東京・日本テレビ麹町ビルにて「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」キャスト発表会が開催された。
目次
勇者を含めた全キャストがついに決定!
この夏に開催される、日本初の超大型オリジナルアリーナショー「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」。オーディションで選ばれた勇者役のお披露目となるキャスト発表会が、4月19日に行われた。
発表会のステージには、テリー役の風間俊介さん、アリーナ役の中川翔子さん、トルネコ役の芋洗坂係長さん、そして演出の金谷かほり氏と、日本テレビプロデューサーの依田謙一氏が登壇。まずは勇者の発表を前に、風間さん、中川さん、芋洗坂係長さんが出演への意気込みを語った。
風間さん:ついに冒険が始まります。今日ここにパーティが集まり、ついにゾーマを倒しに行くのだという実感がひしひしと湧いております。今年の夏は日本中の人たちを冒険の世界に連れていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
中川さん:今仲間たちとこうしてステージに上がってきたときに、本当に夢じゃないんだと、そして私たちが現実を作るんだと実感しました。武者震いとはまさにこのことじゃないかというくらいに、今わくわくしています。この夏、皆さんとともに伝説を作り上げるために頑張ります。
芋洗坂係長さん:わたくしは48年間、この日のために役作りをしてきたのではないかと思っております。大勢の皆さんを楽しく、そして癒しながら、冒険の世界の空間へいざなえるように頑張ろうとおもっています。
続いて、いよいよ勇者役が発表。応募者総勢700人とプロアマ問わず広く募集された今回の勇者役オーディションで、まさに”選ばれし者”となったのは、松浦司さんだ。
松浦さんは、今回の「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」のストーリーのベースとなる「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」の発売と同年の1988年生まれ。
大阪府出身で、ストリートダンサーとして活動しながら数々のイベントやテーマパークなどのショーに出演していたそうだ。また、海外アーティストのバックダンサーとして活躍し、TVCMなどにも出演した経歴を持つ。
その一方で、自らの原点であるストリートダンサーとしての力を試すべくオーストラリアへと渡り、3ヶ月間のストリートパフォーマンスに挑戦したという、アグレッシブでチャレンジャーな一面も持ち合わせる。
今回の勇者役のオーディションで特に重要視した部分は、身体能力はもちろんのこと、どんな中でも落ち着いて演技やアクションができることだったと、演出の金谷氏。また、遠くから見ても「勇者だ」と感じられる存在感も大事だったという。
依田氏によれば、まず700人の応募の中から70名ほどまで書類審査でしぼり、その70名の中からさらにオーディションでアクション、セリフ、ダンスの3つに重点を置きながら、相手をきちんと意識しながら演技ができるかなども含めて、最終的には4名にまでしぼったのだそう。
その4名から松浦さんになった決め手は、「ドラゴンクエスト」において重要な「主人公が自分である」という点。つまり、勇者を通じて自分の思いが乗せられるかどうかという点で一番優れていたのが松浦さんだったと、依田氏は述べた。
さらなる見どころは?決定キャスト陣たちがそれぞれの思いを語る
発表会ではMCに日本テレビのアナウンサーである桝太一氏を迎え、各キャストたちが自分の役どころなどについて語ってくれた。
風間さんは「これまでいろんな人たちがゲームの中で『はやぶさ斬りってどうやってやるんだろうな…』と考えていたと思うのですが、そういった部分をこれから僕たちが作っていくわけですよね。今までゲームを遊びながら想像していた時間をすべてつぎ込んで、テリーを演じられたらと思います」とコメント。
中川さんは「今日こうして勇者様がそろって、ようやくここから旅が始まるという心の一体感がありますね。私は自分がドラクエファンだからこそ、おかしなアリーナは絶対に演じられないです。とにかくできるだけ多くの時間をトレーニングにつぎ込んで、レベル上げに励んでいきたい」と、熱い意気込みを語る。
そして芋洗坂係長さんは「『太ってもいいけどとにかく痩せるな』と言われ、なんと特殊メイクゼロ、普通は少し足したりするのですがこれぞまさに自腹です。トルネコはファンの多いキャラクターですから、その皆さんの期待を裏切らないようにしたいです」と語った。
遠い席でも楽しめる?演出の金谷さんが語るステージ構想
本作のステージの演出は、大規模空間でのエンターテイメント/ショーの演出家として名高い金谷かほり氏だ。その金谷氏によって、おおよそのステージ構想が語られた。
まずステージは真ん中にセンターステージを設け、そこから周囲にさらに8個の小さいステージがある。そのステージをつないで、各シーンを作っていくそうだ。
リフトもあり、リフトが上にあがっているときは二階席の人でもよく見えるという。またスクリーンも多数設置し、それらも昇降するとのこと。ブリッジやリフトとシンクロしたスクリーンで、あるシーンではスクリーンの映像の中に出演者が見えたりもする。
金谷氏は「普通のショーだと席が遠いとがっかりするかもしれないけれど、これは席が遠いからこそ楽しめる部分もある」とコメント。もちろんどの席でも楽しめるような演出にしているそうだが、アリーナ席、1階席、2階席、それぞれで違った見方ができるかもしれない。
また、トルネコの”ステテコダンス”は会場のファンも参加する演出になるとのこと。他、来場者には光るブレスレットが配布され、そのブレスレットは会場の操作でさまざまな光の演出がなされる。そしてその光がストーリーの一部となるような演出も組み込まれているとのことで、まさに”ライブ”感満載のステージとなりそうだ。
この日の登壇者以外のキャスト・スタッフも発表!
竜の女王役:高橋洋子(代表作:「残酷な天使のテーゼ」「魂のルフラン」)
衣装デザイン:有村淳(宝塚歌劇団:「エリザベート」「ロミオ&ジュリエット」)
造形:村瀬文継(ツエニー)
ヘアメイク:松本慎也(Cocololo)
映像/プロジェクションデザイン:バート・クレサ・スタジオ
アニメーション映像演出:神風動画
※敬称略
「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」公演概要
公演期間
7月22日~8月31日、全40公演(予定)
チケット発売日
一般発売:4月23日
チケット料金(全席指定、税込)
S席:大人9,500円/子ども7,500円
A席:大人7,500円/子ども5,500円
※子供料金は3歳~小学生までです。3歳未満でも席が必要な場合は有料です。
※車いすをご利用の方は各地お問い合わせ先までご連絡ください。
※公演中止を除き、申し込み・購入後の取り消し、変更、払い戻しはできません。
※機材やステージ・客席の構造などにより、舞台の一部が見えにくい場合があります。
※ステージ画像はデザイン・コンセプトのイメージ画のため、実際の舞台とは異なる可能性があります。
「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」公式サイト
http://dragonquestlive.jp/
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※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。
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