Wright Flyer Studiosは5月26日、iOS/Android向けアプリ「消滅都市」のサービス2周年を記念した生放送番組「消滅都市『2周年ありがとう生放送 ~シンガー、声優さんも出演スペシャル~』」を配信した。ここでは、実施会場の模様をダイジェストで紹介していく。
作中の楽曲をDJパフォーマンスで披露した「消滅都市LIVE!!」
印象的なシーンが盛りだくさんの映像の上映後、始まったのは「消滅都市」に関するさまざまな楽曲を披露していく「消滅都市LIVE!!」のコーナー。
ピアノサウンドが印象的な楽曲「世界の終わりと最後の言葉」に、エミ・エヴァンスさんの声が響いて静かにスタートした後は、本作の楽曲制作を担当するノイジークロークの加藤浩義氏、川越康弘氏がDJパフォーマンスを披露。会場には本作のプレイヤーたちも招待されていたのだが、ところどころでクラップで応え、会場を一体感が包み込んだ。
さらにステージの後半では挿入曲「Calling your name」を歌うSAK.さんが姿を現し、会場をますます盛り上げる。わずかばかりの時間ではあったが、作品と楽曲の魅力が詰まったステージとなった。
ステージ後、番組の司会を務めるザブングルの松尾陽介さん、加藤歩さんが登場し、本ステージに関する感想を聞いていくことに。今回の楽曲構成についてコンセプトはないということだったが、ゲームでもまだ未登場の曲も盛り込んでいたことが語られるなど、まさにその場限りのプレイに。
また、歌唱を披露したエミさん、SAK.さんからもそれぞれ披露した楽曲に対するエピソードが語られる。エミさんは切ない楽曲ではあるものの、歌うことで優しい気持ちになること、そしてあまりSAK.さんは観客と一緒に盛り上がれたことに対する喜びを表していた。
生アフレコも披露された「消滅都市キャストトーク」
進行役のザブングルが残り、ここからは本作に出演するキャストより、中恵光城さん(リサーチャー役)、朝井彩加さん(ソウマ・ツキ役)、福田賢二さん(ヘッドハンター役)、西村太佑さん(ギーク役)の4人が登場し、本作にまつわるトークを繰り広げていくことに。
「消滅都市」にちなんだトークテーマ「最近消滅したことは?」については、中恵さんが買ったはずのジャイアントコーンがいつの間にか無くなったこと、朝井さんがコーヒー好きが高じて購入したコーヒーミルを、1週間もしないうちに落として壊したという、消滅というキーワードならではの出来事をそれぞれの切り口で披露する。
福田さんはタクシーに乗った際に財布を落としている事に気づき、引き返したもののタクシーの運転手がタクシー代をサービスしてくれたという、人の優しさを感じさせるエピソードを話すも、最後の西村さんがパチンコで3万円が消滅してしまったというオチで、会場を笑いに包み込む。
その後も「実際にタマシイの力を借りるとしたらどんなタマシイがいいか」というトークテーマで盛り上がったところで、キャストが4人揃っていることもあり、下田氏が書き下ろした短編ドラマを生アフレコで披露することに。ソウマとツキの2役を演じ分ける朝井さん、このキャラクターの組み合わせならではの掛け合いなど見どころもありつつ、ここでしか聴くことのできない内容に観客も耳を傾けていた。
新情報盛りだくさんの「消滅都市プロダクトトーク」
その後は、プロデューサーのとの氏、リードゲームデザイナーの下田翔大氏が登壇し、「消滅都市」にまつわる最新情報が届けられることに。
まずは5月26日より行われている、2周年キャンペーンを紹介。5月27日20時からは「失われし世界」の最新話が公開されるが、1クエストごとのボリュームがたっぷりということもあり、毎週1クエストずつ公開されていくかたちをとるという。それに先駆け、会場内で新ストーリーのPVが上映されると、会場からは拍手がこぼれた。
さらにここで、すでにお伝えしたとおり、オーケストラコンサートの開催など本作の今後に関する情報が続々と明らかに。音楽関連の情報に関してはノイジークロークの2人も再び姿を現し、DJ×オーケストラをテーマとした、世界初ともいえる試みについて、“踊れるコンサート”にしたいとコンセプトを語る。
また、公演の概要そのものについては明かされていないものの、複数公演にしたいと話すなど現在も絶賛調整中の様子なので、続報が気になるところ。また加藤氏からはオーケストラ用に全曲アレンジを進めていることが明かされるなど、意気込み十分で取り組んでいるようだ。
そして、漫画配信アプリ「ジャンプ+」での掲載が発表されたコミック「消滅都市~LOST GIRL~」については、別の角度から物語を描いていくという。漫画内に登場するキャラクターのデザインが初公開されると、会場からは歓声が沸いていた。
また、Amazon内にオープンした消滅都市ストアの紹介では、販売予定の商品をキャスト陣が自ら着飾って披露する演出も相まって、会場も大盛り上がり。どの商品もオシャレなデザインになっているので、普段使いもできそうだ。
最後はとの氏、下田氏よりこれまでの2年間、そしてこれからに向けた意気込みが語られつつ、生放送は終了となった。