角川ゲームスは8月13日、秋葉原ラジオ会館10Fのイベントスペースにて、PS Vita用ソフト「デモンゲイズ2」のファンイベント「アステリア革命団決起集会 in AKIBA」を開催した。

目次
  1. 「行くぜ!NO1 DRPGチーム」結成を発表!第I部ではゲームのコンセプトが語られる
  2. デモンとはメンテナンスやデートで仲良く!
  3. 突撃隊長就任の京佳さんが実機プレイを披露!TGS 2016でのイベントも開催決定

角川ゲームスとエクスペリエンスのタッグでリリースされるファンタジー・ダンジョンRPG「デモンゲイズ2」。10月13日に発売を控える本作を盛り上げるべく、秋葉原ラジオ会館にてファン感謝イベントが行われることとなった。

イベントに先駆けて、アニメイト秋葉原店にてヒロインのミュゼとプリムに扮したコスプレイヤーが直接手渡ししてくれる抽選会が行われたほか、店内ポスターの掲出や館内アナウンスを終日放送するなど、当日に併せて「デモンゲイズ2」を盛り上げる施策も盛りだくさん。

そしてイベント内では、“デモンとのコミュニケーション要素”など、新たなゲーム情報の数々が届けられた。ここではイベントの模様を余すところなくお伝えしていこう。

「行くぜ!NO1 DRPGチーム」結成を発表!第I部ではゲームのコンセプトが語られる

イベントの冒頭では、進行役となるプロデューサーの河野順太郎氏(角川ゲームス)とカプリコーン役の立花理香さん、そしてミュゼ役の斎藤千和さんが登壇。今回のイベントを通して、「2016年“NO1”ダンジョンRPGを目指す会」、通称「行くぜ!NO1 DRPGチーム」を結成することを発表、3人による”革命団決起宣言”でオープニングが飾られる。

「行くぜ!NO1 DRPGチーム」のメンバーは以下のとおり。なじみの顔ぶれが揃うが、
突撃隊長は今後発表を予定しているとのこと。

続く第I部「ラジオと歌で綴る革命浪漫」では、開発を手掛けるエクスペリエンスのプロデューサーである千頭元氏が、本作序盤のストーリーや、作品の特徴を紹介していった。

記憶喪失の主人公のもとに革命団のメンバーたちが助けに来るところから物語が始まる「デモンゲイズ2」。千頭氏によると、本作の制作にあたって最初に決まったコンセプトが“ラジオ”であり、ラジオを通した演説と歌で同士を集め、革命を起こしていくのだという。

本作のポイントのひとつ目は近代・中世を思わせる華やかな城塞都市。大人な雰囲気ただよう“666番街”や海沿いの“ルーン灯台”など、前作と比べてもよりバリエーション豊かになっているという。

革命団一味のアジトである“ステラ座”では、新たにメンテナンス室やスタジオが登場。スタジオはラジオ放送を、メンテナンス室は後述のデモンとのコミュニケーション要素である“メンテナンス”を行う場となっている。

本作ではアステリアの統治者であるマグナスタの陰謀を暴くべく、彼らが人々の心を支配するために設置したと思われる「ヴォイス・クリスタル」を破壊していくことで、人々の心を支配から解き放とうと試みる。その際に立ちはだかるのがデモンたちで、主人公ら一行は彼らを討伐し、仲間に加えていくこととなる。

そうして仲間になるデモンは女性キャラを中心としつつも、男性のデモンも登場するなど多彩な顔ぶれが揃う。メインのストーリーに絡むのは歌姫デモンと呼ばれる3キャラクターとなるが、そのほかのデモンたちにもエピソードは用意されているという。

さらに今回は、主人公のカスタマイズに関するより詳しい情報が公開に。ゲームをはじめる際、善・中・悪の3タイプから1つを選ぶことで、獲得できるスキルや基本パラメーターや仲間となるデモンとの相性が変化するなど、かなり幅広いカスタマイズ要素を備えている。また、主人公の外見やボイスに関しては、ステラ座のシャワールームでいつでも変更可能だ。

各要素の紹介を終えた千頭氏は、想像以上にたくさんのユーザーがプレイしてくれた前作でクリアまでプレイしてもらえなかった反省をもとに、まずは初めてダンジョンRPGを遊ぶ人があきらめないで最後まで遊べるようなゲームにしたかったと、開発の経緯を語る。その一方で、「KENGOH」というプロジェクトコードを冠したクリア後のエクストラミッションを用意することで、従来のダンジョンRPGファンに向けてもアプローチしていきたいという。

続いて、自身が演じるミュゼについて斎藤さんは、「普段は明るい女の子だけど、アステリア革命団のリーダーである時は策略家」と評し、作中でいろいろな面が見える女の子だと紹介。革命軍リーダーとしての面が見えるシーンを生アテレコする場面もあり、会場を盛り上げた。

デモンとはメンテナンスやデートで仲良く!

続く第II部では、進行役の2人はそのままに、センタウル役の長縄まりあさん、ドラコ役の田村睦心さん、ディレクターの安宅元也氏(エクスペリエンス)の3名が加わり、本作における重要な要素のひとつであるデモンについて、よりフューチャーして紹介していくことに。

安宅氏によると、本作は“デモンは俺の嫁”をコンセプトに開発を進めているとか。

長縄さんが演じるセンタウルは、ダジャレが好きという一面を持っているデモン。敵として登場する時からダジャレを披露するなど軽い口調が目立つようだが、会場で実際に流されたように、仲間になってからは少しシリアスな口調で話すシーンも用意されているようだ。

一方、田村さんが演じるドラコは、真面目ではあるのが、一方で融通の利かない一面もあるデモン。弱い面や脆い面もあるということで音声収録の際に可愛らしい演技をしてみたところ、あくまでも熱いキャラクターとして演じて欲しいというオーダーが入るぐらい、赤が目立つ容姿そのままのキャラクターになっているという。

そして2人は先ほども触れた歌姫デモンと呼ばれるキャラクターで、それぞれのバックボーンやシナリオに合わせた歌が用意されている。その中からセンタウルが歌う「マグナスタリカ・破」も聴くことができるデモンを紹介した最新トレーラーが上映されると、今作で新たに追加されたデモンとのコミュニケーション要素が紹介された。

先ほど紹介したメンテナンス室では、迷宮で入手したメンテクリスタルを使うことで「メンテナンス」を行うことができる。メンテナンスは画面上に映しだされたデモンの気持ちいいポイントをタッチしていき、その結果に応じて好感度が上昇する。

そして、好感度を上げることでデモンとのデートが発生し、好感度のレベルがアップすることで戦闘に関わる部分が強くなっていく仕組みのようだ。もちろん男性のデモンともデートを行うことが可能で、会場では立花さんたっての要望でイケメンデモンであるハイドラが紹介された。

なお、本作ではデモンのカスタマイズも可能で、イベントシーンもそのままの見た目で登場するほか、レベルアップによるパラメーター割り振けも可能だという。また、デモン固有のスキルのほか、“リバティスキル”と呼ばれる自身で選択可能なスキルも用意されているそうなので、そのあたりは今後の情報に期待しよう。

突撃隊長就任の京佳さんが実機プレイを披露!TGS 2016でのイベントも開催決定

続いて、本作の実機を用いた生プレイを会場限定で披露するというところで、「行くぜ!NO1 DRPGチーム」の突撃隊長として、アイドルグループ「夢みるアドレセンス」のメンバーである京佳さんが就任することが発表され、最初のお仕事として本作を実際にプレイしてみることに。

ここでは前作に続いて採用されているオートパイロット機能について、一度通過したギミックはそのまま通過できるようになるなど、より快適な移動が可能になったことなどが紹介。京佳さんは普段あまりゲームをプレイしないということだったが、先述の機能などを用いて簡単に進めることができ、喜びの様子だった。

さらに会場のユーザーが参加してのプレイでは、デモンと合体する新要素「デモンクロス」が初披露。合体後は一定ターンの間、相手に行動させる間もなく繰り返し行動することが可能で、今回は合体したセンタウルの得意技である魔法を繰り返しお見舞いしていた。

今後の展開の告知などを行う第III部では、すでにお伝えしている京佳さんがセンタウルの衣装を着てイベントなどに参加することや、前作「デモンゲイズ」をワンコインの500円(税込)で購入できるキャンペーンなどが紹介。

さらに、千葉・幕張メッセにて開催される「東京ゲームショウ2016」で、17日にオールキャストが集結するスペシャルステージを計画中であることや、以前より実施されていた「+ONEアイデア」の最優秀賞が決定したことなどが発表された。

会場限定のプレゼントがもらえるじゃんけん大会も行われるなど終始盛り上がったイベントは、出演者からのコメント、そして会場のファンを交えての記念撮影など、まさに決起集会さながらの様相で幕を閉じた。

デモンゲイズ2

角川ゲームス

PSVitaパッケージ

  • 発売日:2016年9月29日
  • 15歳以上対象
デモンゲイズ2

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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