ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアは、PS4用ソフト「ウイニングイレブン2017」のイベント「ウイトレ チャレンジ Presented by サッカーキング」を開催した。
「ウイトレ」とは、「ウイニングイレブン2017」を使用した独自のトレーニングメソッドだ。
日本サッカーのレベルアップを目的として、元プロサッカー選手で、現在スポーツジャーナリストとして活躍中の中西哲生さん監修のもと開発された。
ボールを使ったリアルな実践練習に加え、身体が疲れることなく、みんなでコミュニケーションをとりながら練習することができる「ウイトレ」を行うことで、俯瞰した視点を養うことが可能だ。
実際に「ウイトレ」を実践した子どもたちはサッカーを3D(俯瞰)で把握し、「考えるサッカー」を身につけたことが実証されているという。ここでは、「ウイトレ」を実際に子どもたちと共に体験する本イベントのレポートを紹介する。
「ウイトレ チャレンジ Presented by サッカーキング」イベントレポート
イベントには、講師に「ウイトレ」の開発に監修として携わった中西哲生さん、柏木陽介選手(浦和レッドダイヤモンズ所属)、そして特別ゲストに藤本美貴さんにご出演頂き、参加されたサッカーをやっている小学生約40名にウイトレをお教えし、ウイトレで習得できるスキルやトレーニングノウハウなどについてトークを展開しました。
先ず中西さんと柏木さんがご登壇され、サッカーは練習以外も大事という話やサッカー観を養うことが大事であるといった話から入り、柏木選手が2週間ぶりにボールに触れるため、プロらしい良いプレイができるかどうかを気にしていたなどとトークが始まりました。
柏木選手は5歳からサッカーをはじめ、当時はどの5歳プレイヤーよりもうまいと思っていたことや、昔はよくウイニングイレブンをして遊び、今回参加している少年サッカーチームのメンバーよりうまいと話すなど笑いを誘っていました。
また、世界のトッププレイヤーのプレイを見てイメージを膨らませることは大事という話題から、現在クラブワールドカップで来日しているレアルマドリードの中で、柏木選手はルカ・モドリッチ選手(クロアチア代表)に注目していると話していました。
俯瞰でピッチ全体を見られる選手が本当に良い選手で、柏木選手もベンチではなくスタンドなど、上から見ることでアイデアを増やすことができるとも語っていました。ゲームの中ではトラップミスやパスミスがないため、普段自分ではできない良いイメージの共有がしやすくなるとも話していました。また、サッカーのうまい選手ほどゲームも上手だと話し、中西さんも同意していました。
続いて藤本美貴さんが登壇されました。藤本さんは、所属していたフットボールチーム「ガッタス」の監督を務めていた北澤豪さんの話に触れ、北澤さんは雰囲気作りなどにも気を遣うが、怒るときはしっかりと怒るなどメリハリをつけて指導をし、選手交代などもシビアで実力主義だったと話していました。
また、4歳になる長男と一緒に家の中や公園でボールを蹴ったりして遊んだり、夫の庄司さんが子供に体幹トレーニングもさせているなど語り会場から笑いが起きました。中西さんと柏木選手の「ウイトレ」の話を聞いて、ガッタスのみんなで「ウイトレ」をやればよかった、とコメントしていました。
その後、ウイトレのメソッドを中西さんから解説頂きました。「1.斜めの動き」「2.蹴足着地シュート」について実際にウイニングイレブンの映像を使用して解説をしました。
斜めの動き
ゴールに対して直線的に進みがちだと、相手につかまりやすいという懸念点がある。斜めに意識して素早くパスを出すことで格段にパスがつながりやすくなるということ。
蹴足着地シュート
シュートを蹴った後に踏み込んだ軸足を抜きながら、蹴り足で着地する。蹴り足に重心を移すことでより強いシュートを打つことができるということ。また、リプレイ機能があるため何度でもフォームの確認ができる。
その後、解説頂いたメソッドを基に、参加された小学生にウイニングイレブン2017を使った練習を行いました。大人しくしていた少年達もゲームが始まると、笑顔がこぼれはじめ、だんだんと声も出てきました。
プレイ風景を見守る3人ですが、藤本さんは「キャラクターの顔がリアルで凄い」「母親として参考になる」「見ているだけで楽しい」と話し、柏木選手はすぐスライディングする少年に、「スライディングは次のプレイが遅くなるので極力使わないように」、焦ってすぐにシュートを打ってしまう少年には「慌てないで。落ち着いてパスをつないで。」などと熱くアドバイスを送っていました。
実際にプレイされた柏木さんには中西さん、藤本さんともに「柏木選手は落ち着いている、上手ですね」と感想を述べていました。
その後、ウイニングイレブン2017で体験した動きを実際にピッチで実践するということで、ピッチに場所を移動します。藤本さんが柏木選手からのパスを斜めの動きから見事にトラップし、華麗なボールタッチで蹴足着地シュートを決めるなど皆さんを驚かせていました。
柏木選手もキーパーを担当する際に少年のシュートを横っ飛びで止めるなどポジションが変わってもプロとしての見せ場を作り周囲を盛り上げていました。参加している少年プレイヤーも、「ウイトレ」で学んだメソッドなどをピッチ上で実践しました。
そして午後の部の終わりを迎え、柏木選手から少年プレイヤーたちへ「真似たい選手を見つけ、真似て、プロのサッカー選手になれるように頑張って下さい」と応援のメッセージを送り、イベントを締めくくりました。
「ウイトレ」特設ページ:http://www.jp.playstation.com/ps4/message/contents10.html
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