クロスファンクションは、海外インディーゲームのローカライズタイトル「The Town of Light」を、2017年10月27日よりPS4向けに配信する。
「The Town of Light」(タウンオブライト)は、イタリアに実在した精神科病院と実際の出来事から着想を得て製作されたアドベンチャーゲーム。
プレイヤーは16歳の少女レネーの視点を通して、かつて彼女が入院していた病院を探索し、過去に隠された秘密と真実を解き明かしていく。
また、PS4版配信の記念して、10月27日から11月2日までの期間、本作が10%オフの2,430円(税込)で購入可能なのキャンペーンも開始される。プレイヤーの心を恐怖だけでなく、陰鬱な気分で満たす「The Town of Light」の独特な世界観を、この機会にぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。
なお、「The Town of Light」日本語版では、審査機関が禁止表現と定める点において、演出および表現に変更が加えられている。あらかじめ注意しておこう。
ストーリー
主人公は精神的な症状に苦しむ16歳の少女レネー。彼女は、かつて青春時代の大半を過ごした病院の中へと入っていく。病院内を探索し、自分の過去に対する疑問の答えを探し出そうとするレネー。そこでは一体何が起こっていたのか。
プレイヤーの選択によってレネーの症状と物語が変化
レネーの過去を辿っていく中、プレイヤーの選択によってレネーの病状とそれに伴う物語が変化する。物語が進むにつれて、次第に暗く感情的な旅になっていく。現実と幻覚の境界が曖昧になっていく世界で、あなたは真実へと辿りつけることができるだろうか。
レネーの日記と記憶で過去を辿ろう
舞台の病院は、1970年代にはイタリア政府の法律の制定によって閉鎖された。現在は廃墟となっている病院内には、様々な遺物が残されている。病院内に散在している医療記録やレネーの日記を通じて、隠された真実や歴史を垣間見ることができる。
かつてのイタリアの精神科医療の歴史を紐解く
本作はイタリアの精神科医療に関する長期的な調査と現実の出来事に基づいて製作されており、プレイヤーをむやみに怖がらせたり、驚かせるような演出は無く、今までのホラーゲームとは一線を画している。主人公レネーの視点を通じて1940年代の精神科病院での出来事を追体験し、かつてのイタリアでの精神科医療の暗部を明らかにしている社会派の作品である。
美しいグラフィックで描かれる世界
舞台となるシャルコー病院は、トスカーナ州ヴォルテッラに実在の病院を基にしており、繊細かつ華麗な3Dグラフィックで再現されている。壮大な自然の中に孤立して存在する精神科病院を隈なく探索する中で、人間が行った善と悪の所業が明らかになっていく。