「機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON」連載第3回:ゲームに慣れてきたプレイヤーにオススメの5機体を紹介

マキオン連載
0コメント 米澤崇史

バンダイナムコエンターテインメントより発売中のPS4用ソフト「機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON」(以下、マキシブーストON)を特集する本連載。連載第3回では、ゲームに慣れてきたプレイヤーにオススメの機体を紹介していく。

いよいよ発売を迎えた「機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON」。本連載では、第1回では初心者が覚えるべき基礎的なテクニックとコスト調整、第2回では少し高度なテクニックとオススメの機体と、初心者に向けた記事を掲載してきた。第3回では、やや特殊なテクニックや立ち回りを要求されるが、使いこなすことで大きな戦果を上げられる機体たちを紹介していく。

使いこなせれば勝率アップ間違いなしの5つの機体

リボーンズガンダム

最初に紹介するのが、「機動戦士ガンダム00」でリボンズ・アルマークが搭乗した機体であるリボーンズガンダム。アーケード版の全国大会「PREMIUM DOGFIGHT2017」の優勝チームにも採用されており、「マキシブーストON」におけるトップの一角と言える機体。しかし性能を引き出すためにプレイヤーに要求されるスキルも高く、上級者向けの要素が強い機体でもある。

リボーンズガンダムの特徴は、ガンダム(G)モードとキャノン(C)モードという特徴のまったく異なる2つのモードを、特殊格闘の変形によって瞬時に切り替えながら戦えること。他のモード換装系の機体と異なり、本機の変形はレバー入れで任意の方向に移動できる上、ブーストダッシュの慣性を継ぎ、大きく移動できる性質もあるため、変形の隙が非常に少なく、リスクを負わずに2つのモードを行き来させられる。

慣性が乗った状態でレバー入れ変形を行うと、移動距離が大幅に伸びる。
これを利用して、ブーストダッシュやステップの初動に変形を即座に重ね、
移動距離を増やすというテクニックもある。

熟練したリボーンズガンダム乗りは、あらゆる状況でGモードとCモードの換装をフル活用し、トリッキーな動きで翻弄してくるため、あの動きを真似たくなるところだが、慣れない内は換装を多様しても、無駄にブースト不利を背負ってしまったり、自分が今どちらの形態なのかを把握できずに混乱してしまいやすい。

そのため、一からリボーンズガンダムの練習をしたいというプレイヤーは、まず近距離ならGモード、遠距離ならCモードになるという、距離に応じた使い分けから覚えていくのがオススメだ。変形を絡めた動きは非常に強力ではあるのだが、リボーンズガンダムの2つのモードの武装はどちらも非常に優秀なものばかりなので、これらを的確なタイミングで使用するだけでも十分な戦果を上げられるポテンシャルを秘めている。

Gモードは動きの止まらないサブ射撃、格闘を一方的に拒否できる特殊射撃のガガ呼出、万能機としては破格の性能をもつ横・上格闘に、良好な旋回性能と、とくに近距離において非常に強力な武装の数々を揃えている。旋回しながらのサブ射撃の押しつけ、相手の格闘を誘ったり、後ろステップからの特殊射撃→サブ射撃での落下ムーブなども強力。機動力も高く、多くのオーソドックスな機体と同じような感覚で動かせるため、こちらの形態を中心に立ち回りたくなるところだが、Gモードは遠距離で機能する武器が少なめで、弾切れもおこしやすい。

射撃寄りの機体であるリボーンズガンダムだが、Gモード時の武装とF覚醒の相性が抜群のため、
F覚醒が選ばれることが多い。メイン射撃や特殊射撃からのキャンセル上格闘は、
格闘機にも引けを取らない攻め能力を持つ。

その弱点を補えるのがCモード。Cモードのウリは、なんといってもレバー入れ特殊射撃のGNフィンファングによるビーム照射。連載2回で紹介したホットスクランブルガンダムの下サブと同タイプの武装で、射出するだけに相手にブーストを大幅に消費しての回避行動を強いることができる。

サブ射撃のGNフィンファング、メイン射撃のGNキャノンも牽制武器として優秀だが、覚えておきたいのが、メイン射撃はレバー下入力か特殊射撃のGNフィンファング展開中はGNバスターライフルに変化すること。GNバスターライフルは弾速が早く、一発あたればダウンを奪える使い勝手のいい武装になる。これを利用したCモード下メイン射撃→後ろ変形→Gモードメイン射撃→後ろ変形→Cモード下メイン射撃のループ行動は、近寄ってくる敵から距離を開けるための手段として強力。Cモード時は、敵に近寄られた際の自衛手段に乏しいので、変形を絡めた動きとしては優先的に覚えておきたいムーブだ。

それぞれの武装を強みやキャンセルルートを少しずつ把握できるようになったてきたら、前変形→Cモードニュートラル特殊射撃で、一気に距離を詰めながら照射ビームを押し当てたり、前変形→Gモードメイン射撃→横変形→Cモードメイン射撃→前変形→Gモード各種格闘orサブ射撃といった、変形を活用した攻めのキャンセルルートを少しずつ織り交ぜていき、できる行動の幅を増やしていこう。

守りと攻めを両立させているのが本作のリボーンズガンダムの強さ。
遠くの相方が襲われそうになった際も、前変形→メイン射撃→前変形のループで
すぐに助けに向かうことができる。

ダブルオークアンタフルセイバー

続いて紹介するのが、「機動戦士ガンダム00V」より参戦が実現した、刹那・F・セイエイが搭乗するMSであるダブルオークアンタフルセイバー。オーソドックスなメイン射撃に、慣性を乗せながら3連射するチャージ射撃、幅が広く引っ掛けやすいニュートラル特殊射撃、発生は遅めだが銃口補正の強いレバー入れ特殊射撃といった扱いやすい豊富な射撃をもつため、一見初心者向けのようだが、射撃戦を行っているだけではどうしてもダメージレースに負けやすい。対戦で勝利するには、本機の最大の特徴である、4種のバリエーションが存在する特殊格闘のフルセイバーアタックを生かした立ち回りが重要となる。

ニュートラル特殊格闘

本機の特殊格闘の中ではもっとも癖が少ないのがニュートラル特殊格闘だが、直に当てるのは難しい。攻撃力は優秀なので、後述する量子化派生から繋いで格闘のコンボダメージを伸ばしたり、メインからのキャンセルで使用していくことになる。

上特殊格闘

姿勢を低くしながら敵に向かって斬りかかる上特殊格闘。攻撃の判定が広く、追従性能も高いので、至近距離の相手にサブ射撃→上特殊格闘のキャンセルが非常に強力。発生時に当たり判定が小さくなる瞬間があり、相手の射撃をすり抜けることもある。単発格闘なので、これで打ち上げた後しっかりと追撃するのが重要。

下特殊格闘

下特殊格闘では、射撃を防いでくれるソードビットをまといながら突撃する。攻撃の終わりまで全方位にシールド判定が発生し続ける、非常に珍しいタイプの格闘で、爆風や照射ビームも防ぎながら格闘を差し込める。ただし判定は非常に弱く、安易に使いすぎると格闘で簡単に迎撃されやすい。

横特殊格闘

もっとも使い勝手がいいのが横特殊格闘。ロックオンした対象に向かって大きく回り込みながら動き、迎撃射撃を避けながら相手の懐に飛び込める。ロックオンマーカーが緑であれば、その時の自機の方向に移動するようになるため、格闘機などに近寄られた際には、ロック替えから横特殊格闘を使うことで、ブースト消費を抑えながら一気に距離を取れる。

また、本機のもっとも重要な武装といえるのがサブ射撃のGNカタール&GNガンブレイド【投擲】。メイン射撃からのキャンセルルートとメイン射撃へのキャンセルルートの両方を備えており、どんな状況でも射撃を行いながら落下に移れるという抜群の使い勝手をもつ。あまりの使いやすさから溜まったらすぐに撃ちたくなるのだが、本機にとってのサブ射撃は攻めにも守りにおいても生命線と言える武装。リロードは早めとはいえ、これを安易に使ってしまうと、その後の攻めと守りの選択肢が大幅に狭まることになる。

サブ射撃は発生の速さと銃口補正に優れており、もっとも強力な効果を発揮するのが至近距離。
とくに敵との距離が詰まるタイミングでは、ギリギリまで使用を我慢するのが重要だ。

横特殊格闘→ステップ→サブ射撃や、下特殊格闘→ステップ→サブ射撃など、先程紹介した特殊格闘を近づくための布石にしたり、一度ダウンさせた敵に張り付いて起き上がりにサブ射撃を重ねたり、いかにサブ射撃を押し付けていくかが本機を使う上での重要なポイントになる。

また格闘コンボも癖があり、ニュートラル格闘や横格闘だけのコンボではダメージが伸びにくい。本機には、特殊格闘を除いた格闘の途中・最終段で特殊射撃を入力すると、機体が量子化し一定時間の間あらゆる攻撃を受けなくなる量子化派生が存在する。

もっともダメージを受けやすい瞬間である格闘の最中・コンボ終わり際の着地をフォローできる上、量子化派生のあとに特殊格闘を使うとダウン値が下がり、より多くのダメージを与えやすくなるなど活用するメリットが大きい(通常時なら攻撃の途中でダウンしてしまうニュートラル特殊格闘が、最終段までフルヒットするなど)。量子化派生への入力タイミングと、そこからの格闘入力は少し慣れが必要なので、CPUを相手にしっかりと練習しておこう。

コンボの締めに下格闘からの格闘派生→量子化派生を行うと、瞬時に格闘コンボを終えつつ
被弾のリスクを大幅に抑えられるので、ダブルロックを受けている際などに重宝する。

この量子化派生の存在によって、前線でダブルロックを受けながらも耐久を残し、粘り強く戦えるのがフルセイバーの強み。ただ3000コストで自衛力が高いということは、相方への負担が大きいということでもある。フルセイバーは後衛も十分可能な機体なので、耐久を見て早めに前衛後衛をスイッチする判断も必要になる。

なかなか攻め込めない相手の場合は、射撃戦を主に展開していくことになる。
着地や硬直に当てやすいニュートラル特殊射撃を軸にじわじわと戦い、
削られた相手が焦って接近してきたらサブ射撃の出番だ。

ガンダムAGE-2 ダークハウンド

続いて紹介するのが、「機動戦士ガンダムAGE」でキャプテン・アッシュが搭乗したMSであるガンダムAGE-2 ダークハウンド。こちらも全国大会「PREMIUM DOGFIGHT2017」の準優勝チームを始め、多くのチームに採用されたプレイヤーからの評価が高い機体となる。

良好な機動力をもつことに加え、近づいてくる敵を迎撃できる近接武装が豊富で自衛力が高いことから、一見初心者向けの性能のようで、メインがダウンの取りにくいビームマシンガンであること、メイン射撃→サブ射撃のルートが存在せず、キャンセルルートが独特であることなどの要因により、扱いにはやや慣れが必要。

ダークハウンドの特徴でもあるメイン射撃のドッズガンは、ビームマシンガンでありながら追従性能が高く、中距離以降でも相手にプレッシャーをかけられる、ダークハウンドにとっての大きな強みである一方、キャンセルルートが特殊射撃しかないという弱点を抱えている。他の機体の感覚でメイン射撃を撃ってしまうと、使い勝手のいい自由落下に移れるキャンセルルートであるサブ射撃→メイン射撃(サメキャン)が咄嗟に出せなくなるため(一度特殊射撃を挟むことで、サブ射撃→メイン射撃での落下自体は可能)、落下したいタイミングではメインを撃つのを我慢し、サブ始動を意識する必要がある。

またキャンセルルートの少なさから、中距離でメイン射撃が引っかかっても追撃を行えず、ダウンを奪えないという事態が発生しやすい。よろけをとったところでよしとして一度下がるか、特殊射撃からサブへのキャンセルに繋いでダウンまで持っていくかの判断も重要になる。チャージ射撃は下方向への追従と弾速が非常に早く、中距離でもスタンを奪えるダークハウンドの中では貴重な武装なので、メイン射撃と共にこちらも積極的に使っていく必要がある。

チャージ射撃は下方向への追従が強いので、上をとった状況から着地する敵に向かって撃つと当たりやすい。
メイン射撃を撃ちながらチャージを溜める癖をつけておこう。

またビームマシンガンは、連射中にロックオン対象が射角外に出ると振り向き撃ちになり動きが止まってしまい、被弾の原因になりやすい。これを防ぐには、後ろステキャンや慣性ジャンプの上昇中にレバーを正面に入れて機体の向きをロックした対象に向かせるテクニック(方向転換上昇と呼ばれる)や、ブーストダッシュによる旋回で手動で機体の向きを正面に向け、射角の調整を行うこと。

この動きができるようになると、ブルーデスティニー1号機やハイペリオンガンダムなど、マシンガンを主軸に戦う機体も扱えるようになってくる。ダークハウンドの場合、オーバーヒート時に振り向き撃ちが出てしまった場合も、特殊射撃→サブ射撃で落下に移るフォローも効くため、マシンガンの入門機として本機を使い込んでみるのも悪くないだろう。

特殊射撃のビームサーベル投擲は、ブーメラン系の武器の中でもかなり優秀な性能を誇り、
接近戦では特殊射撃→サブ射撃→メイン射撃のキャンセル(通称ブメアメキャン)の使い勝手が抜群。
キャンセルルートを的確に使いこなすやりこみを見せよう。

格闘を狙ってくる敵に対しては、レバー下特殊格闘で出せるアンカーショットを回転させる武装も有効。射撃ガードを展開しつつ、その場で強判定の格闘攻撃を出し続けるカウンター的な武装で、特殊射撃からのキャンセルもついているため、メイン射撃→特殊射撃→レバー下特殊格闘の三段階の迎撃で待ち構えることもできる。動きが止まるためリスクはあるものの、メインやサブ射撃が弾切れを起こしている場合に攻め込まれた際などには、迎撃の最後の切り札にもなる。

敵に放置されそうになったり、一時的に距離を空けたい時は、変形時特殊射撃のハイパーブーストも有効。
自衛力の高いダークハウンドは放置されることも珍しくないので、相方が狙われ始めたら積極的に使っていこう。

ストライクノワール

4番目にオススメするのが、「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」より、スヴェン・カル・バヤンの搭乗したMSであるストライクノワール。後衛寄りの2500コストとして、高い自衛力と射撃能力による援護力の高さをウリとする機体だ。

本機のメイン射撃のビームライフルショーティーは、全機体の中でも類似したものが存在しないといっていいほど、独特の性質をもつ武装。1ボタンで2セットの弾が発射され、一発一発の硬直が非常に短いためマシンガン系武器に近い連射が可能になっている。一発の性能は通常のオーソドックスなビームライフルには劣るが、ビームマシンガンとして見れば良好な追従性能をもっており、中距離以降の牽制武器として十分活用していける。

ビームライフルとビームマシンガンの中間ともいうべき性能で、通常のビームライフルでは不可能な厚い弾幕を貼ることができるが、連射による振り向き撃ち発生のリスクが常にあるため、マシンガン系と同じブーストダッシュ旋回と方向転換上昇による射角の調整を細かく行う必要がある。ただマシンガンほどのクセはないので、こちらも本格的なマシンガン機体に挑戦する前の入門機として向いている。

このメイン射撃もなかなか優秀な性能をしているのだが、それ以上に本機の主力なる武装がサブ射撃の2連想リニアガン。レールガンタイプの軌道で飛ぶ、高弾速かつ高追従、発生も早く弾の幅が広く引っ掛けやすい……と非の打ち所がない超高性能射撃武装で、その上リロードも早いと至れり尽くせり。贅沢に使ってもすぐに回復するので、サブ射撃を積極的に相手の硬直や着地に撃ち込んでダウンを奪いつつ、前衛役の機体が動きやすい状況を作るのが本機の主な役割となる。まずこのサブ射撃の当て感を掴むことが、ストライクノワールを使いこなす上の第一歩だ。

2発を撃ち切らないとリロードが開始されないので、2発をセットで撃つのを基本にするのがオススメ。
1発だけ残ってしまった時は、適当に1発消費して次のリロードを進めておく判断も重要だ。

また、本機の自衛において重要なのが、特殊格闘のアンカーランチャー【射出】。入力と同時に、レバーを入れた方向に放物線を描くような軌道で大きく移動することができ、とくに下入力の動きは敵機と距離を取りたい際に役立つ。

ストライクノワールのほぼすべての武装からキャンセルが可能なので、「一瞬赤ロックに入ってメイン射撃やサブ射撃で攻撃→レバー下特殊格闘で後退」を意識することで、敵が反撃しようとした時にはすでに緑ロックで攻撃が届かない……という状況を作ることができる。

ブーストゲージを一切消費しないのも強みで、上特殊格闘で敵の方に近寄りながら、温存していたブーストゲージを利用して攻撃をねじ込むといった攻撃的な使い方も可能。この手の武装としてはリロードもかなり早めなので、ここぞに備えて温存するよりも、サブ射撃と同様にガンガン回転させていくのがオススメだ。

ある程度操作に慣れてきたら、ヴェルデバスターを呼び出すチャージ格闘も活用したい。出現したヴェルデバスターが、一定時間の間照射ビームを発射し続けてくれるという武装で、弾数制限なしで呼び出せるアシストながら発生・銃口補正が良好、照射時間も長いため、一度弾が外れても移動した敵が自ら引っかかってくれることもある。

メインからの追撃でダウンを奪ったり、相手の進路を塞ぐように設置したり、敵に寄られそうになった際にヴェルデバスターを呼び出し→下特殊格闘のキャンセルで逃げたりと、あらゆる場面で役立つ。ストライクノワールは攻撃力の低さと自衛力の高さから、敵に無視される展開に陥りやすいのだが、このチャージ格闘で嫌がらせし、敵に「鬱陶しい」と思わせてロックオンを集めるのも重要な役割となる。

ただそれでも攻める力には乏しく、相方負担も大きいので低コスト同士で組むことも多いシャッフルでは性能を発揮しきれないことも。前衛向けの機体と組めるチームホールドのルールで真価を発揮できる機体と言えるだろう。

格闘の迎撃に便利な下格闘のアンカーランチャーも使いこなしたい武装。
アンカー系武装の中でも慣性が乗りやすく、射程が長い性質があるため、
格闘距離よりも少し遠くの間合いから狙える。
外れた場合も即座にステキャン→メインサブなどでフォローが効きやすい。

モンテーロ

最後にオススメするのが、「ガンダム Gのレコンキスタ」でクリム・ニックが搭乗したMSであるモンテーロ。アーケード版では未参戦機体の一つである。

モンテーロは全体的に扱いやすい武装が揃っており、変形や換装も使用しないため、今回紹介した機体の中では比較的とっつきやすい。ただ、モンテーロの武装は特定の状況下において抜群の強さを発揮するというタイプのものが多いため、強みを引き出すには、ある程度プレイヤー間での読み合いができることや、ゲームシステムへの理解が必要になる。

その例として分かりやすいのが、特殊格闘のビーム・ワイヤー【回転突進】。射撃バリアを発生させながら前進していくタイプの格闘でありながら、格闘としての当たり判定も非常に強力というかなり珍しい性質をもっている。正面でかち合った場合、大抵の格闘には一方的に判定で勝てるため、相手の格闘に対して「置く」ように使う迎撃択として非常に優秀。この特殊格闘をチラ見せするだけでも敵は格闘の直に当てをそうそう狙えなくなる。

ただ、格闘としては突進速度が遅く、攻めにおいては少し使い勝手が悪いのだが、この特殊格闘には、特殊格闘中特殊格闘派生(特殊格闘中に特殊格闘を再入力)が存在し、飛び上がりながら相手に斬りかかる、いわゆる「ピョン格」と呼ばれる軌道での攻撃に移行できる。こちらは通常の特殊格闘から一転して、伸びと突進速度に優れた攻撃的な性能に切り替わる。特殊格闘を見て攻撃を躊躇った相手には、こちらで逆に格闘をねじ込みにいったりと、迎撃だけではなく、攻めの択としても使えるのが本機の特殊格闘が優秀といわれる所以だ。

かなりシビアだが、特殊格闘から最速で特殊格闘派生を入力すれば、
回転部分の動きをほぼ飛ばして、いきなり派生攻撃を使用することもできる。

さらに全機体の中でもモンテーロ独自の武装といえるのがレバー入れサブ射撃のビーム・ワイヤー【薙ぎ払い】。基本の動作は、クロスボーンガンダムX1改やグフイグナイテッドなどがもつ、鞭を横に薙ぎ払う近接拒否のための攻撃なのだが、本機の場合は薙ぎ払い後にワイヤーが射撃攻撃としてそのまま敵に向かっていくという独自の性質がある。

この射撃部分がとにかく強力で、弾の横幅が非常に広いため、相手がブーストダッシュ中であろうとヒットする。ただ発生が遅く、射程もあまり長くないため、当てるにはある程度コツが必要。オススメは相手の着地の前後に撃つことで、先に着地でブーストを回復された場合でもその後の動き出しに引っかかりやすい。ダメージの補正も優秀で、サブ射撃→サブ射撃→メイン射撃や、サブ射撃→メイン射撃→メイン射撃などの射撃だけのコンボでも、ズンダを上回るダメージを与えられる。

横移動を封じる武装としては、全機体の武装の中でも最強クラス。
坂などに引っかかると消えてしまうので、地形に凹凸がある場所では少し高度を上げて使うこと。

また、あくまでもサブ射撃の動作は格闘扱いのため、ステップによるキャンセルが可能なのも強み。本機の特殊射撃のGセルフ(リフレクターパック)呼び出しはアメキャンに対応しているが、使用時の振り向きがないため、落下したい場合はメイン射撃のための射角の調整が必要になる。

しかしサブ射撃を使うとかならず敵の正面を向いてくれるので、レバー入れサブ射撃→ステップ→特殊射撃→メイン射撃という動きを行うことで、強力な射撃を送りつつ、どんな向きからでも慣性をのせた落下が行える。レバー入れサブ射撃の性能の優秀さも相まって、この動きは本機の中でも非常に強力な行動となっている。

特殊射撃のGセルフ呼び出しは、レバー上下と横、ニュートラルでそれぞれ性能が変化。
どれもそれぞれ強みはあるが、格闘と射撃アシストを合わせたような性能をもつ
横入力を中心に使うのがオススメだ。

一方、ニュートラルサブ射撃はその場でワイヤーを振り、敵を捕縛する攻撃。射程が短いので直接命中させるのはやや難度が高いが、レバー入れサブ射撃よりも発生が早く、弾数も消費しないためステップの引き出しや、格闘の途中にステップを挟んでサブ射撃→特殊格闘派生につなぐコンボパーツとしても使える。

こちらも使用時に振り向くため、ステップからアメキャンを行う前の布石としても使え、攻撃しながら落下したい時はレバー入れサブ射撃から、被弾のリスクを少しでも下げたい場合はニュートラルサブ射撃からと、状況に応じて使い分けられる。これらの武装を的確な判断で使用することができれば、敵にとって非常に厄介な存在になるはずだ。

ニュートラルサブ射撃からの特殊格闘派生はダメージが非常に伸びやすい。
コンボが終わるまで少し時間は掛かるが、積極的に狙っていく価値はある。

いよいよ発売を迎え、大きな盛り上がりを迎えている「機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON」。今後のアップデートでは、観戦機能や1on1の実装が検討されていることが明かされており、まだまだ長く遊べるタイトルであることは間違いない。ゲームに慣れてきたら、今回紹介したクセのある機体にも手を広げ、さらに腕を磨いていこう。

※画面は開発中のものです。

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