カプコンは、2012年4月26日に発売予定のPS3/Xbox 360「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」について、完成記念発表会とプレス大会、「CLUB96」会員限定のプレミアム先行体験会を開催した。
目次
最初に登壇した株式会社カプコン パブリシティ企画推進室 室長「萩原 良輔」氏は、最高の開発陣が、最高の作品「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」を完成させたことを喜び、ゲーム業界として、カプコンとして今後たくさんの試みや仕掛けを用意して展開していくと語った。
完成記念ステージ
続いて登壇した「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」プロデューサー「川田 将央」氏とディレクター「瀬戸 康洋」氏は、本格的なサバイバルシューターとして完成した本作の魅力を初公開のムービーとともに紹介。ダークなイメージで統一された「U.S.S」に所属するキャラクターや、「バイオハザード2」をアンブレラ社側の視点で楽しめるシナリオなどを公開した。
また、本作の大きな魅力の1つとなるオンラインプレイに関して、最大8人で繰り広げられるチーム戦や「U.S.S」「SPEC OPS」「クリーチャー」の3つ巴で展開する乱戦必死のモードも紹介された。さらにレオンやジルなど歴代のシリーズに登場するキャラクターを使用して戦えるモード「HEROS」も搭載、お気に入りのキャラクターで対戦することも可能だ。
「SPEC OPS」側キャンペーンミッションが配信が決定!
本会場で公開された新情報として、「SPEC OPS」エコーシックスが主役のキャンペーンモードをダウンロードコンテンツで配信されることが決定。まずは、2012年5月15日(火)にプロローグとなる「SPEC OPS ファーストミッション」を無料配信。以降は有料を含め、追加シナリオを配信予定とのことだ。会場ではこのミッションが実機プレイデモで公開された。
概要
米国政府エリート特殊部隊「エコーシックス」の一員となり戦場を駆け抜けろ。政府は街に残る市民救助と事件の真相を探るべくラクーンシティにエコーシックスの投入を決定する。アンブレラの特殊部隊とのバトル、ジル・バレンタインとの遭遇…そしてネメシスとの激戦がここに幕を開ける。
コラボレーション情報
CMソングタイアップは「coldrain」
さらに発表されたのは、CMソングタイアップとしてアーティスト「coldrain」とのコラボレーションが実現。2007年に名古屋で結成された日本のメロディアス・ラウド・ロックバンド「coldrain」のメンバーからはビデオメッセージが届いており、ボーカルのMasato氏は「バイオハザード」シリーズを今までプレイしてきたと明かし、タイアップした楽曲「No Escape」はイメージにあったものに仕上がっているとのことだ。
アパレルブランドやゲーミングデバイスとのコラボも実現
カプコンから発売されるタイトルではおなじみのアパレルブランドとのコラボレーションももちろん実現。本作に登場する6人のキャラクターにちなんだアイテムを6つのブランドがそれぞれアイテム化している。さらにオンラインプレイでは欠かせないゲーミングヘッドセットもオリジナルのカラーで登場。海外カラーも存在するようだ。
最速攻略本やカプコンバーとのコラボも!
ゲームソフトと同時発売されるオフィシャルガイドブックや、カプコンの情報がまるごと手に入る書籍「カプ本 vol.3」も今回は「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」が表紙に。
また、パセラとのコラボレーションとして、期間限定でオリジナルドリンク(アルコール・ソフト)が登場。このコラボメニューを店舗で注文するとオリジナル缶バッチがもらえるぞ。さらにカプコンバーでも本作のコラボレーションドリンクが登場、特にリッカーのキャラメルラテというドリンクはまさか、リッカーの頭部を模した脳ミソ風の…!?真相はカプコンバーにて、ぜひ自分の目で確かめてほしい。
プレス向けゲーム大会を開催…!選手入場!?
そして発表会後半に用意されていた、プレス関係者で競い合うゲーム大会がスタート。と思いきやステージのモニターには「新日本プロレス」×「カプコン」の文字が!?そして選手入場の文字と大音量のサウンドがっ!登場したのは新日本プロレス所属、「NEW JAPAN CAP」で3度目の優勝を果たしたばかりの「後藤 洋央紀」選手と「棚橋 弘至」選手だ。
実はこれもコラボレーションアイテムの紹介の一環となっており、新日本プロレスとカプコンのタイトル「バイオハザード」「ストリートファイター×鉄拳」「アスラズ ラース」とのコラボTシャツが販売されることが決定した。2012年5月3日頃から順次販売されるとのことだ。マジで超カッコイイのである!格Tファンはぜひ。
棚橋選手と後藤選手はそのままステージにて開発チームとエキシビション・マッチへ突入。日頃ゲームを楽しんでいる後藤選手とゲームに慣れていない棚橋選手(逆転裁判はプレイ済とのこと)の不安そうな表情をよそに、モード「HEROS」開始のゴングが!このモードでは各チームのプレイヤーがシリーズのキャラクターに扮して対戦、先に全滅させたチームの勝ちとなる。
棚橋選手、後藤選手も参加してプレス大会開催
突然の乱入だったが、せっかくなので両選手も参加してプレス大会がスタート。予選では全16名の選手が4チームに分かれて対戦、筆者ももちろん参加したが、新日本プロレスの選手が組み込まれたチームとの対戦に。ここで勝ってしまったらゲスト選手の見せ場が…とちょっとだけ頭によぎったが、そんなことは考えられないほどプレイに夢中に。敵チームからの攻撃はもちろん、ゾンビやクリーチャーたちも、ものすごい群れ&スピードで襲撃してくる。なんとか生き残りながら予選は通過できた。
そして準決勝ではウィルスを発見して自陣まで一定数運んだチームの勝ちとなるモードで対戦。普段からまったく協調性のない筆者は一度はウィルスを見つけてゲットするも、敵に蜂の巣にされてからはイイトコ一つもなし。あっという間に敵チームが連携しながらウィルスを運び終わり、敗退となってしまった。ああ…超豪華賞品が…泣。
決勝戦では、一定時間になるとヘリコプターが降り立ち、ゾンビやクリーチャーたちの猛攻をかわしながら乗り込むモードで対決。一定時間後にランダムな場所に飛来するヘリコプターが着陸する時間と場所をしっかりと確認しないと一番乗りは難しい。さらにゾンビの群れやハンター、タイラントといった凶悪なクリーチャーも襲ってくるのだ。
「CLUB96」会員限定プレミアム先行体験会
プレス向けの発表会の後は、同会場にて抽選で選ばれたCLUB96会員が招待され、先行してゲームを楽しめる「プレミアム先行体験会」が開催された。PS3版ではキャンペーンモード、Xbox 360版ではマルチプレイ対戦をそれぞれ遊ぶことができたようだ。
また、プレス向けに紹介された配信情報や未公開のムービーなども公開。訪れたファンはじっとモニターに見入っていた。簡単なアンケートも配布され、テーブルごとに川田プロデューサーや瀬戸ディレクターと交流できる時間も設けられていた。