クランジー・プロダクツは、iPhone/iPod touch向けゲームアプリ「ボーダーウォーカー」の配信をApp Store上で開始した。価格は、900円(税込)。

目次
  1. 序章
  2. 旅路は、時のはざまを超えて。
  3. 昼と夜で、異なる世界
  4. 物語を彩り、そしてプレイヤーに立ちはだかる、冒険の数々。
  5. それぞれの「時」にうごめく、強敵たち。
  6. さらなる冒険へのいざない

本作は、植松伸夫氏、野島一成氏などそうそうたるメンバーが開発に携わり、「長編シナリオの面白さ」+「モンスターとの爽快なバトル」への特化を目指して作られたアクションアドベンチャーゲームだ。

開発スタッフ

  • 赤尾 実(プログラム)
  • 池田 柚規(オープニングイラスト)
  • 植松 伸夫(音楽)
  • 米谷 尚展(モンスターデザイン)
  • 成田 勤(楽曲アレンジ)
  • 野島 一成(シナリオ)
  • 日暮 央(モンスターデザイン)
  • 皆葉 英夫(キャラクターデザイン)

株式会社クランジー・プロダクツ

  • 羽入田 新(ディレクション/プランニング)
  • 山地 浩(プロデュース)

序章

この世界は強大な力を持つ魔法使いによって、500年の長きに渡り昼と夜の世界に分断されている。

昼の世界は「デイランド」、夜の世界は「ナイトランド」と呼ばれ、それぞれの住人は昼と夜の境界「時境」でほんのわずかな時間をともにする以外は、入れ替わるように世界から消えてしまうのだ。

しかし、どんな規則にも「例外」がある。日蝕もしくは月蝕のときに生を受けた者は、昼夜問わず生きることができるという。時境を越える者…「ボーダーウォーカー」。主人公である「あなた」は、その一人だ。

日蝕と月蝕の日に生まれし者は、祝福されし者。あなたは昼と夜の世界を行き来する中でさまざまな人たちと出会い、自分の運命と対峙し、己の使命を知ることになるだろう。

旅路は、時のはざまを超えて。

昼の世界「デイランド」と夜の世界「ナイトランド」に分かたれたこの世界で起こるさまざまな事件。ある「運命」を背負った主人公は、物語を紐解きながら、世界を元の姿に戻すべく、世界を旅することになる。

物語は「メインシナリオ」として綴られる。プレイヤーは「時境を越える」コマンドを活用し、昼と夜の世界を行き来しながら、時には難敵との戦いを強いられつつも、多くの人物たちとの出会いを経て、この世界に潜む謎に近づいてゆくのだ。

昼と夜で、異なる世界

昼の世界「デイランド」と夜の世界「ナイトランド」では、暮らしている人々のみならず、建物の構造や出現するモンスターなどが異なっている。メインシナリオやシナリオクエストを進める上で、プレイヤーは「時境を越える」コマンドを活用して昼夜のボーダーを越え、世界を自在に駆け巡ってゆこう。

デイランドの人々

タリス
主人公の母親。快活な性格で、常に息子を手助けする。
エディット
王都ビリウムの商人。主人公につきまとう。
ブラート
デイランドの王子。軟弱な性格。
ファン・ロー
炭鉱の町ビスカスの商人。主人公を手助けする。
グスタフ
デイランド王家の大臣。野心を隠さない。
セオドア
デイランド王家の執事。キビキビと仕事をこなす。

ルイ
読書好きで心優しい少年。
ゴーゴ
最強の占い師を自称する、謎の老人。

ナイトランドの人々

タイラー
主人公の父親。元ナイトランド王家の騎士。
ネオン
ナイトランド王家の騎士。
ミクリア
ナイトランド王家の王女。
夜の王
ナイトランド王家の王。ミクリアの父。
ロン
ナイトランドに暮らす、頭脳明晰な医師。
アンドレ
ナイトランドで書店を開いている、博学な人物。
エミリア
ナイトランドでアクセサリーショップを開いている。

物語を彩り、そしてプレイヤーに立ちはだかる、冒険の数々。

「メインシナリオ」以外にも、クエストが多数用意されている。それは、画面をタップすることで即クリア可能な「シンプルクエスト」と、条件を満たすことでメインシナリオとは別のシナリオが発生、これを進めてゆくことでクリア可能な「シナリオクエスト」の2種類。クエストを進めることで、場合によっては特別な報酬が得られることもあるようだ。

それぞれの「時」にうごめく、強敵たち。

シナリオを進める中でプレイヤーの前には強敵たちが立ちはだかる。プレイヤーはゲームの中で習得する技を駆使して、モンスターに挑まなくてはならない。

バトル技は画面上の9つのボックスを指でタップ/スライドして発動させます。技ごとに異なるコマンドが設定されており、制限時間内にコマンド入力を成功させないと技が発動しないなど、アクションゲームのスリルと爽快感を追求したシステムとなっている。

各技発動の際には固有のエフェクトが発生。さらに、バトルの際には緊張感を高めるバトル曲が流れ、迫力のバトルを体験することができる。もちろん、メインシナリオを進めるだけでは習得できない「隠し技」の数々も用意されており、それらを探す楽しみも味わえるぞ。

さらなる冒険へのいざない

ゲームにはいくつもの「ダンジョン」が登場。プレイヤーはその複雑な構造を把握しつつ、最深部まで歩を進
めなくてはならない。

また、シナリオとは別にバトル専用の「コロシアム」を用意。プレイヤーはここで技コマンド入力の練習をおこなうこともできる。コロシアムでしか戦えないモンスターもいて、ある条件を満たすと桁外れの最強モンスターが出現するという噂もあるのだ。

ボーダーウォーカー

クランジー・プロダクツ

MobileアプリiOS

  • 配信日:2012年5月6日
  • 価格:900円(税込)
  • レーティング:4+

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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