エレクトロニック・アーツは、同社のレースゲーム「ニード・フォー・スピード」の映画化権をドリームワークススタジオが獲得したことを発表した。本作は、2014年の公開を目指し、来年2013年初頭より製作を開始するとしている。

今回制作が発表された劇場版は、脚本家のジョン・ゲイティンス氏(代表作:リアル・スティールなど)とジョージ・ゲイティンス氏の兄弟がゲーム版「ニード・フォー・スピード」シリーズをベースに書き起こしたオリジナルストーリーとなり、シリーズ中の特定のタイトルを意識せず、独自の世界観で描いた作品になるという。

今回の発表に合わせ、ドリームワークス会長であるスティーブン・スピルバーグ氏と、ドリームワークス 代表取締役兼共同会長のステイシー・スナイダー氏、EAスタジオ代表 フランク・ジボー氏の3名がコメントを発表している。

――ドリームワークス会長 スティーブン・スピルバーグ氏のコメント

今一度、映画製作の最前線に立つことができること、しかもジョン&ジョージ・ゲイティンス兄弟、エレクトロニック・アーツという素晴らしいパートナーと共に、魅力的な脚本、まさに映画のために作られたこの最高のゲーム「ニード・フォー・スピード」を基にしたこの脚本に命を吹き込むことは非常にエキサイティングだ。

これはとても大きなビジネスで、我々ドリームワークスはフランク・ジボー,パット・オブライエン, ケビン・メア、そして ジョン・ゲイティンス,ジョージ・ゲイティンスがこの作品の創り手として我々を選んでくれたことに心から感謝している。

――ドリームワークス 代表取締役兼共同会長 ステイシー・スナイダー氏のコメント

ジョージ, ジョン、そしてEAは人を引き付けてやまない非常に素晴らしいストーリーを我々ドリームワークスにもたらしてくれた。そして、そのストーリーはクールで誰にでも楽しめる素晴らしい作品になるだろうと信じている。

「世界中に多くのファンがいるこの「ニード・フォー・スピード」というゲームを映画化することで、さらにその魅力を引き出すことができることが非常に楽しみだ。

――EAスタジオ代表 フランク・ジボーのコメント

友人であるスティーブン・スピルバーグ, ステイシー・スナイダー そしてドリームワークスのチーム全員とともにビジネスを行うことができるのは非常にスリリングな体験だ。

ドリームワークスはニード・フォー・スピードを、我々エレクトロニック・アーツが思い描いていた、とてもエキサイティングな作品としてビッグスクリーンに届けてくれる最高のパートナーだ

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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