バンダイナムコゲームスが10月28日に東京・ヤマダ電機池袋モバイルドリーム館にて開催した「特別先行体験会」では、ガイアスとミュゼがパーティメンバーに加わっているバージョンが出展されていたので、その試遊レポートをお届けする。

本作は、2011年9月に発売された「テイルズ オブ エクシリア」の続編タイトル。前作で2つに分かれていた世界、リーゼ・マクシアとエレンピオスがひとつとなってから1年後の世界を描いた、“選択が未来を紡ぐRPG”だ。

プレイヤーは主人公・ルドガーとして、就職先への出勤初日に見知らぬ少女・エルを助けたことでとある事件に巻き込まれ、多額の借金と世界の命運を背負っていくこととなる。

今回は馬場プロデューサーも訪れたトークショー&体験会の際にプレイしたインプレッションをお届けするので、11月1日の発売を前にガイアスやミュゼのポイントなどをチェックしてほしい。

先行体験会でプレイできたバージョンは、分史世界を旅している途中の一場面、ストーリー的には東京ゲームショウで出展されていたものと同じになっていた。その内容については連載第2回でお伝えしているので割愛するが、今回はジュードとミラではなく、ゲーム開始時にガイアスとミュゼのどちらをパーティーメンバーに加えられる特別仕様となっていた。

剣で戦うのが大好きな筆者はガイアスを選択してプレイすることに。ガイアスは前作で敵として戦った時と同じく長刀を武器にしており、攻撃はやや大振りで、攻撃速度や手数よりも一撃のダメージが大きいタイプ。イメージとしてはアルヴィンの操作感に近い感じだろうか。

今回のバージョンで覚えていた技は5つだけだったが、魔神剣や獅子戦吼といったシリーズをプレイしている人には馴染み深い技に加え、猛招来といった自分の攻撃力を一時的に上昇させるものも修得していた。試遊バージョンのボス・大精霊アスカのように、飛んでいるタイプの敵にも攻撃できる魔神剣・翔牙という技もあり、接近戦のスペシャリストというような立ち位置であることが伺えた。

また、今回のプレイ時には試せなかったのだが、ガイアスの特性には「リベンジャー」がある。これは敵の攻撃をガードで受け止めた直後の約1秒間、フロントステップのアクションが強力な攻撃に変化するというもの。相手の攻撃をギリギリでガードするほど攻撃が強力になり、ザコ敵であれば一撃で倒せるほどの高い威力になるという。

ガイアスを操作せず、リンクのパートナーにした場合は、ガイアスがマスターを「かばう」ことで攻撃をガードした際、マスターとガイアスにさまざまな効果を付与する「スプレッドフォース」が発動するので、リンク相手としてパーティーに入れても頼もしい存在となってくれそうだ。

ガイアスでプレイ中、ルドガーとの親密度が上がり、アイテムがもらえる場面も見受けられた。

なお、体験会では時間の都合上、一度しかプレイできなかったのだが、ほかの人がミュゼを使っている場面もチェックしてきたので、その印象にも触れておこう。ミュゼは術(精霊術)と技(武身技)の両方を使える、ミラやレイアのようなタイプとなっていた。覚えていた術技の数は技の方が多かったため、どちらかというと接近戦寄りのキャラクターになっているのかもしれない。

通常攻撃も範囲が広めで扱いやすそうなキャラクターと思える反面、特性の「リーヴアサルト」は、敵の攻撃を受けて仰け反ってしまったとき、フロントステップかバックステップを行うと一時的に無敵状態となりワープして敵と距離を取ることができ、その直後に術技への連携が行えるというトリッキーな面も存在する。

そしてミュゼをパートナーにした場合の「トラクタームーヴ」は、マスターがフロントステップをするとミュゼが背後からステップを補助し、一瞬で間合いを詰めてターゲットの敵の正面まで移動させてくれる効果を持つ。逆にマスターがバックステップをした場合、一瞬で敵から離れるように移動させてくれるので、うまく活用すれば敵の攻撃を避けながら戦うことができそうだ。

今回はガイアスとミュゼについてお伝えしたが、連載ではゲームシステムから登場キャラクターなどもまとめてお届けしているので、発売を直前に控えた今、改めて各要素をチェックしてみてはいかがだろうか。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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