「Windows 8対応ソーシャルアプリ記者説明会」で独自機能を搭載したWindows 8対応LINEのリリースが発表に―LINEゲームの具体的な展開は未定

発表会・イベント取材
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日本マイクロソフトは本日12月14日、東京・品川にある同社オフィスにて、Windows 8対応ソーシャルアプリに関する記者説明会を開催し、パートナー各社より提供されるアプリケーションに関する発表を行った。

藤本恭史氏
藤本恭史氏

説明会の始めには、日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows本部 本部長 藤本恭史氏が登壇し、まずは10月26日に発売されたばかりの新OS「Windows 8」全般に関する説明を行った。

藤本氏は、約2週間前の段階で、米国のマーケティングより、全世界でのWindows 8の出荷が4,000万ライセンスを超えたとの知らせがあったと話す。これはWindows 7の出荷を超えるペースのようで、「順調な滑り出しだと考えています」とコメントした。

ユーザーの使用状況については、UI(ユーザーインターフェース)が新しくなったことで戸惑うユーザーが多いのでは、という意見があったものの、Windows 8を使用してその日のうちに“チャーム”と呼ばれるUIを発見した割合は世界で約90%になるという。デスクトップ画面の発見率も約85%と高く、「すんなり受け入れてもらっていると思います」とした。

また、Windowsストアへのアクセスは約50%となっており、Windows 8では新しいデバイスやUIに加えて、一番大きな付加価値を提供できるのはアプリではないかとしている。この後は、ソーシャルアプリに関して、パートナー各社から個別に説明が行われた。

mixi

 戸高慎一郎氏
戸高慎一郎氏

mixiアプリの紹介では、ミクシィ メディア統括部 Windows 8 ユニット プロダクトオーナー 戸高慎一郎氏が登壇。まずはmixiの基本的なサービス情報について、月間ログイン数が1400万人以上、スマートフォンのMAU(月に1回以上の利用がある人)は約800万人との説明が行われた。

Windows 8対応のmixiアプリは、エンジニア2~3名、デザイナー2名の小規模なチームでの開発だったようだが、Windows 8の発売と同日にリリースされている。現在は通常の投稿に加え、チャームを利用した投稿にも対応しており、友人とのコミュニケーションを楽しむための機能を重視して実装しているとのこと。

そのほか、Windows 8を初めて触るユーザーに向けて、操作に戸惑っている人でも簡単に理解してもらえるよう、チュートリアル機能にも力が入れられている。今後のバージョンでは、ユーザーの意見を取り入れつつ、機能拡充やプッシュ通知などを進めていきたいとした。

アプリを立ち上げると、横にスライドして友人の近況を確認できる。
今までのデバイスでは縦スクロールメインだったが、この点はWindows 8ならではとなっている。
ブラウザ閲覧中にサイドでmixiアプリのウィンドウを開き、そこからチェックすることが可能となっている。

Twitter

牧野友衛氏
牧野友衛氏

続いてはTwitter Japan パートナーシップディレクター 牧野友衛氏が登壇した。牧野氏は、Windows 8対応のTwitterアプリについては現在開発中で、大まかなリリース時期も発表できないというが、開発を進めていることを改めて発表したいとコメント。

また、Twitterの特徴として、日々利用されているサービスであること、利用者が情報の発信と取得の両方が行えることを挙げ、その特徴を生かすためにあらゆるデバイスに対応する必要があると考えているという。さらにデバイスにもそれぞれ特徴があるため、「最適なユーザーエクスペリエンス(体験)を提供できればと思っています」と、開発への意気込みを述べた。

Ameba

長瀬慶重氏
長瀬慶重氏

サイバーエージェント 技術部門 執行役員 アメーバ事業本部 経営本部 統括 長瀬慶重氏からは、Ameba芸能人・有名人ブログについての説明が行われた。長瀬氏は、現在は積極的なCM放送など、スマートフォン向けサービスに注力しているというが、そこで培った企画や技術をWindows 8にも提供したいと話す。

Windows 8対応アプリ版では、アプリを起動するとランキング画面などが表示され、ブログの最新画像などが中心に表示される構成となっている。画像をタップするとすぐにブログページに移動でき、直感的な体験ができるWindows 8に合わせた内容にしているとのこと。

総合ランキングなど、ユーザーの引きが特に強いものはデイリーでランキングを更新していくほか、現在は芸能人・有名人が13,000人ほどいるため、ジャンル別でも表示できるよう工夫もされている。画面のサイドにジャンル別にブログ一覧を表示させることも可能となっており、そこをタップすることでメインページが更新され、次々とブログをチェックできるようになっているのだ。なお、アプリのリリースは2013年1月10日が予定されている。

LINE

舛田淳氏
舛田淳氏

LINEについては、NHN Japan ウェブサービス本部/執行役員・CSMO 舛田淳氏より説明が行われた。サービス開始から約1年半で登録ユーザー数が世界で8,500万人、日本国内では3,700人に上るほどの勢いを見せているLINEだが、現在はスマートフォン中心の展開となっており、PC版はそれらのサブデバイス的扱いになるという。そのため、PC版はスマートフォン版を利用しているユーザーが使えるという形になる。

とはいえ、Windows 8対応版には独自機能も搭載されている。いわゆる“ながら利用”ができるよう、スナップビューの対応や、複数のトークルームをタブで切り替えられる機能など、利用者のニーズを汲み取った機能を実装しているとのこと。

操作面でも、Windows 8のモダンUIに対応することで、タッチ操作にされたスマートフォンユーザーが、従来と同じような感覚でサービスを使えるようにしていくとした。

なお、Windows 8対応LINEのリリースは12月下旬の予定だが、その段階ではLINEゲームには対応しないという。今後の展開については、現在スマートフォンではAndroid/iOS向けにしか提供されていないため、LINEゲームはWindows 8よりも、ブラックベリーやWindows Phoneへの対応が先になるのではと話していた。

※画面は開発中のものです。

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