富士見書房とメディアファクトリーは本日6月5日、新作トレーディングカードゲーム「Ange Vierge(アンジュ・ヴィエルジュ)」製作発表会を開催、本プロジェクトの概要や今後の展開を発表した。
「アンジュ・ヴィエルジュ」は、富士見書房とメディアファクトリーのコラボレーションによって製作されているトレーディングカードゲーム(TCG)。ブースターパック第1弾とスターターデッキが10月4日に発売予定となっているほか、セガネットワークスによるスマートフォン向けアプリの展開も行われる。本発表会では、「アンジュ・ヴィエルジュ」の概要や今後の展開などが公開となったので、その内容をお届けする。
発表会の冒頭では、「アンジュ・ヴィエルジュ」プロジェクトのチーフプロデューサーを務めるメディアファクトリーの池田正道氏が登壇。池田氏は、はじめに「アンジュ・ヴィエルジュ」という名称について「世界観をイメージして付けさせていただきました。ぜひ“アンジュ”の名称で親しんでいただければと思います」とコメント。
続けて、商品概要の説明が行われた。本作はオリジナルの新作TCGとなっており、企画・開発を富士見書房、発売・販売をメディアファクトリー、開発を遊宝洞が担当している。
発売日は10月4日予定で、「スターターデッキ序章(仮称)」「ブースターパック 第1章(仮称)」の商品に加え、後ほど紹介する4人のヒロインそれぞれをデザインした「スリーブコレクション(全4種)」も発売となる。12月にはブースターパック第2章、2014年3月には第3章の発売も予定されており、およそ三カ月に一度のタイミングでブースターパックの新商品を発売していく予定とのこと。
ユーザー層はアニメファンやライトなTCGユーザーをはじめ、富士見書房とメディアファクトリーが得意としているライトノベルのファン層を意識しており、池田氏は「TCGのユーザー層を拡大したい」と意気込みを語った。
商品概要
アンジュ・ヴィエルジュ スターターデッキ 序章(仮称)
発売日:10月4日(金)
価格:500円(税込)
内容:カード 54枚入り・プレイマット(裏面ルール説明書)アンジュ・ヴィエルジュ ブースターパック 第1章(仮称)
発売日:10月4日(金)
価格:315円(税込)
内容:1パック カード 7枚入り(ランダム封入) ※カード種類数合計 124種類アンジュ・ヴィエルジュ スリーブコレクション(全4種)
発売日:10月4日(金)
価格:各735円(税込)
内容:スリーブ60枚入り
見所は大きく4つあり、1つ目に豪華イラストレーターが参加しているところが挙げられた。本作には4つの世界があり、それぞれの世界にヒロインが存在する。それらメインのヒロインはカントク氏、狗神煌氏、深崎暮人氏、abec氏といった人気イラストレーターが描いているが、今後もさまざまなイラストレーターが参加予定だという。ゲームシステムについては、“シンプル&スピーディー”をコンセプトに開発されており、1対戦10分程度で気軽に遊べるとのこと。
イベント展開も考えているようで、10月4日の発売日に公認店舗向けのショップ大会が開催されるだけでなく、東京・名古屋・大阪では10月から11月にかけて大型イベントが実施される予定だ。参加特典にはイベント限定のプロモーションカードやスリーブなどが予定されているほか、イベント参加や商品購入でポイントが貯まり、そのポイントに応じて景品をプレゼントする施策も検討中だという。
メディアミックス展開については、富士見書房のファンタジア文庫と、メディアファクトリーのMF文庫Jより、カードゲームの第1章が発売される時期に合わせてライトノベルが同時展開される。さらに「月刊コミックアライブ」でのコミックや、プロダクションI.GによるアニメーションPVの制作、主題歌の導入も行われる。
主題歌「Teard BREAKER」を歌うのは、アニソンシンガーとして活躍中の鈴木このみさんで、本楽曲を収録したシングルCDが8月28日に発売となる。こちらはDVD付きの初回盤が1680円、通常盤が1260円(税込)。
この後は、セガネットワークス執行役員事業本部長の岩城農氏が登壇し、スマートフォン向けゲームの展開についてコメント。ゲームの詳細についてはまだ公開できないとしながらも、「メディアミックス展開の一翼を担うため、10月中旬を目指して開発を進めていきたいと思います」と述べた。
続いては、富士見書房の「アンジュ・ビエルジュ」プロデューサーの荒井健史氏、遊宝洞 取締役本部長の丹羽崇氏が登壇し、世界観やゲームスシステムについて説明した。
ストーリーの概要は、舞台となる現代日本が突如3つの世界と繋がってしまい、少女たちがエクシードと呼ばれる力に目覚めていくというもの。その少女たちはプログレスと呼ばれるようになり、世界の危機を救うカギであると考えられ、専用の学園都市で日常生活を送りながら成長していく、というのが大筋の内容だ。
本作には現代日本に加え、日本と繋がった3つの異世界、計4つの世界が存在する。これらの世界はTCGでいう色を表しており、それぞれが異なる特徴を持っている。
日本は青に分類され、架空の「青蘭学園」という学園が登場するなど、現実とはちょっと異なる世界で、登場キャラクターは女子学生が中心。黒は魔女や悪魔といった女の子が多く、魔法や空想生物といったファンタジー要素も感じられるものになっている。
赤の世界は女神や天使、妖精にヴァルキリーといった黒とは対称的なタイプのキャラクターが存在し、神話のようなイメージ。そして白はあらゆるものが機械化された設定で、アンドロイドが登場する世界となっている。
世界観と各ヒロインの紹介が終わると、ゲームの主な流れの解説も行われた。本作には大きく分けて「プログレスカード」と「アクションカード」の2種類がある。プログレスカードは相手のプログレスとバトルを行い、相手にダメージを与えることができ、アクションカードはバトルを有利に進めるためのサポートカードという役割だ。
対戦はお互いに4枚までプログレスカードを出し合い、バトルの結果によってダメージを与えることができる。バトル結果に影響するステータスなどの詳細については明かされなかったが、先に相手プレイヤーに8点のダメージを与えると勝利になるという。
ゲームの流れは、誰でも覚えやすいよう必要最低限のフェーズだけで組まれている。丹羽氏によると、「5フェーズだけだと少ないように感じるかもしれませんが、ゲームとして深みが出る、ちょうどいいぐらいになっていると思います」とコメント。
また、アタック時に使える「リンク」という要素も存在する。これはカードのフレーム(左上)に書かれた数字の数だけ山札をめくり、めくったカードでフレーム内に描かれたマークが揃えば必殺技が発動できるというもの。簡単な操作で必殺技が使えるため、丹羽氏は「スピーディー感が楽しめるのでは」とも話していた。
この後は、ゲストとして本作の主題歌を歌う鈴木このみさんが登壇し、「Tears BREAKER」を披露。すでにレコーディングは終えたようで、曲の感想について「デビュー曲を書いてくれた畑亜貴さんが今回も詩を書いてくれました。辛いこともあるけど頑張っていこうという内容なので、勇気をもらえました」とコメント。
さらに「アンジュ・ヴィエルジュ」の印象について聞かれると「カードがすごくきれいで、私もカードになってみたいです」と話した。するとステージ脇にいた関係者からは、まさかの即断で「OKです」との声が。鈴木さんがどのような形でカードになるか不明だが、今後登場することを楽しみにしていこう。
(C)Ange Project
※画面は開発中のものです。
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