2013年9月20日、日本マイクロソフトは東京ゲームショウ2013の開催時期に合わせて、Xbox One用アクションゲーム「デッドライジング3」のメディア向けセッションを開催した。

「デッドライジング3」は群れをなすゾンビの大群を、さまざまな武器を使って蹴散らしていく、人気アクションゲームのシリーズ最新作だ。本セッションでは本作のプロデューサーであるMike Jones氏がゲームの紹介を担当。武器や車両のカスタマイズや衣装の変更、新機能の「Xbox SmartGlass」の利用など、さまざまな注目要素について説明を行った。

「デッドライジング3」のプロデューサーを務めるカプコンのMike Jones氏。

最初に紹介されたのは部品や材料を組み合わせて強力な武器を作り出す、おなじみの「コンボ武器」。今作でも多彩なオブジェクトを合体させられるようで、実機デモでは交通整理に使うカラーコーンを組み合わせて「Electronic Shout」なる武器を作ったり、さまざまな武器を搭載した巨大な熊のぬいぐるみを車椅子に乗せた「Pushy Bear」という珍妙な武器でゾンビを撃ちまくったりと、ユニークかつ威力満点のコンボ武器が紹介された。

装甲車やパトカーなどの車両を使った攻撃も本作の醍醐味のひとつ。武器と同じく車両同士を組み合わせることが可能で、デモプレイではスティールローラーのローラー部分とバイクを合体させて、高速で移動しながらローラーでソンビをなぎ倒していた。さらに、協力プレイでは一方が車両を運転し、もう一方が武器を撃ちまくるといった戦い方もできるとのことだ。

コスチュームや武器を保管するセーフゾーンの紹介も行われた。本作では入手したコスチューム類はセーフゾーンにあるロッカーにストックされる。ここに来れば自由に着替えられるので、いろいろなコスチュームの組み合わせを手軽に楽しめるわけだ。

ちなみに、今回のデモプレイでは「ストリートファイター」シリーズのさくらを彷彿とさせる、頭に白いハチマチを巻いたミニのセーラー服姿が披露された。Mike氏によると、ほかにもサメのかぶりものやバナナの着ぐるみ、尻を露出するちょっと過激なものなど、笑えるコスチュームが多数用意されているとのことだ。

また、スマートフォンやタブレットと連動させる「Xbox SmartGlass」にも対応。ミッションの連絡が送られてきたり、逆にこちらから支援攻撃の要請を出したりと、いろいろな使い方が可能で、今回のデモでは要請を送って多数のゾンビを集めてもらったあと、まとめて爆破するという使い方をしていた。ちなみに、主人公たちはこの爆撃で、なぜかコスチュームだけが吹き飛び、パンツ1枚で取り残されていた。このように今回も壮快かつおバカなシーンの数々で楽しめせてくれそうだ。

そのほか、時間制限のあるクラシカルなスタイルの「ナイトメアモード」も用意。より多くの経験値も楽しめるハードなモードで、通常のモードとの切り替えも可能になっているとのことだ。海外では2013年11月22日に発売の予定。日本での発売日は未定だが、完全日本語対応になるとのことなので期待して待とう。

デッドライジング3

日本マイクロソフト

XboxOneパッケージ

  • 発売日:2014年9月4日
  • 18歳以上のみ対象
デッドライジング3

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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