タイタンTシャツの読者プレゼントも！「東京ゲームショウ2013」で行われたメディア合同タイタンチャレンジの模様を今さらながらお届け

この「タイタンチャレンジ」は、通常ゲーム内では4人で戦う蛮神タイタンに8人で挑戦するという、イベント用に調整されたバトルコンテンツ。ドイツで開催されたGamescomでも出展されていたため、内容だけは知っている人もいるだろう。

会場でタイタンチャレンジをクリアするとTシャツをもらえたのだが、会期中にそのTシャツを賭けてゲームメディアが合同で、さらにメンバーが1人足りないところに本作のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が加わって、タイタンチャレンジをプレイすることになった。

結果から言うと勝利してTシャツを読者プレゼントとして手に入れてきたわけだが、そこに至るまでには少々の波乱があった。

内容のレポートではタイタンとの戦い方についても触れているので、「まだ戦っていないから見たくない！でもTシャツほしい！」という人は、下記の内容をチェックしつつ、サクッとリンク先より応募してほしい。TシャツのサイズはM/L/XLの3種類があるので、応募の際には希望サイズも明記していただきたい。

応募は2013年10月12日から10月21日まで受け付けている。応募の締日である10月21日は、先行で行われるワールド移転サービスの最終日と同じ日に設定してあるので、ワールド移転のこともお忘れなく。

さて、何が起きたかすでに知っている人も多いと思うが、ここからはタイタンチャレンジのレポートをお届けしていこう。まずパーティ構成はナイト、戦士、竜騎士、モンク、黒魔道士、吟遊詩人、白魔道士2人で計8人。筆者はナイトをメインでプレイしていたため、いち早くナイトを選ばせてもらった。

タイタン戦はヘイトトップ以外のキャラクターに吹き飛ばし攻撃を繰り出したり、岩の牢に閉じ込める技を使ってくるため、普段は大変だとか責任重大と言われているタンク（盾）役は意外と楽できる。ランドスライドという吹き飛ばし攻撃を食らってステージ外に落ちると一撃死するのに加え、レイズ（蘇生魔法）が届かず復活できないため、むしろDPS（アタッカー）やヒーラーの動きが勝敗に大きく関わってくる。

メディアチャレンジの時ではないが、タイタン戦の様子。

イベント専用というだけあって、来場者がプレイしている様子を見る限り難易度は低めに調整されているようだし、使い慣れていないジョブでもよかったのだが、DPSが大変だと知っていてナイトにこだわったのは今だから言えること。

チャレンジ前は「タイタン戦のタンクは暇だから楽勝」と余裕な気持ちでいたのだが、始まってすぐ、結構焦るミスをしてしまった。そう、タンクはナイトだけでなく戦士もいたため、筆者が真っ先に攻撃を仕掛けたにも関わらず、すぐ戦士にヘイトが移ってしまったのだ。

まさかナイトなのにタイタン戦で吹き飛ばし攻撃を避けなければいけないとは思わず、2回も狙われたときは調子に乗っていた自分を恨みもした。

落ちるとこんな感じ。生き残ったメンバーたちの戦いが見られないため、寂しく敗北感に包まれる。

途中までそんな心境で戦っていたのだが、タイタンのHPが半分を切ったころにはヘイトが筆者に寄っており、自分の中では安定した戦いにホッと一息つき、余裕でクリアできる気になっていた。ヒーラーの白魔道士が一人落ちていることが唯一気がかりだったが、ほかのDPSは残っていたし、もう一人の白魔道士は吉田氏がプレイしていたので、実力に不安を感じることもない。

しかし、ドラマは本番で起きるもの（リハーサルなんてなかったが）。HPもだいぶ削れて残りわずかというところで、頼みの綱であったヒーラー、吉田氏の操るキャラクターが吹き飛ばし攻撃を食らってステージ外に落とされてしまったのだ。周囲は吉田氏が落ちたことでザワザワしていたが、生き残っている側からすると、まず気になるのは回復なしのまま勝てるかどうか。

幸い、タイタンのHPゲージはせいぜい残り数センチ程度だったため個人的には勝てると踏んでいたのだが、回復がないため次々と倒れていくDPSを見ると、妙に緊張したのを覚えている。レベルシンクでレベル36に調整されていたため、インビンシブルはおろか、センチネルや忠義の盾すらないなか、気休めまでにランパートを使ったりしつつ最後まで耐えることに専念、何とか討伐に成功することができた。

会場でプレイした人たちの勝率は結構高かったのではないだろうか。

生き残ったのは3人というギリギリの戦いの果てにTシャツを手に入れたので、会場でプレイしたけど負けてしまった人、行列がすごくてチャレンジできなかった人、そもそも会場に行けなかったという人も、ぜひ応募してほしい。