D4エンタープライズは、レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」において、アドベンチャーゲーム「ALPHA(X1版)」および「かわいそう物語(PC-8801版・Windows8.1対応版)」を、本日9月30日より配信した。
「ALPHA(X1版)」
「ALPHA」は、1986年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは主人公・クリスとなり、さまざまな人々と出会い、船内で発生した革命の中で、自分の使命を探す冒険に出ることとなる。
ゲームはコマンド入力方式が採用されており、当時のアドベンチャーゲームと同様、難易度が非常に高く設定されているのが特徴だ。クリスの死亡によるゲームオーバーはないものの、“ポリスロボットにキーアイテムを没収される”“あるシーンでパスワードを見忘れる”“タイプミスが許されないシーンでミスをするなど”、これらのような失敗をしてしまうとゲームは進展しなくなり、事実上のゲームオーバーとなってしまう。
また、本作を語る上で欠かせないのは随所で光るアニメーションだ。オープニングから見られるクリスの銃撃シーンや豊かな表情などは、当時のファンの間で大きな話題となっていた代物となっているので、興味がある人はこの機会にぜひプレイしてみてはいかがだろう。
※X1版のサウンドは当時仕様でPSG音源となります。
ストーリー
21世紀中に、太陽系を探査し尽くした人類は、開発目標を太陽系以外の惑星に向けた。その目的地はエリダヌス座イプシロン星系の惑星α(アルファ)。地球から実に、10.7光年もの距離である。しかし宇宙船の航行スピードは光速のわずか数パーセントしか出せず、目的地到達まで数百年もの歳月を必要とする。人工冬眠などの技術も未だ確立していない人類に残された唯一の方法は、宇宙船内に巨大な居住区を設け、ひとつの社会を形成し、自給自足の生活を営みながら何世代にも渡ってたどり着くしかなかったのである。
……恒星間航行用宇宙船「ダイダロス」の船内で、今、ひとつの物語が始まろうとしている。船内を見渡す小高い丘にたたずむ、ひとりの少女。長い髪を風になびかせ、じっと一点を見つめている。彼女の名前はクリス。それが彼女の記憶のすべてであった。
製品概要
タイトル:ALPHA(X1版)
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:スクウェア・エニックス(旧スクウェア)
発売日:9月30日
価格:500円(税抜)
配信サイトURL
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=1213
※キャンペーン終了後は800円(税抜)での配信となります。
かわいそう物語(PC-8801版・Windows8.1対応版)
「かわいそう物語」は、1987年にリリースされたアドベンチャーゲーム。プレイヤーは7つの世界を舞台に神を倒す冒険に出発する。
世界ごとに主人公が異なることから、7本のシナリオが楽しめるアドベンチャーゲーム集といってもいいだろう。本作の見どころは、ゲームタイトルからもわかるように“かわいそう”な世界観。残酷な神々、あきらめてしまった人々、そうした中でなんとかあがこうとする主人公たち…。
果たして、物語の結末もかわいそうなことになってしまうのか。結末はぜひ、本作をプレイして確かめてみてはいかがだろうか。
ストーリー
世界の中の7つの国には、それぞれ神がいた。神は、その国を治め、人々は平和にくらしていた。あの、悪魔の日と呼ばれる時が来るまでは。
その日、7つの国では、1日中どこからともなく不気味なざわめきのような音が聞こえていた。それは、言葉のようにも思えたが、7つの国のどこの国の言葉でもなかった。そして、その音が鳴りおわり、その突如、神は変わってしまった。
金の神ネイカは、人々を金に変えていき、土の神ドードは、人々の脳を食べ、太陽の神サンカルは、子供をいけにえとして差し出せと、言ってきた。多くの人たちは、神には逆らえないとあきらめていたが、一部の者たちは神を倒す準備を、着々と進めていた。そして時は流れ、ついに、神に立ち向かおうとする7人の若者が、現れたのだった。
製品概要
タイトル:かわいそう物語(PC-8801版・Windows8.1対応版)
ジャンル:アドベンチャー
メーカー:システムソフト
価格:500円(税抜)
配信サイトURL
http://www.amusement-center.com/project/egg/cgi/ecatalog-detail.cgi?contcode=7&product_id=1212
※キャンペーン終了後は800円(税抜)での配信となります。