セガゲームスが本日6月4日に開催しているニンテンドー3DS用ソフト「STELLA GLOW ステラ グロウ」の発売記念抽選会。ここでは榊原ゆいさんを迎えた賞品お渡し会の様子と、プロデューサー・水谷英之氏を交えてのミニインタビューを掲載していく。

本日発売日を迎えた3DS「ステラグロウ」は、剣と魔法の世界を舞台に、歌を魔法として戦う“魔女”をめぐる物語が描かれていくファンタジー系シミュレーションRPG。

立体マップが生み出す戦略性の高さはもちろんのこと、南條愛乃さん、内田真礼さん、榊原ゆいさん、新田恵海さん、田村ゆかりさんなど、歌手・声優活動に定評のあるキャストを迎えた、“歌”に対するテーマ性の追求にも期待のかかるタイトルだ。

そして今回、東京はクラブセガ秋葉原 新館 1階にて「発売記念抽選会」が開催されている。会場となる施設店頭では、作中で火の魔女・サクヤを演じている榊原ゆいさんが登場し、直接賞品を手渡してくれる何よりの特典が用意されていた。

榊原さんによる受付はお昼時限定ではあったものの、「丁度昼だし」と合間をぬってきたのか、開始早々から参加者の列が形成される場面も。

榊原ゆいさん

賞品にはA賞の出演声優集合サイン色紙をはじめ、オリジナルQUOカード、販促ポスターなどがラインナップ。中には複数回にわたって挑戦するなど、気合の入った参加者も見受けられた。なお、本抽選会は本日6月4日20時まで同店舗にて行われているので、ソフト購入を示すレシート、領収書、納品書を持参して足を運んでみるのもいいだろう。

さらに本稿では引き続き、榊原さんと本作のプロデューサーを務める水谷英之氏へのミニインタビューの様子も記していくぞ。

榊原ゆいさん&水谷英之氏へのミニインタビュー

左から榊原ゆいさん、水谷英之氏
左から榊原ゆいさん、水谷英之氏

――まずは発売を迎えての感想を聞かせて下さい。

水谷氏:今日、発売日を無事に迎えられて夢のような気持ちです。このソフトは色んな人に支えられて何とか発売できました。これまで関わってきた開発スタッフをはじめ、セガゲームスの方々やそのご理解の元、この日を迎えることができたのは本当に嬉しく思います。正に夢の中にいるような気持ちです(笑)。

榊原さん:本作は結構密に関わらせていただくことになりました。歌も何曲も取りましたし、台詞もかなりの量を取りましたし、ニコ生にも出させていただいたり、今日もイベントに参加させていただくなど、長く関わった分だけ役者としても思い入れが強くあります。公式サイトがオープンしてからは怒涛の更新に次ぐ更新だったので、そこからはジワジワと実感がきて、今日パッケージになったのを見て、「出たな!」とやっと感じれました。

――本作のセールスポイントや見所を教えて下さい。

水谷氏:本作では榊原さんをはじめ、たくさんの有名な歌手・声優の方々に歌を歌っていただきました。本作は見て、聴いて、感じるRPGとして“歌”は重要なキーになっています。歌魔法と呼ばれるものが20曲以上も入っていますし、その歌魔法を利用して戦略を広げる新たなシミュレーションRPGの形も試していますので、ぜひそこらへんを楽しんでいただければなと思います。

――榊原さん的にサクヤはどんなキャラクターとして演じましたか?

榊原さん:これまで結構濁してきたのですが、サクヤは冒頭のイメージと物語を進めてからの印象が大分変わりますので、嫌いにならないでください(笑)。もちろん表面上のサクヤの設定と、デモとかで流れてくるサクヤの印象が違うのはゲームのヒントになっているので、そこらへんも含めて可愛がってやってください。ドMな方には響いてくれるキャラだと思います(笑)。

水谷氏:本作の特徴的なシステムの一つとして「調律」があります。これは魔女の心の中の世界で、魔女の抱えている不安や秘密を見つけて、歌を獲得していくというものです。サクヤは本当はとても素直な少女なので、調律を絡めて見ていただきたいです。

榊原さん:あと、さっきTwitterを見ていたら「ゆいにゃんのキャラは抜群に男らしい、歌が」と書いてあったんですけど、確かにほかのキャラクター(キャスト)の歌は女性らしいフワッとしたニュアンスの楽曲が多いのですが、サクヤの歌はガツガツのライブ曲みたいになっています。

水谷氏:サクヤは刀を持ち、攻撃に強いユニットになっていて、歌もそのへんをサポートするものが多いので、歌も特徴に合わせて力強いものが多いですね。

――自分が調律したいキャラクターはいますか?

榊原さん:私はサクヤの護衛の忍者の「ののか」です。ののかちゃんは外見からして謎が多いのでちょっと覗いてみたいです。サクヤにすごく尽くしてくれてるんですけど、本当はどう思っているのか、調律するというよりか率直に知りたいです(笑)。

水谷氏:魔女の調律だったら、やっぱりサクヤが調律してみたいなと思います。でも何となくモルディモルトの人気ありそうというか、モルディモルトが色々な意味でやりがいがあるのかなという気持ちもあります。あと、ゲームが違っちゃうのでやれませんでしたが、男キャラクターを調律できたらそれはそれで面白いかなーと。違う世界に行っちゃいそうですが。

――普段の歌の収録と、ゲームの歌の収録で気持ちに変化などはありましたか?

榊原さん:基本的にサクヤの歌なので“サクヤで歌う”というのがあり、盛り上げるような楽曲もサクヤで歌うのは変わりなかったのですが、中には呪文みたいな歌魔法もあって、複雑な音録りとか、ありえないような言葉で歌ったりしたので、その時は初めての体験でした。

完成したものを聴いた時、曲から世界観が色濃く出ていて「これがゲームの中で使われるんだ!」という実感があったり、あとはムービーが合わさったものを見て「ほ~!」という驚きもあったので、ゲームと歌とのコラボレーションっていいなと思いました。

あとは魔女全員で合唱した曲もどうなっているのかが楽しみです。各自が別々でパート収録したので、完成バージョンが気になっています。

――水谷氏は収録時のエピソードなどありますか?

水谷氏:特に榊原さんの歌は、歌そのものが難しかったようで、収録ブースで相当頑張っていただいたなと思っています。

榊原さん:激ムズでしたよ(笑)。レコーディングって繊細なので、さらにゲームに収録されるとなると、息遣いとかの細かい部分にも気を付けて歌っていました。難しい歌だけど、やっぱり歌を歌う姫巫女(サクヤ)として、しっかり余裕を持って歌いたいなという気持ちだったので。ただ、今なら1回歌っちゃたんで、ライブとかでも歌える気がします! また、頭の「よっ」とか「はっ」とかはアドリブで入れたりしたので、結構賑やかになったんじゃないかな~と。

水谷氏:とてもサクヤっぽくて良かったんじゃないかなと思っています。

――追加コンテンツの予定はありますか?

水谷氏:今のところは予定はございません。ただ、皆さんにご期待頂ける作品を今後も出せていければと考えています。

――最後にユーザーにメッセージをお願いします。

榊原さん:「ステラグロウ」はゲーム性が高い上に歌もたくさんあるという、ゲームをやっている時間を本当に楽しめる作品だと思うので、ぜひぜひいっぱいやり込んで、歌も聴いて下さい。もし、ライブで歌う機会があれば歌ってみたいなとも思いますので、その際は生でサクヤの歌を聴きに来て下されば嬉しいなと思います。

水谷氏:ようやく発売日を迎えることができまして、皆さんにお届けすることができました。ゲームってやっぱりプレイしていただいて、その結果として完成するものなので、ぜひ皆さん自身の手で「ステラグロウ」を完成に導いてもらえればと思います。非常にボリュームたっぷりで、たくさんのキャラクター、たくさんの物語、ボイスもたっぷり入っていますので、よろしくお願いします。

STELLA GLOW ステラ グロウ

セガゲームス

3DSダウンロード

  • 発売日:2015年6月4日
  • 15歳以上対象
  • ニンテンドーeショップ ダウンロード版

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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