日本マイクロソフトが、2015年10月29日に発売を予定しているXbox One用ソフト「Halo 5: Guardians」。ここでは、本作のデザインディレクターであるブラッド・ウェルチ氏による、本作の各モードに関するプレゼンテーションを紹介しよう。

目次
  1. 2つのマルチプレイモードで楽しむ
  2. 「Halo 5: Guardians」のキャンペーンを仲間とともに攻略しよう
  3. ブラッド・ウェルチ氏にミニインタビュー
ブラッド・ウェルチ氏
ブラッド・ウェルチ氏

「Halo 5: Guardians」は、人類とコブナントたちとの壮絶な戦いを描いたシリーズ最新作。「Halo 4」から続く3部作の2作目となっており、今回は主人公であるマスターチーフだけでなく、実写映像「Halo: Nightfall」の主人公であるジェムソン・ロックの視点でもストーリーが語られることになる。

ここでは、ブラッド・ウェルチ氏による、各ゲームモードの詳細に関するプレゼンテーションの内容をお届けする。

2つのマルチプレイモードで楽しむ

本作のマルチプレイモードでは、12vs12の大規模戦闘が楽しめる「Warzone」と4vs4で戦う「Arena」がプレイできる。

「Warzone」は拠点を取り合ったり、さまざまな場所に登場するAIを倒してポイントを稼ぎ、チーム全体で1,000ポイントを先取したチームが勝者となる。そのほかにも個人で入手できるポイントがあり、それを利用して新しい乗り物や武器などを入手すること可能だ。

「Arena」は、e-Sportsに特化したモードとなっており、スパルタンが持つさまざまなアビリティを駆使して先に50キルしたほうが勝ちというシンプルなルールになっている。

この2つのモードは、ローンチ時に合計20個のマップが用意されており、それから8ヶ月以内に15マップが無償で配布される予定とのことだ。

また本作には、交換パックと呼ばれるガチャのような要素があり、武器や乗り物だけでなく、「Arena」と「Warzone」のどちらでも使用可能なアーマースキンなどが入手できる。交換パックの入手方法は、戦闘してレベルアップしたときの報酬か、「Arena」や「Warzone」で通貨を稼ぎ購入する必要がある。

交換パックの中身はローンチのときに100個以上あり、その後多くのアイテムが追加される予定だ。

「Halo 5: Guardians」のキャンペーンを仲間とともに攻略しよう

キャンペーンでは、マスターチーフが率いるブルーチーム、ジェムソン・ロックが率いるファイアチームオシリスという2つのスパルタンのチームを操作することが可能だ。

ブルーチームはシールドのリチャージが早く、ファイアチームオシリスは素早く動くことができるといった特性があり、チームごとにさまざまな攻略方法が楽しめるようになっている。キャンペーンに出現する敵は、「Halo 4」のときにも戦ったコブナントやプロメシアンをはじめ、新たにプロメシアンソルジャーやボス的な立ち位置のウォーデン・エターナルなどが登場するとのことだ。

本作のキャンペーンは、“Your Team Is Your Weapon(あなたのチームがあなたの武器)”をコンセプトに開発されており、Co-opプレイ時にはゲーム途中で出入りがシームレスで行われ、マップを攻略するときのルートも多数用意されている。

Co-opプレイは、最大4人で遊ぶことができ、プレイヤーが入っていない場合にはAIが自動的に操作をしてくれる。AIの場合には、コントローラーのDパッド(十字キー)を使用することでチームメンバーに指令を出すことが可能だ。指令を出すときはDパッドのみで行われ、エネミーに照準を合わせて指令を出すと攻撃をしてくれたり、落ちている武器に照準を合わせて指令を出すとその武器を拾うことができる。

また、「Halo 4」までは倒されてしまった場合には、リスポーン地点からやり直しになっていたが、本作ではその場で蘇生して戦線に復帰させることが可能だ。

スパルタンは移動や攻撃をするときに、さまざまなアクションを使用することができる。スパルタンのアクションには物によじ登ったり降りたりするClamber、緊急回避するThrusters、スライディングができるSlide、敵に突撃するShoulder Bash、空中でチャージして地面を殴るGround Poundなどがある。

そのほかにも、スパルタンのヘルメットとリンクしてすべての銃でスコープをつけたように敵を狙いやすくするSmart Linkや、ファイアチームオシリスのみ使用できるアクションとして周りにあるものをサーチするTrackingなどもある。

続いてブラッド氏は、ブルーチームの2つ目のミッションのデモを見せてくれた。ブルーチームがダークという領域に置き去りにされてしまった宇宙船に乗り込んで調査をしていくことになるのだが、宇宙船のなかにはコブナントたちが徘徊しており戦闘をすることになる。

このミッションのマップは高低差が激しいので、仲間を下から攻めさせて囮役にし、プレイヤーが上から敵を攻撃するなど立体的な戦闘が楽しめるようになっていた。ルートの選び方や指示の出し方によって、難易度がかなり変動していく仕様になっているので、最適なルートを探す楽しみも増えているようだ。

デモの最後には、穴に落ちてしまったマスターチーフがそこで合う人物に対して、「コルタナ……」と呼ぶシーンもあったので、このミッションは深くストーリーと関係する話が展開されるようだ。

プレゼンテーション終了後、ブラッド氏にミニインタビューを実施した。

ブラッド・ウェルチ氏にミニインタビュー

――「Warzone」では新しい武器が使うことができるとのことですが、何種類ぐらいありますか?

ブラッド氏:武器にはさまざまなバリエーションがあるので60から70種類は超えていますね。

――ウォーデン・エターナルは従来の敵とはデザインが違うと思ったのですが……。

ブラッド氏:ウォーデン・エターナルは内部エネルギーを持つ生命体となっており、ほかのキャラクターたちとは性格が全然違うので、そういう部分が印象に残っているのだと思います。

――キャンペーンで味方を蘇生したときにデメリットはありますか?

ブラッド氏:デメリットはありません。ただ、倒れてしまった味方にはタイマーが表示され、それがなくなってしまうと蘇生できなくなってしまい、次のチェックポイントまで復活しなくなります。

――スパルタンのヘッドの形が特徴的ですが、どのようなイメージでデザインしたのでしょうか?

ブラッド氏:私が担当しているわけではないのですが、ブルーチームはミリタリー要素を取り入れており、配管などをつけて古いデザインにしてあります。ファイアチームオシリスはモダンな雰囲気を出しつつ、それぞれのキャラクターの個性を反映していると聞いています。

――ありがとうございました。

Halo 5: Guardians

日本マイクロソフト

XboxOneパッケージ

  • 発売日:2015年10月29日
  • 17歳以上対象
Halo 5: Guardians

Halo 5: Guardians

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  • 発売日:2015年10月29日
  • 17歳以上対象
  • Xbox Games ストア

Halo 5: Guardians デラックス エディション

日本マイクロソフト

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  • 発売日:2015年10月29日
  • 17歳以上対象
  • Xbox Games ストア

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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