バンダイナムコエンターテインメントは、東京・タワーレコード渋谷店にて、本日12月17日に発売したPS4/PS3用ソフト「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」の発売記念イベントを開催した。

左から新野範聰氏、上田耀司さん、松山洋氏
左から新野範聰氏、上田耀司さん、松山洋氏

「ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン」は荒木飛呂彦氏の作品である「ジョジョの奇妙な冒険」を題材にしたアクションゲームだ。第1部から最新作「ジョジョリオン」に登場キャラクターたちでタッグを組んで遊べる本作では、DIOとジョルノ・ジョバァーナ、ジョナサン・ジョースターとジョセフ・ジョースターといった原作ではありえない組み合わせで、タッグを組んで戦うことができる。

また、第2部で柱の男・エシディシと戦った「エア・サプレーナ島」、第4部で広瀬康一が山岸由花子と戦った「ボヨヨン岬」など、原作を再現したステージが登場。そのマップの名シーンにちなんだギミックが多数あるので、戦いをさらに盛り上げてくれる。

そんな原作の要素を色濃く受け継いだ本作の発売記念イベントが本日12月17日に東京・タワーレコード渋谷店で開催されたので、その内容をお届けしよう。

会場にはキャラクターたちのイラストが多く展示されていた。

上田耀司さんが収録時の裏話を語る

本作のプロデューサー・新野範聰氏、岸辺露伴のコスチュームを着たディレクター・松山洋氏が挨拶をした後、ゲストのスピードワゴン役を演じた上田耀司さんが登壇。上田さんは「誰だ?って聞きたそうな表情してんで自己紹介させてもらうがよ、おれぁおせっかい焼きのスピードワゴン!」とスピードワゴンの名台詞で自己紹介をすると、来場者からは熱い声援が上がっていた。

まず新野氏と松山氏が本作のゲーム内容や初回封入特典などを解説。本イベントだけで配られたシートがあり、そこには本作の収録を終えたキャスト約70名のキャラクターへの想いや感想などが込められているそうだ。

また上田さんは、原作で出会うことがないキャラクターたちにスピードワゴンがどんな反応をするのかを考え、「スピードワゴンはキャラクターたちをつないでいく役だったので、しっかりしないといけないのですが、それではスピードワゴンではありません……。ユーザーのみなさんが納得するキャラクターにするにはどうすればいいのかを悩みました」と収録を振り返っていた。

新野氏と松山氏が本作のゲーム内容や初回封入特典なども解説した。

次にストーリーモードの魅力を松山氏が語った。本作のストーリーは荒木氏の監修が入っており、「1部から8部までのキャラクターたちが総登場して事件を起こしていくのは、ありきたりすぎるからやめよう」とアドバイスをもらったそうだ。

また今回は登場キャラクターが何人もいるため、スピードワゴンが「ジョースターさん!」と叫ぶと、その場にいるジョースター家のキャラクターが全員振り向いてしまうので、シナリオや台詞のチョイスにも気をつけたという。

続いて全キャラクターのPVの話題に。これらのPVは、全て上田さんがスピードワゴンとしてナレーションをしており、汗だくになってしまうほど、常に声を張り上げながらの収録になったそうだ。またスキル名が長いキャラクターがおり、特にツェペリのPVでの「座ったままの姿勢 膝だけであんな跳躍を!」というスキルには思わず笑ってしまったという。

本作には効果音のスキルがあり、新野氏はペットショップの「キョーン」という効果音を上田さんが言っているのがお気に入りだと語った。なお、残りのキャラクターPVは12月19日までには、すべて公開されるとのことだ。

また、松山氏は本作ならではのこだわりとして、原作の戦略性の再現を挙げた。現在のバトルシステムを完成させるまでにかなりの時間を要したそうで、結果的に、体験版をプレイした多くのユーザーに意見を出してもらって完成した作品だと語った。

トークショー終了後、来場者から抽選で上田さんの応援を受けながらの体験プレイができる企画を実施した。
体験プレイ終了後には上田さんからキャラクターの刻印が入ったベイカバーが贈られていた。
パッケージをもってきた来場者には、ジョジョの缶バッチが上田氏からプレゼントされた。

※画面は開発中のものです。

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