スクウェア・エニックスは本日12月19日、千葉・幕張メッセにて開催中の「ジャンプフェスタ2016」にて、PS4/PS3用ソフト「スターオーシャン5 -Integrity and Faithessness-」のスペシャルステージを実施した。
ステージには、本作の出演声優より、石川界人さん(フィデル役)、中村悠一さん(ヴィクトル役)、諏訪部順一さん(エマーソン役)が登壇し、2016年3月31日に発売を控える本作にまつわるトークを展開した。そのほか、新情報も明かされたその模様をレポートしよう。
最新プロモーション映像の上映後、壇上に出演者の3人が登場。冒頭の挨拶では、初参加の諏訪部さんが東京ゲームショウ2015のステージでスケジュールをキープされていたものの、情報公開の都合で出演がなくなったことが明かされつつ、早速ゲームの紹介が行われた。
シリーズを初めてプレイする人でも楽しめるという本作だが、1作目が発売されたのは20年前におよぶ。その当時、3歳だったという石川さんは、16歳の時に前作「スターオーシャン4」をプレイしていたのだとか。
続けて中村さんが熱っぽくプロローグを読み上げつつ、そのまま3人が演じるキャラクターについて紹介。石川さん演じるフィデルは主人公という立ち位置だが、役に関するトークになるかと思いきや、中村さん、諏訪部さんからのブッコミに石川さんもタジタジ。
中村さんが声を担当するヴィクトルは、その見た目とは裏腹に、生真面目な性格が特徴の青年。その真面目さ故に、ゲーム中でもイジられることの多いキャラクターだということで、実際の掛け合いにも期待が高まる。また、ヴィクトルはフィデルの弟弟子に当たることも紹介された。
諏訪部さんが演じるエマーソンは、お酒と女性が好きという、ダメなおじさんという感じだが、やる時はやるキャラクターだという。41歳とあまり演じることのない大人のキャラクターで、年齢の近い諏訪部さん本人も、こういう役を演じられて光栄だと話していた。
実は作品に関わってくる重要なキャラクターということなので、そのあたりも注目したいところだが、ミキサーさんが肩もみをしてくれたことやスイーツの差し入れがたくさんあったことなど、収録も振り返っていた。
そのほか、ミキ(CV:東山奈央)、リリア(CV:小倉唯)、フィオーレ(CV:遠藤綾)の女性キャラクター3人のプロフィールを紹介しつつ、限定版に付属するミキのフィギュアをアピールしたりと、所々で会場から笑いがこぼれる和やかな雰囲気で進行していった。
さらに、先日発表されたandropが歌う書き下ろしのテーマソング「Astra Nova」を紹介。その上で、3人のコメントを交えつつ、同楽曲が聴けるプロモーション映像が再び上映され、その内容について石川さんが映画の予告と評していた。
そして、初出の情報として、石川さん、中村さん出演によるラジオ番組「石川界人・中村悠一のスターラジオオーシャン」が、2016年1月より文化放送 超A&G+にて毎週水曜21時30分から放送されることが明らかに。
会場ではラジオ内のコーナーとして、作中のフィデルとヴィクトルの関係性にちなんで、石川さんが中村さんにいろいろなことを教えるコーナー「フィデルの剣術指南!」を実際に行うことに。
スタッフから用意されたという今回のテーマは、「先輩に対して不意にため口が出てしまい、それに先輩が気づいて、なんか微妙な雰囲気になった時のスマートな対応」。諏訪部さんを先輩に見立てて、実際のシチュエーションを試すことになったのだが、諏訪部さんからの質問攻めに対して、見本を見せるはずが、なぜかポロポロと自身のことを話してしまう石川さん。果たして、実際の放送がどうなるのかを楽しみにしていよう。
また、リスナーが迷っていることをヴィクトルにバシッと決めてもらう、中村さんがメインのコーナー「ヴィクトルさん! 命令を!!」も行われた。先ほどやらかした、石川さんからの「対応力ってどうしたら出ますか?」という質問に対しては「適当にやれ」とバッサリ。続く諏訪部さんからの「中村悠一の弱点は?」という質問には「お金に弱い」と答えるなど、早くもコーナーの方向性が見えてくるかのような展開を見せた。
そんなこんなで盛りだくさんの内容だったステージもいよいよ幕引き。ステージ来場者を対象とした、サイン入りポストカードのプレゼント抽選会も行われた後、3人からステージ来場者と生放送の視聴者に向けてのコメントが寄せられた。