NHN Studio629は、RovioEntertainmentと2016年1月5日にパートナーシップ契約を締結、「アングリーバード」を活用して新作ゲームを制作し、グローバル展開することで合意したことを明らかにした。

目次
  1. NHN Studio629 代表 崔鉉東(チェ・ヒョンドン)氏のコメント
  2. Rovio ゲーム事業総括 Wilhelm Taht氏のコメント

NHN Studio629は、独自開発した「LINE ウパルランド」「LINE ウパルサガ」を日本国内にてサービスしているほか、アクションRPG「ヒーローズウォンテッド」のグローバル展開も予定している、NHN ハンゲームの関連会社だ。

またRovioは、世界にスタジオを構えるフィンランドのゲーム会社で、モバイルゲームの「アングリーバード」をリリースし、世界中で人気を集めた。「アングリーバード」は、世界で最も多くダウンロードされたゲームであるだけでなく、アニメーションや本も作られている。また2016年には映画も公開される予定だ。

今回のパートナーシップは、両社の強みを最大化する内容となっているという。NHN Studio629ではゲーム開発やデザイン、課金モデルの設計など、制作を総括すると同時にアジア展開を担当。Rovioは「アングリーバード」IPを提供すると共に欧州、北米などの国と地域における新作のパブリッシングを担当するとのことだ。

NHN Studio629 代表 崔鉉東(チェ・ヒョンドン)氏のコメント

NHN Studio629が世界のメジャーゲーム会社として飛躍するチャンスになる。2016年にリリースすることを目標に制作に拍車をかけ、世界で誰もが楽しめるゲームとして「アングリーバード」シリーズとは違う新しい楽しみを提供する予定だ。

Rovio ゲーム事業総括 Wilhelm Taht氏のコメント

日本と韓国を含め、アジアでサービスを展開していくためには、信頼できる現地の開発会社とパートナーシップを締結する必要があると判断した。特に、NHN Studio629は、Rovioと目標とその方向性が似ていることから、今回、共同開発とグローバル展開を進めることにした。NHN Studio629がアジアで蓄積してきた経験とノウハウは、アジアで影響力を強めたいRovioの戦略とも一致している。

※メーカー発表情報を基に掲載しています。掲載画像には、開発中のものが含まれている場合があります。

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