スクウェア・エニックスが2016年春に稼働を予定している「ガンスリンガー ストラトス3」。本日1月7日にタイトーステーション新宿南口ゲームワールド店にて、本作のロケテストおよびオンラインボイスチャットイベントが実施されたので、その様子を紹介する。
本作のロケテストは、本日1月7日より全国10ヶ所で開催。ロケテストでは、新たなプレイアブルキャラクターであるアルゴー・オードナー、キャシー・オードナー、バン・オードナーの3名を使用できることはもちろん、既存のキャラクターたちにもさまざまな調整が加えられているので、こちらにもぜひ注目だ。
また、本ロケテストでは同時にオンラインボイスチャット体験イベントも実施。体験イベントでは、出演声優陣とオンラインボイスチャットをしながら実際に対戦することができる。詳しい開催日時や担当声優については、以下の通りとなっている。
日程 | 時間 | 担当声優 | 店舗 |
---|---|---|---|
1月7日(木) | 10:15~12:00 | 西田雅一 | タイトーステーション 新宿南口ゲームワールド店(東京都) |
1月7日(木) | 10:15~12:00 | 植田佳奈 | 名古屋レジャーランドささしま店(愛知県) |
1月8日(金) | 10:15~12:00 | 湯浅かえで | AMサントロペ池袋(東京都) |
1月8日(金) | 10:15~12:00 | 北原知奈 | ラウンドワン梅田店(大阪府) |
1月9日(土) | 10:15~12:00 | 北原知奈 | タイトーステーション 和光店(埼玉県) |
1月9日(土) | 10:15~12:00 | 阿部敦 | ラウンドワン広島店(広島県) |
1月10日(日) | 10:15~12:00 | 阿部敦 | ラウンドワン札幌すすきの店(北海道) |
1月10日(日) | 10:15~12:00 | 湯浅かえで | タイトーステーション 仙台クリスロード店(宮城県) |
1月11日(月・祝) | 10:15~12:00 | 阿部敦 | タイトーステーション 横浜西口五番街店(神奈川県) |
1月11日(月・祝) | 10:15~12:00 | 西田雅一 | タイトーステーション福岡天神店(福岡県) |
※上記の開催時間については、「オンラインボイスチャット体験イベント」のものとなっております。
※ロケテスト自体は2016年1月7日(木)~1月11日(月・祝)、各店舗とも10:00~24:00まで実施されます。
西田雅一さんと一緒に出撃!対戦相手には植田佳奈さんも
まだまだ肌寒い気温の中、タイトーステーション新宿南口ゲームワールド店では、多くのプレイヤーが開店前から店舗の前に並んでいた。事前に配布される整理券も即時終了となったようで、その人数から本作への関心の高さと盛況ぶりが伺える。
また、本店舗では全4台が「ガンスリンガー ストラトス3」のロケテスト筐体として稼働しており、同じフロアに現行版である「ガンスリンガー ストラトス2」も設置されていた。
タイトーステーション新宿南口ゲームワールド店では、片桐鏡磨役の西田雅一さんと一緒に出撃することができた。対戦相手は名古屋レジャーランドささしま店(愛知県)となっており、相手のチームには竜胆しづね役の植田佳奈さんも!
出演声優陣と一緒にプレイすることができる貴重な機会ということで、参加したプレイヤーたちはやや緊張した様子ながらも思い思いにボイスチャットを楽しんでいた。
しかしながら、プレイヤーはもちろん、西田さん自身も本作をやり込んでいるということもあり、試合が始まると雰囲気も一変。「○○狙いましょう!」「覚醒使います!」「2落ちいいですか?」などなど、リアルタイムでコミュニケーションを取り合って連携を図り、本作の醍醐味であるチーム戦を楽しんでいた。中には「植田さんを狙いましょう!」といった本イベントならではの会話も飛び出し、観客も含め会場一丸となって盛り上がる場面も。
実際にプレイしてみると、ボイスチャットの感度なども非常に良好で、ほとんどタイムラグなく会話することができた。各プレイヤーの状況を瞬時に把握することができるはもちろんだが、なんといってもプレイ中のちょっとした出来事や面白いハプニングなどを共有し、その瞬間を笑い合えたりするのが、ボイスチャットの嬉しいポイントだろう。
ちなみに、筆者がプレイした際に西田さんを含めた全員がキャシーを選択し、まさかの“キャシー4バー”で出撃することに。ステージがペイントガンによる落書きと、シャボンランチャー&レッドセンサーボムによるバブルで溢れかえるという、非常にメルヘンチック(?)な戦いが繰り広げられた。結果は負けてしまったわけだが、終始笑いが途絶えない非常に楽しい戦いができた。
今後の展望についても訊けた門井信樹氏インタビュー
――遠くの人とも気軽にコミュニケーションが取れるオンラインボイスチャット機能ですが、かなりスムーズに聞こえますね。
門井氏:ボイスチャット関連のシステムは、一般のPCゲームなどにも広く使われているものと同様のシステムを使用しているので、違和感なく使用できると思います。
――ボイスチェンジャー機能も複数のタイプが用意されていて、面白い仕上がりになってますね。
門井氏:ボイスチェンジャーは自分もかなり気に入っています。開発陣には「必要ないのでは?」と首を傾げられてしまったのですが、どうしても入れてもらいました(笑)。「今日はちょっと気分を変えてやりたいなぁ」という時や、普段とは違ったプレイを楽しみたい時など、良いアクセントになると思うのでぜひ活用してみてほしいですね。
――新キャラクターはどれも特徴的な性能になっていると思いますが、個人的にはその中でも特にキャシーが印象的でした。彼女の制作の経緯などがあれば、教えてください。
門井氏:キャシーは絵を描くことが好きというコンセプトがあったので、単純に筆で絵を描くような攻撃を取り入れることができればいいなぁと思い、今のような仕上がりになりました。
――そんな彼女の象徴的な武装であるペイントガンですが、一気にどのくらいの範囲まで描くことができるのでしょうか?
門井氏:かなり広範囲に設定されているので、画面の3分の2くらいまでは描くことができると思います。隅から隅まで…というのも可能かもしれませんが、あまり実戦向きとは言えませんね(笑)。格闘攻撃も、猫が落ちてきたりさまざまな動物が攻撃したりと、彼女のコンセプトにあったモーションで作り込んであります。
――3が稼働するにあたって、既存キャラクターにも調整が加えられると思いますが、方向性などはありますか?
門井氏:基本的に、キャラクターの基礎コンセプトを変えないようにしています。2ではどのキャラクターもいろいろなことができるようになっているので、一度この辺りにリセットがかけられるような調整ができればと考えています。
――新しいWP(ウェポンパック)なども追加されますか?
門井氏:具体的な数などは言えませんが、時期などを考えながら追加していく予定です。また、ロケテストではあまりお見せできていないのですが、ボイスやモーションなども新規に収録しています。正式稼働時にはこちらのほうもしっかりとお披露目できると思うので、ぜひ楽しみにしていてください。
――貴重なお話、ありがとうございました。